潜在意識を使って自分とつながる!瞑想の効果を高める25のコツ

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潜在意識を使った正しい瞑想の行い方

瞑想で安らかなイメージ
では、ここからは実際に潜在意識を使った瞑想のやり方についてお伝えします。

瞑想を行う時の呼吸は『腹式呼吸』

瞑想において大事なのは呼吸です、腹式呼吸を心がけましょう。

ゆっくりと鼻から息を吸い、胸とお腹が空気でいっぱいになったと感じたところで少し止め、またゆっくりと鼻から吐き出します。

これが腹式呼吸になります。この方法だと酸素が体内をめぐりやすくなるため、疲労回復や精神的に落ち着くなどの効果が大きく現れます。

息を吸うときにお腹が風船のように膨らむイメージをしながら、ゆっくりと鼻で吸い、鼻から吐く。このやり方をしっかり覚えておきましょう。

 

雑音は大敵です。静かな場所で、リラックスしましょう

いざ瞑想をしてみようと目を閉じて気持ちを落ち着かせてみると、普段気にならない雑音が意外と大きく耳に届いてくることに驚かれるかもしれません。静かだと思っていた部屋でさえ、実はさまざまな音が響いているものです。

このような中で行っても効果が半減するどころか、気が散って全く意味がなくなってしまう可能性すらあります。瞑想のポイントは『静かで』『リラックスできる場所で』『落ち着いて』行うこと。

とはいえ、リラックスできる場所は確保できても周囲の雑音までは止められませんよね。

そんなときは耳栓をするなどして騒音軽減対策に励んでみてください。環境が整ったら全身の力を抜いてゆったりとした気持ちで瞑想をしてみましょう。

また、時間を決めて「5分だけ静かに瞑想しよう」と決めて、時計をそばにおいて薄眼でたまに時間を見ながらやってみるのもひとつの方法です。

なかなか時間が過ぎないときもあります。集中できず、座っていることがつらい・・・。でもそんなときだからこそ、静かに瞑想を楽しむ余裕を意識して作ってみると良いですよ。

 

瞑想を行っている最中は丹田を意識しましょう

おへその指3本ほど下の部分を丹田、といいます。ここを意識して背筋を伸ばしましょう。

丹田は東洋医学などでは体の中心とされており、ここで呼吸をしていくことが良いとされています。

よくわからないな、と思った方は腹式呼吸に近いと思っていただいて構いません。手をおなかに充てて、息を吸ったり吐いたりしたときにおなかが膨らんだりへこんだりするのが腹式呼吸。

慣れないうちはこの腹式呼吸をする時に、おへその下の丹田の当たりに手を置いてここを意識しながら深く呼吸をすると良いでしょう。次第に自分の丹田がなんとなくここかな、と分かるようになっていきます。

 

瞑想をする時には、背筋をしっかり伸ばしましょう

瞑想において姿勢は非常に大事なだけでなく、呼吸にも影響します。猫背になっていたり、椅子に座っている場合は背もたれに寄りかかったりしているような体勢では、せっかく呼吸を意識しても取り込んだ空気がきちんと全身に行き渡らないため、効果が半減してしまいます。

まずは頭のてっぺんから体の中心を通ってまっすぐな棒が一本入っているような感覚をイメージしてください。おへその下、臍下丹田にぐっと力をいれ、背筋をしっかりと伸ばしましょう。

座る場所ですが、『床で座禅』だけが瞑想のスタイルではありません。膝の故障などで床に座るのが辛い場合は椅子に座っても大丈夫です。しかしその際も、姿勢を正すことは忘れずに。

 

瞑想を行う時には、雑念を払い心を無にしましょう

あれこれと考えているうちは気が散ってしまって、瞑想の効果を得ることができません。頭の中を空っぽにして、なにも考えない『無の状態』を作り出しましょう。最初は取りとめもない考えがいろいろ出てきてしまうものですが、姿勢を正し呼吸を意識しているうちに雑念は消えていくものです。

しかし中には、いつまでも頭の中で物事を考えてしまうという方もいらっしゃることでしょう。

そんな際は無理に頭を空っぽにしようとせず、まずは雑念を1つの物体としてとらえ、『箱にしまう』『ゴミ箱に捨てる』、もしくは『右から左へ受け流す』といったイメージを持ちましょう。

