大好きな彼が、別の女性と付き合うことになり、悔しくて苦しくて、あきらめきれず、なんとか別れさせる方法はないかと考えている方、そんなあたなにぴったりの、別れさせるおまじないがあります。
「別れさせる」というと、呪いや黒魔術のような恐ろしげなおまじないもありますが、ここで取り上げるいおまじないは、日常的に簡単に手に入る材料を使い、家の中でもきるおまじないです。
好きな人に彼女ができて、悔しくて、どうしてもあきれめきれないなら、やれることはすべてやり、とことんあがいてみるのもありですよね。ただし、人の縁を切ることになるのですから、ある程度の覚悟は必要かもしれません。
それでも知りたい、やってみたいという人は今からお教えする、カップルを別れさせるおまじないや縁切りのおまじないをご覧ください。そして必要に応じて試してみてください。
おまじないをする時の準備と心構えについて
まずはおまじないをする時の準備と心構えについてお話しします。これはカップルを別れさせるおまじないをする時にも、嫌な人との縁を切る「縁切りのおまじない」をする時も同じなのでよく覚えておいてください。
おまじないをする時は、身も心も清めてから行いましょう
おまじないは、きれいな心で行わなければなりません。純粋に祈るような気持ちで行ってください。心を開いて、まっすぐで素直な気持ちで行いましょう。また、心だけではなく、身も清めることも忘れないでください。
おまじないの前には、塩をひとつまみ入れたお風呂に入ったり、シャワーを浴びるなどしてから、清潔な服に着替えましょう。そしておまじないをする部屋も、きれいに掃除をして、窓を開け空気の入れ替をしておくと良いです。
おまじないは、「ひとつ」に集中する事
おまじないをする時は、同時に二つ以上はしないようにしてください。何故なら、おまじないには、集中力が必要になるからです。一度に二つ以上のおまじないでは、気持ちが分散して集中できず、効果も半減してしまいます。
願いが二つ以上あったとしても、おまじないはひとつずつ行いましょう。また、おまじないを行う時に、「半信半疑」ではいけません。「ダメモト」で行うおまじないなら、やらないほうがずっとマシです。
そんな気持ちでおまじないを行っても、効果は出ないと思います。信じる心が、おまじないのパワーを高めるのです。
カップルを別れさせる縁切りおまじない
では早速カップルを別れさせる縁切りおまじないの方法をお伝えします。
水を使ったカップルを別れさせるおまじない
古来から水を使った占いやおまじないのたぐいは多く、都合の悪いことを「水に流す」といい、水には縁をつないだり解いたりするパワーがあります。
そんな水を使った別れのおまじないは、まず赤い色の折り紙で鶴を三羽おり、頭の部分を黒く塗りつぶします。
羽の部分には、別れさせたい男女それぞれのイニシャルを書いて、水をためたバケツに入れて沈むまで置いておきます。
紙を水に沈めるおまじないは恋のおまじないにも多く、早く沈めば願いが叶うと言われています。
相合傘のおまじない
おまじないの定番ともいえる紙を使ったおまじないです。
折り紙や和紙などの白い正方形の紙を用意して、赤いペンで相合傘を書いたら、紙の左側に好きな男性の名前、右側に別れさせたい女性の名前を書き、その紙を半分に破ります。
好きな人の名前の紙を大切にもっていて、別れさせたい女性の方は破いて捨てたり、火で燃やしておきましょう。
土を使った別れさせるおまじない
土もまた、自然のエネルギーに満ちた存在です。土に埋めることでパワーストーンを浄化したりする効果もある土、そんな土を使った、別れさせるおまじないです。
まずは、スプーン一杯程度の土を用意します。その土に別れさせたい女性の名前を書いたら、そこにバニラエッセンス、スキムミルク、水を加えてよくかき混ぜ、土の団子をつくります。
団子の上に塩をふりかければできあがりです。
誰にも気がつかない場所にそっと置いておきましょう。
ライバルが去ったら、きちんとお礼をいって、団子は壊して土に返すか、海や川など水に戻してあげないと、今度はあなたに別れのおまじないが返ってきてしまいます。
花を使ったおまじない
