スピリチュアルとは何か?今すぐわかる7つの要素

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もう一歩踏み込んだスピリチュアルとは何か?本当の意味

もう一歩踏み込んだスピリチュアルの本当の意味スピリチュアルとは何なのか?がわかってきた所で、ここからはもう一歩踏み込んだスピリチュアルの本質についてや、スピリチュアルという言葉が持つ本当の意味についても解説していきましょう。

「本来は」目に見えない物の存在を感じる事という意味である

スピリチュアルとは、本来、「精神的な」、「霊的な」という意味のある英単語です。私たちは普段、目に見えるものをそのまま見つめ、事実として受け入れる事が多いですよね。

例えば、AはBであるという事実に対し、「どうして?」と疑問に思う事が少ないですが、それは、「AはBなのだ。そういうものなんだ」と、特別な理由を求めず、目に見えた事実を承知して受け入れているからなのです。

しかし、この世の中に起こっている全ての出来事が、「AはBなのだ。そういうものなんだ」という考え方だけで結論付けるとは限りませんよね。

例えば、「生き物は生まれ、いつかは必ず死ぬ」という事や、「地球には山や海がある」といった事は、「そういうものなんだ」と言ってしまえば、確かにそうなのですが、よく考えてみると、「そもそも、なぜ生き物や自然が地球という星にあるのだろう?」とか、「死んだら魂はどうなるの?輪廻転生って本当にあるの?」といった疑問が浮かんでくるはずです。

そして「この星や、私たちの命、宇宙にあるものの全ては、神様がお造りになった」と考える宗教もあります。その可能性もあるかもしれませんが、神様は目に見えませんし、本当の答えを、科学的な事で検証する事は難しいですよね。

このように、科学的な考え方だけでは答えが出せない現象、すなわち、目に見えない物の存在を考える事が、「スピリチュアル」の本当の意味なのです。

 

スピリチュアルとは身の回りの物や場所に神様がいると考える思想である

スピリチュアルなものは、普段の私たちの生活の中にも多くあります。例えば、占いや宗教、その土地の言い伝えなども、そのひとつです。

元々、日本の神道には、「八百万の神々」という考え方がありました。八百万には、無限という意味があります。

この考え方は、山には山の神様がいて、森には森の神様がいて、木には木の神様が宿っている…といった感覚で、この世に存在しているあらゆる物に、それぞれ神様がいらっしゃるとする思想です。

このように実際に目には見えませんが、それぞれの物や場所に「神様がいる」と考えるだけで、その物や場所を大切に使おうとする気持ちも、スピリチュアルの本来の考え方です。

つまりスピリチュアルとは、世の中に存在する自然や物、場所に対する、尊敬の気持ちとも言えるのです。

 

スピリチュアルとは私たちの行動に影響するようなイメージや願望を持つ事である

かなり昔の話になりますが、植村花菜さんの「トイレの神様」という曲が流行っていた時がありました。

この曲の歌詞では、植村さんのおばあさんが、「トイレには綺麗な女神様がいるから、トイレを綺麗にすれば、女神様みたいにべっぴんさんになれるのよ」と教えていたストーリーが書かれています。

そして植村さんは幼少期に、トイレをピカピカに掃除するようになったのです。

このように私たち日本人は特に、「これってこうらしいよ」とか、「私は見たことないんだけどね、昔この土地で…」といった、目には見えない物を話題にする事が好きな傾向があります。

そして、実際にその事が事実かどうか検証するよりも、「どうだったんだろう…もしかして本当にそうだったのかな?」と想像しながら話を聞いた方が、楽しいと感じています。

例えば「今日、双子座の人のラッキーカラーは緑です!」とテレビで流れていると、そのラッキーカラーが、実際どのように双子座の人に影響を与えるのかは分からなくとも、無意識に緑色の服を着る事もあるりますよね。

そんなふうに目には見えないけれど、こうであってほしい…といった願望がイメージとなって、その人の行動を変える事ができる、それがスピチュアルという概念の本質でもあります。

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