感性を研ぎすませて、小さな幸せを集める7つの方法

感性を研ぎすませて、小さな幸せを集める7つの方法
小さな幸せ、ちゃんと見つけていますか?あなたのまわりに幸せがないのではありません。そこに必ずあるのです。それを見つけようとするのなら、あなたはまず感性を研ぎ澄ませる必要があります。

今日から感性を研ぎ澄ますことを意識し、小さな幸せを集めてみませんか?

感性を研ぎすませて
小さな幸せを集める7つの方法

 

 

その1: 月明かりに耳をすます

月夜の静寂に耳を澄ませたことがありますか。一度その耳からいつも垂れ下っているイヤホンのコードを片づけ、テレビやラジオを消し、全身を耳にしてみてください。あなたはその耳に入る音に今まで気づいていましたか?

遠くを走るクルマの音、どこかから聞こえるモーター音、枝が鳴る音、虫の声。それらはずっとそこにあったのですよ。あったけれども気づかなかったのです。

いえ、気付こうとしなかったのかもしれません。気付かぬうちに季節が変わり始めている音を見つけましたか?音から他にどんな情報をキャッチしましたか?耳から入る情報はあなたの感性を磨きます。

磨かれた感性は表情に表れ、生き生きとした毎日への最初の一歩になるのです。

 

その2: 火の姿に学ぶ

万物は流転していると唱えたギリシャの哲学者ヘラクレイトス。しかしその一方で背後にある「変化しないもの」も見ていました。それが火です。

燃え盛る炎は終わることのない変化であると同時に一定の明るさを保ち一定の煤を出します。火は変化することと変化しないことの両方をはらんでいるのです。

人間は火を畏れ、敬い、そのうえで使いこなしてきました。自己の中にある炎も同じことです。人間は常に変わり、そして、常に変わらない存在なのです。炎を見つめ、無の境地になったとき、それははじめて姿を現します。

それが「気付き」です。気付いたあなたはもう以前のあなたではありません。ひとつの感性が磨かれ、迷いで曇らせていたその表情は、確固たる自信によって変化を遂げます。

 

その3: 豊かな海の世界に思いを馳せる

深海には、まだ私たちの知らない生物が多数存在します。そしてその生物もまた、人間の存在には気づいていないでしょう。確実に目の前にあるのに気付かないことが、実はたくさんあるのです。

母なる海。その神秘に思いを馳せることは、見えないものを見る力を養います。知らない世界が目の前にある。知りたい。知るにはどうしたらいい。小さな幸せも同じこと。

すぐそこ、手の届くところにある幸せを、知らずに通り過ぎるのか、知ってて見過ごすのか、それとも一歩踏み込んでその手の中にと思うのか。感性を磨くことはすなわち、目を見開き勇気を持って手を伸ばすことなのです。

こちらが手を伸ばせば、幸せの方からもこちらに手を伸ばしてくれるのです。水面に己の姿を映すが如く…です。

 

その4: 樹木に触れる

木のぬくもりエネルギーは、太古の昔から私たち人間とともにありました。私たちのDNAはしっかりそれを記憶しています。天高くその幹を伸ばす木に触れてください。

最初に芽を出したその日を想像してください。時間の積み重ねを感じ、感性を磨いてください。同じようにその木に手を触れた先人のメッセージ、パワーをあなたは静かに感じることでしょう。あなたが今ここにいて、そのパワーを受け継ぐことは偶然ではなく必然です。

もっと自分に自信を持って、顔をあげましょう。その視線の先には小さいけれど確実な幸せが待っているはずです。

 

その5: 光りものに気をつける

時に毒は、鮮やかで、光り輝いています。見た目だけではありません。言葉や気持ちも同じです。その輝きの由来は、本当に「善意」ですか?それはあなたを壊す「猛毒」ではありませんか?

真偽を見分ける心、すなわち善悪を判断する感性を、強い心で磨きましょう。邪悪な輝きに惑わされない冷静さと客観性をあなたは今すぐ身につける必要があります。

小さな幸せを集めようとするあまり、むやみに手近にある「光るもの」を称賛しないでください。感性を研ぎ澄ませてこそ幸せはあなたの元に訪れるのです。

努力なくして手に入れる「光」で、身を滅ぼすことのないように、充分気をつけてください。

 

その6: 大地に根を張る覚悟を決める

感性を磨き見えないものや聞こえないものに心を配る一方で、私たちは今、生きているこの現実世界にしっかりと向き合わなければいけません。大地に根を張り目の前をしっかり見ることが大切です。

見えるものを見なかったことにしない強さを持ちましょう。あなたの勇気はあなたの自信につながり、その表情に刻まれます。幸せは強く正しく勇敢な心を持ってこそ手に入るのです。

都合の悪いことはきかなかったふりをする…そんな小さな癖を捨て、堂々と顔をあげてください。小さな幸せを集めるヒントが、そこに必ずあります。

 

その7: 陽の光を全身に受ける

生物としての本能により、人間は陽の光を求めます。太陽のもと、大きく体を伸ばしたいと誰もが思うのは、なぜだと思いますか?心から湧き上がるその気持ちこそが、あなたの本能です。全身でその光を浴びましょう。スイッチを入れ、野生の勘を呼び覚ましましょう。

内に秘めていたその感性を刺激することで、今まで気づかず通り過ぎていた幸せの種に気づき、拾い集めることができるのです。

 

7つのキーワードにお気づきでしょうか。

月・火・水・木・金・土・日…そうです。あなたは今日から日替わりで、少しずつ感性をとぎすませればいいのです。毎日少しずつ磨かれたあなたの感性は、その立居振舞、その表情、その言葉に表れ、あなたをより魅力的にしてくれるでしょう。

それは飾りではない、内から輝く美しさです。あなたの魅力に幸せは引き寄せられ、あなたはいつのまにか幸せ体質になっていくことでしょう。さあ、今、この瞬間からが勝負です。

小さな幸せを集める方法は、あなたの中に眠っているのです。

 

まとめ

感性を研ぎすませて、小さな幸せを集める7つの方法

その1: 月明かりに耳をすます
その2: 火の姿に学ぶ
その3: 豊かな海の世界に思いを馳せる
その4: 樹木に触れる
その5: 光りものに気をつける
その6: 大地に根を張る覚悟を決める
その7: 陽の光を全身に受ける

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