二人の仲を壊して別れさせるおまじないには、キンセンカを使いましょう。
やり方は簡単で、まずキンセンカの鉢植えを用意して毎日水をあげます。
その際に「二人の仲が悪くなりますように」と唱えながら水をやります。
ちなみに、キンセンカの花言葉には「失望」「別れの悲しみ」などの意味があります。また、赤い花を三本、机の上に置いておくと相手の女性が離れていくというおまじないもあります。赤は風水では東と相性がいいので、机の東側においてみましょう。
お風呂の中でできる別れさせるおまじない
実は。お風呂に入っている時でも、別れさせるおまじないをすることができます。
湯船に浸かるときは、別れさせたい彼の名前を心をこめて唱えます。別れさせたい女性の名前は、シャワーの時に唱えましょう。
シャワーは、水に流して厄をとる役割がありますから、愛しい彼との仲を流すように念じながら唱えましょう。
そのときに塩をひとつかみ頭の上においてシャワーを浴びると、自分の厄も流せるので、一石二鳥のおまじないですよ。
鏡を使ったおまじない
鏡は古来より、神具として使われてきたパワーのある道具です。その鏡を使ったおまじないをご紹介します。
まず、鏡に別れさせたいカップルの名前をピンクのペンで書きます。
ここはフルネームでもイニシャルでもOKですが、名前にはパワーが宿るといいますので、できればフルネームで行いましょう。
名前を書いたら、その鏡を割ります。
危ないですので、鏡を袋に入れたりして、安全対策をして行いましょう。鏡を使ったおまじないには他、に好きな人のフルネームを書いて、両思いになれるといったおまじないもあります。
紙を使った別れさせるおまじない
紙に祈りや呪いを書くというのも、古来から続くおまじないですね。
ここではまた、白い紙を用意して行います。
白い紙の右側には、別れさせたい女性の名前を、左側に好きな男性の名前を黒いペンで書きます。
相合傘のおまじないのように真ん中から紙を破って、女性の名前を書いた紙を人気のないところにぐしゃぐしゃにしてから捨てます。
その後、好きな男性の名前の横に、自分の名前を赤いペンで書き、ハートマークを書き添えます。
魔術に使うマジックオイルを使うと更に効果が高まります。
腐れ縁を断ち切るおまじない
では次は、あなたの周りにいる「嫌な人」を遠ざけたり、近づいてきて欲しくない人と縁を切る「縁切りのおまじない」についてお伝えします。
嫌な相手を遠ざける!香りを使った縁切りのおまじない
古来より、香りの強いハーブやスパイスには邪気を払う効果があるとされています。これは、シナモンとタイムを使ったおまじない。『嫌な相手や面倒な相手を自分から遠ざける』効果があります。
【材料】……シナモンスティック(パウダーでも可)、フレッシュタイム(パウダーでも可)、塩
1.シナモンスティックを粉末にすりつぶします。
2.フレッシュタイムを乾燥させ、粉末にすりつぶします。(どちらも、手に入りにくい場合はパウダーを使用してもかまいません)
3.塩、タイム、シナモンを同量ずつ混ぜ合わせて、小瓶に詰め持ち歩きます。
嫌な相手や面倒な相手、あなたが縁を切りたいと願っている相手と話した後や相手の噂を聞いた時に、少量指でつまんで自分の足元にふりかけましょう。嫌な相手は徐々にあなたから遠ざかっていきます。
あなたの身辺を浄化する!風水を利用したおまじない
風水で、浄化の力を司るとされる色、『青』を使った縁切りのおまじないです。自分自身や身の回りを浄化し、悪縁が留まるのを防ぎます。
【材料】……はがき大の紙、青色のペンまたはボールペン
1.はがき大の紙に、縁を切りたい相手の名前をペン(ボールペンでも可)で書きます。
2.「○○さん、嫌なお役目ありがとうございました。私も成長することができました。
次は微笑んで会いましょう」と唱えながら相手の名前を青く塗りつぶしていきます。3.紙をゴミ箱に捨てます。
以下の言葉を唱えながら相手の名前を青く塗りつぶす『青』には『水に流す』『過去の清算』『新しいものを生み出す』という力があります。また、冷静さを呼び戻す作用をも秘めています。傷つき汚れ、疲れてしまった心を癒し浄化してくれるのです。
悪『縁』退散!粗塩を使ったおまじない