また、瞑想中に頭の中で次から次へと考え事が発生してくることがあります。時に考え事が深くなりすぎて白昼夢や霊的体験をしたような気分になってしまう場合もあるそうですが、それらはノイズというべき余計なモノ、捉われる必要はありません。スルーするよう訓練しましょう。

あれこれ捉われそうになりますが、ここでその考えを払うイメージで、浮かんだ考えを横にどけて無視していきます。そうすると何も考えが出てこなくなり周囲の音も聞こえなくなり身体の感覚も感じなくなってきます。ここが潜在意識へのアクセスの前段階の無の状態です。

 

無の状態を感じられたら、次は潜在意識の声に耳を傾けましょう

瞑想法で無の状態になったら、次の段階で今の日常の事ではない感情や声が聞こえたり感じたりするかもしれません。それはとてもポジティブな言葉や、癒し、いたわり、労いなどプラスのストロークをくれるニュアンスで働きかけてくれます。

この声こそが内なる声で深い深い潜在意識の中の真我の自分の声です。ここに触れると穏やかで平和な心になれるのです。これが瞑想の良さであり醍醐味です。

ここに到達し、この心地よさを感じられたら瞑想がやめられなくなるでしょう。日々のストレスから開放され本当の良い自分に出会いリフレッシュできますよ。

 

瞑想を行う目安は、はじめは1日5分〜15分くらいでOK

さて姿勢や呼吸法といった基本を確認したところで、いったいどのくらいの時間行えばよいのでしょうか。瞑想といえば長時間行う座禅などのような修行のイメージが強い方も多いかもしれませんが、それ特別です。

長くすればするほど効果的に違いない、と意気込まなくても、実は1日5分〜15分程度を目安に行えば十分です。

たったそれだけ?と思うかもしれませんが、その効果は2時間分の睡眠にも匹敵すると言われているほどです。

ちなみに、どのくらい瞑想をしたらいいか、という決まりはありません。最初は5分などの短い時間でよいです。それもつらいということなら、まずは1分~3分でも。次第に長くしていけるようになるとよいです。でも時間を長くすればいいというものでもないです。

その先の目安としては朝夕、15~30分くらい定期的に行えると良いでしょう。あくまで自分がリラックスし、楽しめる長さで行ってください。

なによりやってみると最初は案外長く感じるものです。そもそも人間が高い集中力を発揮できるのは15分が限度ですから、だらだらやるより短期集中の方が気持ちもしっかり切り替えることができます。

タイマーをセットするなどして行ってみましょう。やってみたけど長すぎてなんだか落ち着かない、無理!という方は最初は1分、2分程度から徐々に時間を延ばしてみてもOKです。

 

瞑想から現実にもどる方法は

瞑想の終わり、ゆったりとした静かな世界から現実の世界に戻っていくのは、ゆっくりと行いましょう。だんだん目を開け、指先を動かすなどの動きで少しづつ戻していきます。

せっかく瞑想を深く楽しんだのですから、その余韻を感じながら目をあけましょう。何度か目を閉じたり開けたりしてみながら、目をしっかり開けて瞑想から戻ってくるというのもよいかもしれません。

このように瞑想を終了する時の所作や方法については「こうすべき」という決まったものはありません。ご自分が自然に戻ってこれる方法が自然に定まっていくものですので、何度か瞑想を繰り返していろいろ試してみてください。

 

瞑想の基本は「継続は力なり」

週に1度だけ、2~3日に一度程度、はたまた気が向いたときにだけ……と、これでは瞑想の効果は半減どころかほとんど期待できないかもしれません。瞑想は毎日継続してこそ最も効果を発揮します。

とはいえ忙しい中、疲れてる中で何時間も行う必要はありません。時間は体調などに合わせて短くてもかまいません。出来る限り毎日続けるようにしましょう。

少しずつでも続けるからこそ上達していくように、習慣づけていけばそのうち『瞑想をする時間』というのも自然に生活リズムに組み込まれていくものです。

寝る前の数分間を瞑想にあててみる、など自分が続けやすい時間帯を探し、取り組んでみるところから始めましょう。

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