満月は私たちの心をとても神秘的な気持ちにさせたり色々な影響を与えてくれますよね。必要なエネルギーを月のタイミングと合わせて吸収したり逆に不必要なエネルギーを排除したり、特に満月の時には、引力の力が最も強くなりますので、何事も吸収されやすい状態にあります。ですので、この満月を利用してお願い事をすると成果が現れやすいのです。
そこで今日は幸せなひとがやっている満月の夜に行う不思議なおまじないについてお伝えします。役に立つ時が必ずあるはずですので、ぜひ覚えておいてください。きっと満月が待ち遠しくなりますよ。
満月におまじないをする準備と効果を高めるコツについて
まずは満月のおまじないをする前に、その下準備や効果を高めるコツなどについてお話しします。
お月様の周期とエネルギーについて
月の満ち欠けの周期は約29.5日と言われています。つまり、1ヶ月に1度満月になるということですよね。
新月から上弦の月となり、満月へと満ちていきます。満月となったあとは下弦の月となり、そしてまた新月へと欠けていくのです。
新月と満月では、それぞれ持つパワーが異なります。新月は「始まり」「成長」のエネルギー、満月は「達成」のエネルギーを持っていると言われています。新月で始めたこと、願ったことが満月で達成されるイメージを持って下さい。
満月は解放の時です
私たちは生まれてきてからこれまでの人生で、叶えられなかったこと、達成されなかったこと、これらの「出来ない」事をカウントしていくと、「出来ない」自分、が無意識のうちに当たり前になってしまいますよね。
満月の夜は物事を吸収しやすいと言われていますので、満月の夜に、このようなマイナス感情で心を埋めてしまうのはとても危険です。それはなぜかというとマイナスオーラを吸収してしまうからです。
「なぜだめなのか」と考え出しそうになったら、一呼吸し、その感情を手放して下さい。具体的に紙に書いて破るのでもいいですし、手の平に書いて飲み込むのでもいいです。そして、手放したマイナス感情はこの日を最後に振り返ることはやめましょう。
満月の夜にすると良いこと&悪いこと
満月は吸収力がある日なので、体に良い物を積極的に取り入れることをオススメします。特に食べ物を意識すると良いですよ。
満月の日は、ミネラルやビタミンなど、を多くとるように心がけると女性は綺麗になりやすい時期です。とかく何でも吸収しやすいのが満月の夜ですから、いつもよりお酒にも酔いやすくなると言えます。なるべく「悪いもの」は避け、「良いもの」を選びましょう。
また、満月は、女性ホルモンのバランスが乱れやすく、衝動的な感情やイライラが高まる時でもあります。いつもよりイライラしていると感じたら、満月のせいだと、自分に言い聞かせ、深呼吸を沢山すると良いでしょう。
ブルームーン ~特別な満月~
ひと月に満月が二度訪れることをブルームーンと言います。一回目に訪れる満月はファーストムーン、二回目がブルームーンと言われるものです。
とても珍しい現象であることから、北米などでは”once in a blue moon”「とても稀なこと」 という慣用句として使われるようになったと言われています。
その珍しさから、見た人は幸せになれる、という伝説もささやかれています。ブルームーンの満月の日には特別なおまじないも叶えてくれそうな気がしますよね。
満月になる日時を確認しましょう
さて、満月におまじないをする下準備についてお話ししてきましたので、次の満月はいつなのかを下記にある、2021年の満月の時刻表をみてしっかり確認しておいてください。
新月と満月の時刻 2021年度版
新月 1月13日(水) 14:01 やぎ座
満月 1月29日(金) 4:17 しし座
新月 2月12日(金) 4:06 みずがめ座
満月 2月27日(土) 17:18 おとめ座
新月 3月13日(土) 19:22 うお座
満月 3月29日(月) 3:49 てんびん座(←次回の満月はここです)
新月 4月12日(月) 11:31 おひつじ座
満月 4月27日(火) 12:32 さそり座
新月 5月12日(水) 4:00 おうし座
満月 5月26日(水) 20:15 いて座
新月 6月10日(木) 19:53 ふたご座
満月 6月25日(金) 3:40 やぎ座
新月 7月10日(土) 10:17 かに座
満月 7月24日(土) 11:37 みずがめ座
新月 8月8日(日) 22:51 しし座
満月 8月22日(日) 21:03 みずがめ座
新月 9月7日(火) 9:52 おとめ座
満月 9月21日(火) 8:55 うお座
