兄弟構成と性格の関係を学んで、人付き合いの達人になる7つの方法

兄弟構成と性格の関係を学んで、人付き合いの達人になる7つの方法 皆さんは、両親や友人、恋人の性格の判断材料の1つに『兄弟構成』を用いた事がありますか?交友関係を広げていくうえで、容姿の他に相手を知る事が出来る方法の1つとして、相手の兄弟構成を知るのも手です。

もしくは、自分がどんな性格だからどんな相手と相性がいいのか、そんな参考の1つとして兄弟構成と性格の形成について少しでも知識を蓄え、人付き合いに有利になれるかもしれない情報を教えます。

 

兄弟構成と性格の関係を学んで、
人付き合いの達人になる7つの方法

 

 

『聞き上手』が多い長子の事を知ろう

両親にとっては初めての子供で、手探りで愛情を受け厳しく躾けられる長子。初めての子供だという事で周囲の愛情を独り占めできるかと思いきや、下の子の誕生によって世界は一変します。

すると両親から「お兄ちゃん(もしくはお姉ちゃん)なんだから面倒見て」と言われ、親に甘える事を我慢し、聞き分けの良い子供や責任感が強い子供になることが多いようです。自己主張が控えめになってしまう傾向もあるようですが、話す事が好きな人が友人なら、丁度いいバランスになって良い交友関係を築けると思います。

 

『空気を読みやすい』中間子について知ろう

上下に兄弟姉妹がいる中間子は、甘える事も甘えさせる事も経験してきた人が多く、兄や姉であり弟や妹でもあるというその曖昧なポジションから、自分の存在を確立させるために強い自己主張を発揮するようで、目立ちたがりの甘えん坊になるか独自の世界観を持つ個性的な子供になるようです。

家族の中では対象によっては接し方や話し方、立場が最も変わる存在なので、兄弟の中では最も協調性に富んでいる人が多く、小泉純一郎元首相や安倍晋三首相など、首相経験者には中間子が多いようです。コミュニケーション能力が高いので、その人の性格によってはどんな人間とも仲良くなれるかもしれません。

 

『自己表現が上手』な末っ子について知ろう

一番最後に生まれた末っ子は、家族全員の愛を一身に受けて育ちます。年上に囲まれて育つせいか、困った事があればすぐに人に頼る傾向があります。しかし、兄弟によっては一番小さいため、上の兄弟達に苛められたりする事もあるようで、負けん気やチャレンジ精神が培われ、要領よく物事をこなしていく子供になるようです。

よく聞く話だと、兄弟喧嘩をすると下の子が勝つ傾向がありますが、これは下の子は手加減を知らないので思い切り暴れる事ができ、上の兄弟は両親に言われてきた「兄弟の面倒を見る」という使命感が根付き、無意識に手加減をしてしまっているからなんだそうです。宮里藍選手や本田圭佑選手など、スポーツ選手に末っ子が多いのも関係あるかもしれません。

 

『個性的』な一人っ子について知ろう

愛情を奪い合う兄弟が居ないので、生まれた時から寵愛を受けて甘やかされているかと思いきや、一人っ子だからこそと思い、厳しく躾ける親も多いようです。気ままな一人っ子は無関心でマイペース。人との距離の取り方や気配りも苦手な人が多く、家族内で学ぶ事が出来ないので外の友人関係で培う事が必要とされてきます。

芸術面で頭角を現す人が多いのが一人っ子で、坂本龍一さんや村上春樹さんが一人っ子らしいです。一見、我儘で協調性がないと思われがちな一人っ子ですが、兄弟間で妬む事も妬まれる事も経験してこなかったので穏やかな性格の人が多いようです。

 

兄弟構成で相性の良い人を見つけよう

人付き合いで気になるのは、やはり相性です。『長子』と『末っ子』は、面倒見が良い人と甘えたい人で相性はバッチリでしょう。『末っ子同士』だと、お互い似たようなタイプなので一番友達になりやすいようです。『長子同士』は、お互いの苦労を分かち合えるので安定の友人関係を築く事が出来ます。

『中間子』と『一人っ子』は、お互いの境遇に憧れを抱き、それぞれの事を尊重して補い合える関係を築く事が出来るようです。『中間子同士』は、上と下の兄弟姉妹に挟まれて苦労して育ってきた人が多いため、仲間意識を感じて仲良くなりやすいようです。

 

兄弟構成で性格を見極めよう

同じ家庭環境だとはいっても、上に兄が居るか姉が居るか、下に弟が居るか妹が居るかで細かく性格は変わってきます。『複数の弟を持つ兄』だと、リーダーシップを発揮するが、女性に優しくするのが苦手で人の上に立ちたがる人に。『複数の兄がいる弟』は我儘で気性が激しいが女性に弱い。

『複数の妹がいる兄』はフェミニストで、物の考え方に偏りがなく、責任感がある。『複数の姉を持つ弟』は可愛がられて我儘になる人もいれば、扱き使われて育ったせいか、女性の扱いに長けしっかり者になる場合もあるようです。『下に妹ばかりの姉』は、たくましく成長するが支配願望が強く、年下の女性を可愛がる傾向にあるようです。

『複数の姉の下に居る妹』は甘やかされて育つ子が多く、気まぐれで我儘な性格が多く、恋愛向きとはいえない性格です。『下に弟たちを持つ姉』は、面倒見がよく献身的な人が多く、良い妻となるでしょう。『上に兄達を持つ妹』は親切で気立てが良く、臨機応変に行動する事が出来ます。このように、単に兄や姉だからといって性格が一緒な人はいないのです。

 

育った環境も性格を形成する要因だと自覚しよう

人と環境は切っても切れない縁です。人の価値観や思考などは育ってきた環境の中で形成され、兄弟構成も『環境要因』の1つです。影響を与えるというだけで、人間そのものを形成するとは言えません。

兄や姉だからといって、育った環境によれば弟や妹に支えられなければならない頼りがいの無い人に育ち、末っ子だからといって甘えん坊でなく、兄弟達に指示できるようなたくましい子に育つことだってあります。

『末っ子だから我儘なんだね』などという言葉は決めつけです。『長子だからしっかり者じゃなきゃいけない』なんてこともありません。長所も欠点も当然ながらあります。それを自覚し、補う事が出来れば兄弟構成に関係なく人付き合いが出来ると思います。

 

いかがでしたか?

参考になりましたでしょうか?兄弟構成は変える事が出来ず、性格も修正が効かないと落ち込む事はありません。自分の性格を自覚し、欠点を見つけて補う努力をすれば良い出会いに巡り合えるでしょう。頑張ってみて下さい。

 

まとめ

兄弟構成と性格の関係を学んで、人付き合いの達人になる7つの方法

・『聞き上手』が多い長子の事を知ろう
・『空気を読みやすい』中間子について知ろう
・『自己表現が上手』な末っ子について知ろう
・『個性的』な一人っ子について知ろう
・兄弟構成で相性の良い人を見つけよう
・兄弟構成で性格を見極めよう
・育った環境も性格を形成する要因だと自覚しよう

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