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心の闇を取り除く為に行ってほしい14の方法
ではここからは、あなたの中で生まれてしまった心の闇を取り除く方法についてお話しします。
猜疑心にとらわれた心を解放しましょう
心の闇を取り除く為に、もし自分は騙されているのではないか、目の前の人が自分に向けた笑顔には裏があるのではないか、ちらっと視線があったその人は自分について悪い噂を流しているのではないか…。
そんなふうに感じているのなら、猜疑心の塊は一度捨ててしまいましょう。
思い切って誰かに話してみてください。
それは疑惑の相手、本人でもかまいません。「騙してる?」「嘘をついている?」きっと相手は笑って否定する事でしょう。
「人との会話には心の闇をぬぐい去るパワーがあります。
気持ちの重さを言葉という形で一度外に解放してあげて心の荷物を軽くしてみてください。必ずや闇に光がさしてきます。
自己を肯定してあげましょう
どうせ自分なんて…そう思いがちなあなたは、きっと心の闇を抱えてしまっています。それは自己否定という名の闇です。
自己を肯定することは、実は簡単な訓練や習慣で身につけることができます。
毎日1回、自分のいいところを5つ、言葉に出してみましょう。
誰も聞いていないのですから、正直に、時には甘すぎる評価で構わないのです。その時、必ず「私は」と頭につけてください。
私は可愛い、私は歌がうまい、私は繊細だ、私は愛嬌がある、私は正しい…なんでもいいのです。5つ肯定して声に出してみましょう。
私たち日本人は謙遜を美徳とするところがありますから、こういったことには多少の抵抗を感じるかもしれません。
しかし、あなたの気持ちを軽くするため、その心の闇をぬぐい去るために、そろそろ殻を破る時です。その時、あなたの心には一筋の光が射し、重い気持ちはその重力を失っていくことでしょう。
孤独を必要以上に恐れるのはやめましょう
なぜ他人からの評判を気にするのでしょう。なぜ顔に無理矢理な笑顔をはりつけて、うなずいて見せるのでしょうか。きっとそれはあなたが孤独を恐れているからです。
では、自分の気持ちを押し殺してまで人に合わせ、仲間と集うことであなたの孤独は解消されますか?
いいえ、おそらく解消されないでしょう。それどころかさらに大きな孤独に苦しめられるかもしれません。
なぜならば無理な笑顔や無理だ同意は自分自身という唯一無二の味方さえも存在しなくなるからです。
ですので孤独を必要以上に恐れてはいけません。
自分自身という絶対的な味方さえいれば、あなたは決して孤独ではないはずです。顔をあげ、堂々と自分自身で居続けてください。そこに心の闇などつけいる隙はありません。
自信過剰にならないようにしましょう
これは今まで述べたことと相反するようにも聞こえますが、実はそうではありません。
自意識過剰になると「自分がどうありたいか」ではなく「自分は他から見てどうあるべきなのか」や「他から何を求められているのか」の思考がベースになってしまいます。
厳しいことを言いますが、他人はあなたをそう真剣には見ていません。ですからそんなに「他人から見た自分」にこだわる必要はないのです。
あなたはあなた。自然な姿のまま、あなた自身の人生を生きているのです。
自分自身を摩耗していくような言動は今すぐ断ち切ることをお勧めします。心の闇のカーテンを開け、外から覗いている人間などいないのだと自覚しましょう。
あなた自身をとりもどすことで、心の重さを感じなくなることでしょう。
失くしたものを数える必要はありません
失ったものは元には戻りません。失うことは悲しいでしょう。悔しいでしょう。しかし、どん底まで沈んだら、その次はジャンプです。勢いをつけて浮上するのみです。失くしたものを数えるより、これから手に入れるものを数えます。
心の中の闇が一番深く暗くなったら、そこからは明るさを求める方向に一気に力がはたらくのです。闇を抜け、心の重さを捨てる方法…それは失くしたものを数えないということです。
いつまでも嘆いていると心の闇はどこまでも深くなっていく一方です。
他人と自分を比べても何も良い事はありません
幼いころから「人間は平等です」と教えられて育つ私たちですが、実際のところ、人間は平等ではありません。しかしそれは嘆くことでもありません。自分に課された試練は自分が乗り越えていく。それだけです。
隣の人にどれだけのものが課されているのか、そんなことはどうでもいいことです。隣の人の人生は、あなたの人生ではありません。あなたは、あなたの荷物のことだけを考えましょう。
人と自分を比べ始めると心の闇はどんどん広がってしまいます。