子供の性格や子育てを不安に思う親に、知っておいてほしい19の事

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【性格別】子供を上手に理解してあげるポイント

【性格別】子供を上手に理解してあげるポイントのイメージでは、このパートでは性格別に子供をうまく理解してあげるポイントについてお話しします。

泣き虫な性格の子供は認めてあげましょう

子どもの心配ごとで一番多いのが、「うちの子、泣き虫で……」という心配。特に、4~5歳まで、小学校入学前のお子さんに、男女問わず多いようです。お母さんとかたときも離れることができない、幼稚園に登園するのに必ず泣く、健康診断などに行っても、お医者さんに触られるだけで泣いてしまう。

ショッピングセンターにキャラクターのぬいぐるみが来ていて、他のお子さんは嬉しそうに駆け寄っていくのに、うちの子は親から離れることができず、ぬいぐるみに触ることもできずに泣き出してしまう……。もうすぐ小学校に入学するのに、このままで大丈夫かしら!? と、親としても強い不安感を抱くものです。

しかし、考えてみてください。子どもは必ず「泣く」ものです。赤ちゃんの頃から、お子さんは泣くことによって、感情をあらわしてきたはずで、ある程度成長してから泣く子どもというのは、まだ言葉で感情をうまく表現できないだけなのです。子どもは日々大きくなります。そうそう泣いている大人がいないように、いつかは、泣かなくなるもの。

「泣いちゃダメ!」は逆効果です。よけい泣いたり、「自分の感情を表現してはいけないんだ……」と解釈して、表現ができなくなってしまうことも。
子どもの心の中に、泣きたい感情があることを認め、「泣きたいよね」「悲しいのかな? コワイの?」と親が認めて上げると共に声をかけてあげましょう。

泣き虫な性格の子供は「親がしっかり待ってあげましょう」

前項であげたように、泣く子どもには、マイナスの感情を泣くことで表現しているのだということを、認めてあげるほかに、子どもがその感情を言葉にするのを、待ってあげるということが必要です。

泣きはじめたら、背中を撫でながら、「大丈夫、大丈夫」と声をかけて、まず落ち着かせてあげましょう。

泣き止んだらしめたもの、「泣きたい気持ちがとんでったね! かっこいいよ!」と笑顔を向けてあげることです。

また、「どうしたいのかな?」「何があったの?」と、子どもが言葉にして気持ちを表現できるよう、導くと良いでしょう。それには時間がかかるものです。イライラすることは大人なら誰でも理解できますが、そこで怒っては子どもにとっては解決にはならないのです。

きつい性格の子供とは、やわらかな生活を意識しましょう

泣き虫さんとは反対に、なにごとも積極性はあるけれども、やりすぎてきつすぎるのではないかと、お子さんを心配されている親もいらっしゃることでしょう。お友達につい、キツイことを言って、トラブルにでもなると心配はひとしおですね。

そんなときは、生活が時間にしばられすぎて、セカセカしていたり、家で「ダメよ!」「はやくしなさい!」とばかり言っていないかどうか、見直してみましょう。

幼少期、子どもを縛り付けることで、子どもが他の子に対してきつくあたる、ということは、よくあることです。お散歩に行ったり、お風呂で遊んだりして、少しゆったりとした時間をつくることです。

そして、親子で「ありがとう」を言い合い、お子さんに優しさが見られたときには「嬉しい!」と思い切り喜んで、褒めてあげましょう。優しくすることの大切さを覚えます。

また、きついと思われる性格は、長じて積極性につながることがよくあります。怒って否定するのはお子さんの長所をつぶしてしまうこともあるので、やめましょう。

人見知りな性格の子供とは「一緒に歩む」を意識しましょう

人見知りで挨拶もできない、という子どもでも、幼稚園に入園した、あるいは小学校に入学した、など、何かのきっかけできちんと挨拶できるようになるもの。それは、親の教育もありますが、周囲の子どもを見て学ぶことも多いのです。

例えば、ご近所を歩いたり、児童館を利用するなどして、人に会う機会を増やし、挨拶できない場面では「いっしょに言おうか!せーの……」と、共に歩む姿勢をみせてあげてください。

そして出来た時には、たくさんほめましょう。「どうしてできないの!」と言っても、できるようにはなりません。

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