新月 10月6日(水) 20:06 てんびん座
満月 10月20日(水) 23:57 おひつじ座
新月 11月5日(金) 6:15 さそり座
満月 11月19日(金) 17:58 おうし座
新月 12月4日(土) 16:44 いて座
満月 12月19日(日) 13:36 ふたご座
満月の時に意識して欲しい星座のテーマ一覧
そして、満月におまじないをする時には、今回の満月が「どの星座に滞在しているか?」も確認しておきましょう。
その星座が持つテーマに合った内容のおまじないをするとより効果があると言われています。
下記に星座別のテーマを一覧で記載しておきますので、こちらも意識しておきましょう。
牡牛座:本質・環境・信念・審美眼・安定感
双子座:知識・コミュニケーション・処理能力・ユーモア・好奇心
蟹座:仲間や家族・感情・育成・成長・共感
獅子座:頂点・ドラマチック・豪快・恋愛・決断力
乙女座:気配り・取捨選択・人の役に立つ・順応性・誠実
天秤座:センス・社交性・バランス感覚・チームワーク・平和 (←次回の満月はてんびん座です)
蠍座:集中力・信念・腐れ縁・権力・カリスマ
射手座:自由・肉体・旅行・正直・熱狂
山羊座:野望・伝統・達成・責任感・伝統
水瓶座:独創性・個性・未来・破壊と創造・博愛
魚座:インスピレーション・慈愛・癒し・芸術・喜び
満月にはおまじないをしてはいけない時間帯があります
さて、満月になる日時と滞在する星座がわかったところで、おまじないを始める前にあとひとつだけ知っておいて欲しい事があります。
それは、満月のおまじないの効力を消してしまうボイドタイムという魔の時間についてです。
ボイドタイムというのは、お月様がそのエネルギーを正しく発揮できない時間帯の事を指し、私達人間の感情も乱れやすくなると言われています。
ですので、ボイドダイムの時間帯に満月のおまじないをするのは「意味がなくなってしまう」ので絶対にやめておきましょう。
下記に2021年の満月の近辺で発生するボイドタイムの時刻表を記載しておきますので、しっかりチェックしておいてださい。
満月のボイドタイム時刻表 2021年度版
2021年の満月のボイドタイムは
1月30日 10:54~17:04
3月1日 0:59~4:18
3月30日 9:09~14:34(←次回の満月のボイドタイムはここです)
4月28日 21:33~29日 0:44
5月28日 2:37~11:25
6月26日 21:51~23:10
7月26日 8:15~12:31
8月22日 21:03~21:44
9月21日 8:55~12:14
10月20日 23:58~21日 5:00
11月19日 17:58~23:34
12月19日 15:03~18:43
満月の夜に行う不思議なおまじない
では、ここからは実践編です。満月の夜に行う不思議なおまじないについてお話しします。
満月水でエネルギーをチャージする
満月は新月に始まり、完了の意味がある時期とされています。パワーの吸収が最も高いときですので、満月の夜にはボールに入れた水を外に出しておきます。
青い色は月の光を吸収しやすいと考えられていますので、できれば青色の容器にお水を入れると、より一層効果が高まると言えるでしょう。この、満月のパワーを吸収させたお水「満月水」を作っておくと、色々なものに使えます。
満月水は飲料水としてエネルギーを吸収してももちろん良いのですが、部屋にスプレーして浄化をする作用もあります。体につけて悪いパワーを除くことも大切です。
このように満月水があるとアイテムとして数々の場面で利用することが可能ですので、満月の日には満月水を作る準備を忘れないでください。
体にいいものを取り入れて運気を上げる
吸収力の高い満月の日には、健康のためにも効率よく体に吸収をさせることが出来ます。
日頃気になっている症状を改善するためにもよいチャンスですので、薬やサプリを飲んでいる人はこの満月の日はとてもいいタイミングです。
そして深呼吸を繰り返し、新陳代謝力を高め血行をよくすることで体内の循環を良くする事が出来ます。満月に出産する人が多いのは実際によくあることで、満月による人間の体への影響は神秘的でありながら、実は統計的にも証明されているのです。
満月の夜にお財布を振る
お財布から現金やカード類の金銭を抜いて殻にした状態でお財布を振ってください。これは満月までに得た金銭的な運に対する感謝の気持ちを表すとともに、これからもさらに金運がアップするようにお願いする意味があります。