魔除け厄除けから美味しい料理にまで、幅広く利用されている粗塩を使って、迷惑な人を退散させるおまじないです。
【材料】……粗塩(精製されていない塩)、半紙、机
1.粗塩を半紙に包みます。用意するもの
2.半紙に包み、机の一番上の引き出しにしまっておきます。
コレだけ?と思うかもしれませんがこれだけです(笑)塩、とくに粗塩には嫌なものや邪気などを浄化する強い作用があります。おまじないの際にはぜひ、粗塩を使ってみてくださいね。
女性の強い味方!にんじんを使った縁切りのおまじない
風水では、にんじんには女性を結婚へと導く運気があると言われています。また、その効果も非常に強力、効果絶大です!コレは、そんなにんじんの効果を逆手にとって別れたい人との縁を切るおまじないです。
【材料】……にんじん1本、針(または彫刻刀)
1.にんじんに、縁を切りたい相手の名前を針、または彫刻刀で彫ります。カレーやシチューなど、にんじんを調理する準備をします。
2.にんじんを調理して、全て1人で食べ切ります。にんじんに縁を切りたい相手の名前を針または彫刻刀で彫る
3.にんじんを調理して、すべて一人で食べきる1人で1本食べきらなくてはいけません。
大きいにんじんは避けておいたほうが無難です。おまじないにとりかかる前に、カレーやシチュー等といった、無理なくにんじんを食べつくせるメニューを調理する準備も済ませておきましょう。
文字通り『水に流す』!トイレで行うおまじない
陰陽道でも、紙の人形を水に流して邪気や魔を払う呪法があるように、水の流れには悪霊を流し去る効果があると言われています。今回は自宅でも手軽に行えるよう、トイレを使って縁切りのおまじないを行います。
【材料】……トイレットペーパー、ペン
1.トイレットペーパーに縁を切りたい相手の名前をかきます。
2.そのままトイレに流します。
ちなみに、良く使われる『水に流す』という言葉。実は風水においては良し悪しに関係なく「気を流す」という意味にあたります。良い運気まで流れてしまわないように、常日頃からトイレは清潔にし掃除もこまめに行いましょう。
文字通り『切って捨てる』!はさみを使ったおまじない
相手との縁を断ち切る強力なおまじないです。腐れ縁など、今までどうしても切ることができなかった縁を切りたいなら行なってみてください。
【材料】……紙、ボールペン、はさみ(またはカッター)、ボンド
1.紙に縁を切りたい相手の名前をボールペンで書きます。
2.はさみ(またはカッター)で細かく切り刻みます。
3.切り刻んだ紙片をボンドで固めます。ボールペンで書いた名前が完全にわからなくなるくらい細かく切り刻むのがポイントです。
積年の恨みをここぞとばかりに発散しましょう。ボンドで固めることでよりおまじないの効果を高めることができます。ただし、大変強力なおまじないのため、喧嘩別れなどのような一時的な感情で行うことだけは絶対に避けてください。
古の伝承!禍(わざわい)を遠ざけるおまじない
ヨーロッパには古くから伝わる『コルヌ』というおまじないがあります。
【材料】……あなた自身の手
1.握りこぶしを作り、人差し指と小指を立てます。(影絵遊びの『きつね』のような形ですが、中指、薬指、親指は折り曲げます。これが『コルヌ』(動物の角)を意味します)
2.縁を切りたい相手に出会ったら、相手に見えないように『コルヌ』を作り、心の中で「消え失せろ!!」と強く念じます。
『コルヌ』は病気や怪我の治癒、ストーカーや痴漢といった嫌な人間から悪運やネガティブな気持ちなどを追い払う退魔・魔除けの効能も秘めていますが、それだけではありません。
不安にかられたときやどうしようもなく落ち込んだときなどに、心を沈め穏やかにしてくれる効果もあるのです。ぜひ試してみてくださいね。
時計を使った縁切りのおまじない
おまじないの強力な力で「縁を切りたいと願う人との出会い」から、なかった事にしてしまいましょう。
【時計を使ったおまじない:準備するもの】
・時計……置時計が一番適しています。時間を調整するねじがついているものを用意してください。
・相手の写真……相手が一人で写っているものが一番適しています。複数人で写っているものしかない場合は、相手が写っている部分だけを切り取って使用します。
