心の闇とは何かを理解して、ぬぐい去る14の方法

心の闇とは何かを理解して、ぬぐい去る方法
多くの人が一度は心の闇を抱えた経験がありますよね。それを乗り越えられた人もいればまさにいま苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。心の闇は、人に相談しにくい家族内の問題や健康問題、あるいはキャリアについての悩みやさまざまな人間関係の悩みが常態化した結果、陥ってしまうものです。

生きていく上で悩みはつきものですが、せっかくの一度きりの人生ですから、いろんなことがありながらも可能な限り楽しく幸せに過ごしたいものですよね。心の闇を抱えたままでいたい人なんていないはず。

そこで今回は、いま心の闇を抱え苦しんでいる方がそこから抜け出すために必要なこと、心の闇とは何かを理解して、ぬぐい去る方法についてお話しします。

心の闇とは?

心の闇とは?のイメージ
まずはじめに心の闇とは何か?についてお話しします。

心の闇とは何か?

心の闇から抜け出す方法を考える前に一度、心の闇とは何なのかを考えてみましょう。心の闇というのは多くの場合中長期的な悩みから派生するものと考えられています。

一時的で原因がはっきりしている悩みよりも、何が原因で何を改善したらすっきりするのか判然としない不安感を感じるタイプの悩みのほうが厄介ですよね。なかなか出口が見つからないのですから。だからこそ「闇」に迷い込んでしまうのです。

つまり、心の闇は出口も入口もない悩みにとりつかれた状態であるといえます。

ではこのことを踏まえ、その心の闇から抜け出すヒントを探っていきましょう。

 

心の闇を感じた見直してほしい6つの事

心の闇を感じた見直してほしい事のイメージ
では次は心の闇を感じてしまった時に見直してほしい幾つかの事柄についてお話ししましょう。

「恐れ」を感じる事は悪いことではありません

あなたはひょっとして、こんなことをお考えではありませんか?「心の中にこんな闇を飼っているなんて、自分はダメな人間だ」

いいえ、そんなことはありません。心の闇は誰しも持っているものです。今すぐ完全に消すことは難しいかもしれませんが、徐々にならそれは可能です。

あなたの中にある、「恐れ」をまずは許容してください。心の中に「恐れ」があることは、決して悪いことではないのです。ただ、それがそこにあって、それを恐れている自分がそこにいる、たったそれだけのことなのです。

 

「全て自分のせい」と抱え込む必要はないのかもしれません

よく、こんな方がいらっしゃいます。「あぁ、あの時自分がこうしていたら、あの人はあんな風にならなかったんじゃないか」「自分がこういう風に行動できていたら、あれはもっと良い結果になっていたんじゃないか」

最近無責任な人が増えている…という話も聞きますが、こんな風に責任感が強い人もたくさんいらっしゃいます。もしかするとあなたは責任感の強い人なのかもしれません。

確かに、あなたがその時そうできていたら、結果は違ったかもしれません。しかし、それは本当にあなたのせいでしょうか?いえ、「あなただけのせい」なのでしょうか?

私たちは全てのことを完璧にこなすことも、全ての人を救うことも出来ません。ですのであなたはまず、あなた自身を完璧に救うことから目標にしてみませんか?

そう、その責任感の強さは素晴らしいものです。ですが、もう少し自分を楽にしてあげても良いのです。

 

「ありのまま」を受け止めてみましょう

あなたは今の自分がお好きですか?もし「好きではない」としたらなんてもったいない!

いったいあなたの何がいけないというのでしょう?

  • 性格
  • 考え方
  • 容姿

いったいあなたの目指しているものは、どこにあるのでしょう。

一度、ありのままの「あなた自身」を受け止めてみてください。受け入れなくても構いません。許容できなくても良いのです。

今のあなた、そのままを「受け止めて」みてほしいのです。

あなたは、完璧を求めるあまり、ご自分の素晴らしさに気づいていないのかもしれません。「ありのままの自分」を受け止めることで、徐々にですが、ご自分の素晴らしさに気づくことができます。

さぁ、今晩からぜひ始めてみてください。あなた自身が、あなたの素晴らしさを受け止めることで、心の闇は薄れていきます。

 

あえて「いつもと違う」ことを意識してみましょう

人間は、知らず知らずのうちに言動・思考・嗜好が習慣化しているものです。ですから、あえて「いつもと違う」ことをしてみてください。

もし、あなたが心の闇にとても悩まされているのでしたら、これはとても重要です。なぜなら、心の闇を作り出す原因すら、習慣化している可能性があるからです。

ですので、思い切っていつもと違うことをしてみましょう。

  • いつもなら食べないものを食べる
  • いつもなら着ない色の服を着てみる
  • いつもなら行かないお店に行ってみる
  • いつもなら…

やってみて、どうでしたか?もし、強い不安を感じるようなら、それはやめておきましょう。少しでもワクワクしたのであれば、それは良い兆し。ぜひ、もっとトライしてみてください。

 

悩みを掘り下げることはやめましょう

悩みや不安感を抱えながら日々を過ごすはつらいですよね。なんとなく毎日が楽しくなくて友人と会っても好きな音楽を聴いても気分があがらない、こういう状況になってしまうとおそらく次にすることは、「どうしてこうなってしまったのだろう」「どうすればこの状態から抜け出せるのだろう」と考え始めることでしょう。

しかし、考えてどうにかなるのならば心の闇を抱えることはありません。考えてもどうもならないから闇にはまってしまうのです。ですので大切なのは悩みから離れることです。

仕事の人間関係で悩んでいるのならば休みを取る、夫婦生活が悩みのタネならば週末だけでも実家に帰ったり友人宅に泊まらせてもらったり、思い悩むのをいったんお休みして、生きづらさ・しんどさを感じるファクターから思い切って一度離れることをおすすめします。

 

最終手段だと思っていることがあれば、それを早い段階で実行しましょう

たとえば、転職、離婚、引っ越し、いずれも大きく環境を変えることになりますし勇気のいる一大決心ですよね。それこそ、本当に本当にどうしようもなくなったときの最終手段だと思っている方も多いでしょう。

特に仕事や婚姻関係、住む場所といった、生活基盤にかかわる大きな要素を変えるにはためらいも大きいかもしれません。

しかし、もう一度よく考えてみましょう。最終手段と思っていたことを実行してみてもこの世が終わるようなことは起きません。

おそらくは最悪の結果を想定してしまうがために一歩踏み出せないだけで、最悪の結果が起きる確率は最善の結果に転じる可能性と確率的には変わりません。

私たち人間は常に最善の選択をできるほど天才的な生き物ではないのですし、「逃げ道」だと考えている選択肢も立派なひとつの「道」としてみてください。

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