ポイントとしてはお財布を振りながら、月に向かって「今月も、豊かに生活することが出来ました!ありがとうございました!」と過去形でお礼を言います。過去形で言うことが大事です。
具体的な金額があるときは頭の中で繰り返しながらお財布を振ると効果があります。そしてお財布を振り終えたら、入っていた紙幣や硬貨をなるべくきれいに並べて新たな気持ちで迎えるようにしてください。
また、言葉に出して感謝の気持ちを表すことも大切です。
いらないものを手放す
満月は新月に向けての新しい準備期間でもあります。必要ないもの、悪いものなどを紙に書いて手放すことを誓います。
一つの時期の区切りと考えるとわかりやすいですが、満月の時期にこの手放す意識は、新しい時期を始める為のに気持ちの切り替えになります。
嫌な事や健康面でのこと、悩みがあればこの満月のときに書き出してください。心からその解放したい事柄を願ったらその後で書いた紙は破り捨ててください。
いつまでも気にしているとエネルギーが吸収されなくなります。
パワーストーンをチャージする
パワーストーンをお持ちの方は満月の日にパワーをチャージしてください。満月の日であれば一日中パワーストーンを外に出しておいても良いのですが、夜の方が満月の光を吸収しやすいです。
パワーストーンの種類によって光の吸収量は変わりますが、夜には確実に満月のパワーを吸収できますので、忘れずにやってください。
満月のパワーで恋愛運を上げるおまじない
片思いの人がいるときにはこの恋愛を成就させるお願いをしましょう。おまじないの方法は夜寝る前に満月に向かってその恋愛の成就を5回お願いします。
それが終ったら朝まで満月を見ないようにそのまま寝てください。お願いをしている間は決して満月から目をそらさないように、集中してその気持ちを念じます。
こちらも同様、天気が悪くて月が見えていなくてもパワー吸収することができますので、恋愛運をアップさせて片思いの人と結ばれたい時にはこのおまじないはとても効果的です。
大人限定の恋のおまじない
満月の夜、ワイングラスにロゼワインを注ぎます。そしてグラスに満月を映し、「恋が叶いますように」と唱え、ワインを全て飲み干します。
月が見えてない夜でも、月のパワーが衰えることはありませんので心をこめておこないましょう。
手放したい感情を解放するおまじない
新月は「はじまり」と言われ、満月は「達成」や「完了」と言われています。自分の中で手放したいのに、なかなか手放せない感情を持っている人は、その感情を完了し、手放したい感情を解放することが出来る時です。
小さなことでイライラしてしまう自分、人から言われた言葉に傷ついた自分、そういうマイナスな自分から解放されたいという人も、満月は絶好の機会ですよね。
まず、紙に「手放したいこと」を書き出してみます。手放したいことはいくつあっても大丈夫です。全て紙に書き出したら、その「手放したい感情や物事」を思いながら、満月に解放を願って下さい。
そして、満月へのお願いが終わったら、その後は「手放したいこと」を書いた紙は二度と見返さないで下さい!お願いが終わった時点で、解放へのステップがはじまっているので、紙はびりびりに破いてしまうなどして、捨ててしまいましょう。
お月様のサイクルとシンクロする
満月だけでなく、新月も大事な時間です。新月は「ものごとが始まる」時と考えられています。ですのでよく新月から48時間内に「新月の願い事」を紙に書き出しておきましょうと言いますよね。
新月の願い事についてはこちらの記事で詳しく説明しています
もしそれを行なっていた人は満月の日に、それがどれくらい達成されているかチェックしてみましょう。自分の行動を少し変えみるきっかけにもなりますし、叶ったことへの感謝をする良い機会でもあります。月の満ち欠けは自然のリズムです。
この、「満月のおまじない」と「新月の願い事」という、2つの行動を通じて、月とシンクロする意識を高め、ハッピーサイクルを呼び込むきっかけにしてみて下さい。
満月の夜のおまじないや、満月にすると良いとされる事の中で、何より大切なことは、「今自分が置かれている状況に感謝し、ありがとうと思うこと」です。そして、マイナスの感情を手放す努力をし、前向きに願いを達成させていく意識を持ちましょう。ポジティブな考えをしていればこそ、きっと、満月もあなたの味方をしてくれるはずです。
自然に、感謝の気持ちを持てるようなれたら、おまじないを唱えましょう。感謝の気持ちを持ちながら、月のパワーをうまく取り入れることが出来れば、自分の運気も自然に上がっていっているのを感じる事でしょう
そして、新月と満月に関する記事はここにまとめてありますので宜しければご覧ください。