「瞑想」と聞くと、「インド人が修行している感じ」や「怪しい宗教団体が集団で行っているイメージ」などが先行して、なんだか危険で怖いイメージを持っている人もまだまだ多いですよね。
しかし近年では瞑想は多くの目的で、世界中の人達が実践していて、やり方も多種多様。そして一方で瞑想を生活に取り入れることによって、ステーブ・ジョブズやマドンナ、クリントン元大統領など、人生やビジネスが成功した著名人も沢山います。
そして瞑想のやり方に関しても空間演出必須の人もいれば、何も用意せずやりたくなったら瞑想タイム、という人もおり、人の数だけ瞑想スタイルがあると言っても過言ではありません。
さて、簡単に始められるならやってみたいけど、気の流れを整える、自分の内面を見つめ直す、心と魂に呼びかける…など、瞑想は気にはなるけれどもやっぱり少し怖いという方はぜひこの記事を読んでみましょう。きっと瞑想に対するイメージがガラッと変わるはずです。
そんなわけで今回は瞑想が危険だと思っている人に、理解して欲しい13の事についてお話ししていきましょう。
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瞑想が危険だと思われてしまう誤解とは
では、まずはじめに、瞑想に対する誤解について、「瞑想は危険」だと思っている人の心配や間違いを一つずつなくしましょう。
瞑想する事によって目に見えない恐怖や危険に襲われることはない
瞑想からはたくさんの恩恵を受けられます。
ですので例えば、徳の高いお坊さんを見ると、その境地に少しでも近づければ、と思ってしまうかもしれません。そういったきっかけで瞑想を始めようとする場合、自己流で始めて大丈夫かな?目に見えない危険なものが近寄ってこないかな?と不安になってしまう事でしょう。
でも、安心してください。徳のあるお坊さんのような人達のほとんどは瞑想以外の修行や修練も平行して行っています。
瞑想でネガティブが増幅される危険はない
瞑想すると、どんどん自分をマイナスの方向へ引きずり込んでしまうのではないか?と思ってしまう人も居ますよね。
瞑想する事によって、ネガティブが増殖するという危険性はほとんどありませんが、もし、瞑想することによって苦しくなる、つらいことばかり考えてしまうという人は、今は瞑想をするべきときではないかもしれません。
友人や家族に悩みを聞いてもらったり、趣味でストレスを解消したりして、内面を見つめるよりも発散する時期だと考えましょう。
瞑想はいつでもできます。時期が来れば、瞑想することで何かを得られるときが巡ってきます。それまで待ちましょう。
瞑想に危険があるとすれば、瞑想に固執することかもしれません。瞑想は万能ではありませんので、ネガティブな意識に負けてしまいそうな時には、他の手段を選ぶという事も必要です。
瞑想したら「無にならなければならない」訳ではない
瞑想というと「無」の境地を求めて瞑想したいと思っている人も居ますよね。無になれば悩みから開放されるとの期待から、そう願う人が多いのかもしれません。
無というのは、欲望からも開放された状態。つまり何も欲しいと思わない状態です。そこにはすでに「無になりたい」という欲望すらありません。
しかし、瞑想をしたら「必ず無にならなければならない」訳ではありません。
瞑想自体を楽しむくらいの気持ちが心身に良い影響を与えてくれますよ