【やり方】
1.縁を切りたい相手の写真を両手で持ちましょう。
2.写真に写っている相手の目を見つめながら「一生あなたとは会えない」と3回つぶやきましょう。
3.その写真を時計の前に置きましょう。
4.時計の針を、相手と出会ってから今までの年数分、逆回りに戻します。5分ぶんを1ヶ月・一回りを1年と計算し、大体の年月で戻して構いません。
5.時計と写真をそのまま一晩放置しておきましょう。
6.一晩明けたら写真を処分し、時計を現在の時間に戻して終了です。 効果が出るまでの時間には個人差がありますが、だいたい1ヶ月後ほどです。
「一生あなたに会わない」という言霊の力で呪の力を高め、時をさかのぼらせる事で関係の始まりをリセットするこのおまじない。なかなか強力なので、迷いがあるならやめておいたほうが無難ですよ。
別れの手紙で縁切りするおまじない
なかなか別れてくれない相手との縁を切るおまじないです。
白い便箋を用意して黒いペンで別れたい相手へ別れの手紙を書きます。思いっきり本気で書きましょう。それを灰皿などの上で燃やします。そしてその灰を土の中に埋めてしまいます。
火には「浄化」の意味があります。どうしても別れてくれない相手や別れたつもりなのに付きまとってくるような相手の縁を強制的に切るおまじないです。火を使うのでくれぐれも安全には気をつけましょう。
写真と写メを使った縁切りのおまじない
写真には霊力があるといわれています。別れても付きまとうようなしつこい相手との縁を切るために写真を使ってみましょう。
縁切りしたい相手と撮った写真を全て何も書いていない白い封筒に集めて入れます。
写メの場合は縁切りしたい相手と撮った写メを一つのフォルダにまとめて電源を切ります。
黒い紐を用意し写真を入れた封筒や携帯・スマホに十字を切るような形に黒い紐をかけて一晩おきます。
次の日に黒い紐をとり、封筒の中の写真を全部燃やします。写メの場合は消去します。写真を入れていた封筒は十字を切るように破り、黒い紐と一緒に燃やします。
火を使うので安全にはくれぐれも気をつけましょう。
悩み事を解消してくれるおまじない
では最後にあなたが抱えている問題や悩み事を解消する為のシンプルなおまじないを2つ紹介します。
悩み事を雨に流すおまじない
悩みを解消するおまじないを紹介します。誰もが知っている「てるてる坊主」を使ったおまじないです。
てるてる坊主に、水性ペンで泣き顔を描きます。それを雨の日に、ベランダなどの、雨の当たる所に吊るしておきます。
雨で、てるてる坊主に描いた泣き顔が流れてのっぺらぼうになれば、まもなくあなたの悩みは解決するでしょう。
使い終わったてるてる坊主は、「ありがとう」と感謝してから、処分します。雨降りは、気持ちの浄化のチャンスです。雨と一緒に、悩み事も流してしまいましょう。
水の力で悩みを消し去るおまじない
もうひとつ、悩みを解消するおまじないです。
紙に「流してしまいたい(消してしまいたい)悩み」を書きます。この時、なるべく具体的に書くことが大切です。
あなたが、今消してしまいたい、無くしてしまいたい事柄を書いてください。次は、その紙に塩を包んで燃やします。燃やした灰は洗面所などで、水に流します。
このおまじないで肝心なことは、「願望」ではなく、「流してしまいたいこと」を書くということです。水には浄化の力があります。水に流すことで、悩みも流してしまう(消してしまう)ということです。
さて、おまじないでを利用して縁切りをしたり、カップルを別れさせるのですから、そこには当然、マイナスのエネルギーが生じます。「人を呪わば穴二つ」ということわざにもあるように、時にはそのマイナスのエネルギーが、自分にも向かってくることがあるかもしれません。
そうしたパワーの強いおまじないを行ってでも、それでもやっぱり別れさせたいと願うのなら、おまじないのデメリットもきちんと理解して、覚悟をして行いましょう。
また、別れさせたからといって、自分が彼女になれるかどうかは、また別の努力が必要ですし、つきあえたとしても今度は自分がおまじないを使われるかもしれません。これらのおまじないは充分な注意を払って行うようにして下さい。