好きとは?自分の感情を確かめる3つのコツ

好きとは?自分の感情を確かめる3つのコツ
好きとはどういう気持ちなのか、はっきり頭で理解している人は多くないですよね。誰かのことが何となく気になっているけど、それがどういう感情なのか良く分からないという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。人に話すと、「好きだからじゃないの?」と言われてはっとするけれど、それでもまだ納得できなかったり、好きという感情はとても複雑で、厄介なものなんですね。

普段私たちは何気なく、誰々が好き、誰々は好きじゃないという言い方をします。でも、その好きがどういう感情なのか、実のところよく分かっていないのです。そもそも、好きという感情には色んなレベルがありますよね。好きとひと口に言っても、それはどんな好きなのか、どれほど好きなのかということを考えないと、好きとはどういう感情なのかも分かってこないのです。

ということで今回は、好きとはどういう感情なのか、自分の感情を確かめるにはどうしたら良いのかについてお届けします。

 

好きとは?
自分の感情を確かめる3つのコツ

 

好きとは?迷ったら「特別な好き」かどうかを考えてみる!

自分の感情が分からないときは、まず、好きとはどんな感情なのかを考えてみましょう。好きとは、ごく大まかにいうと、近くにおいておきたいという気持ちです。好きな本や好きなアクセサリーなど買って手元においておきたいと思いますよね。その気持ちの延長に、人に対する「好き」という感情があります。

つまり、知らないうちに誰かを見ている、そして、その人の側にいたいという思いがあれば、「嫌いではない好き」という感情があることになります。でもそういう「好き」は、たとえば、家族や同性の友人にも感じる「好き」です。一緒にいたい、話をしていたら楽しいという感情。あるいは、好きな芸能人などの側にいってみたいという感情とも共通します。

特定の誰かに対して「自分はこの人が好きなのかも」と思ったら、このような一般的な「好き」との違いを考えてみてください。気が合う友達や親兄弟と一緒にいると気が楽になって心が落ち着きますよね。その人といるときはどうでしょうか?

親や友達に対する気持ちと同じ様に、一緒にいると落ち着く、気軽で楽しいという気持ちであれば、その人に対する気持ちはまだ友達段階、「特別な好き」にはなっていないのでしょう。

逆に、一緒にいると、楽しいという気持ちよりも、ソワソワした不安定な感情を覚えるようであれば、友達とは違う感情がそこに混じっていると考えられます。一緒にいると、もっと一緒に過ごしたいとは思うけど、気持ちは揺れているといった状態、それが友達に対する好きとは違う、「特別な好き」の始まりといえるかもしれません。

 

好きとは?迷ったら「どんなふうに好き」かを考えてみる!

気になる誰かのこと、他の人とは違う「特別な好き」かもしれないと思ったら、「どんなふうに好き」かを考えてみましょう。

異性に対する特別な好きとは、どんな気持ちでしょう?その人と一緒にいたい、一緒に何かをしたい、その人のことが知りたい、もっと仲良くなりたい、他の女性と仲良くして欲しくない、その人のために何かしてあげたい、その人を笑顔にしてあげたい・・・、色んな気持ちがありますよね。

好きとは?という答えに迷ったら、まずは、その人を思い浮かべ、その人と何をしたいか、どうなりたいかを考えてみてください。一緒にご飯を食べたい?一緒に外を歩きたい?ゆっくり話をしたい?彼に食事を作ってあげたい?一緒に旅行をしてみたい?

たくさんのことが浮かべば浮かぶほど、貴方は彼に関心を持っているということです。もっと知りたい、もっと深く知り合いたいという思いがその気持ちの土台にあります。一緒に何かをしたいという思いと何かをしてあげたいという思いは、深く知り合うための具体的な方策なんです。

 

好きとは?迷ったら、「どれくらい好き」かを考えてみる

「特別な好き」を感じ始めたら、「どれくらい好き」かを考えてみましょう。普段顔を合わせている相手に対しては、その存在感の大きさを意識していないことが多いものです。自分はどれくらいその人が好きなのだろうかと考えるには、まず、その人の存在の大きさを考えてみると良いでしょう。

「どれくらい好き」かがよく分からないときは、彼を失ったらどうするだろう、どんな気持ちになるだろうと考えてみてください。彼が急にいなくなったら、貴方はどう思うでしょう?彼が誰かに奪われたら?彼が急に去ってしまったら?

これらの問いを自分の心に向かって投げかけてみましょう。そうすると、自分の心の中にある「好きとは何?」という疑問への答えが自ずと見えてくるでしょう。

彼が急にいなくなってしまったら、もっと親しくしておかなかったことを後悔するでしょうか?もっと優しくしなかったことを?もっと話しておかなかったことを?あるいは、もっと素直にならなかったことを?それとも、後悔せずにすみますか?

いなくなったら激しく後悔するだろうと思うときは、その人に対してしてあげたいこと、しておきたいことがたくさんあるときです。気持ちが強く彼に傾いているからこそ、いなくなったらと考えたときに強い後悔に襲われます。もっと素直になっておけば良かったと思うだろうと考えたのであれば、かなり強く彼を意識していると考えて良いでしょう。

 

好きとはどういう感情なのか、じっくりと考えてみたことのある人は多くないものです。好きといっても色んなレベルの感情がありますので、自分でよく分からないときは、まず、好きの意味を考えてみましょう。

友達や家族に対するときと同じ様な、気軽で安心感を覚えているのなら、その人への思いもまだ友達段階。急いでアクションを起こさず、慎重に対応していけばよいでしょう。普通の好きとは違う感情を覚えたら、「特別な好き」の始まりです。

さらに、「特別な好き」を感じている相手に対して、自分は何をしてあげたい、何をしたいかといったことを考えていきます。そうすると、「どんなふうに好き」かが分かってきます。

そして、最後に、「どれくらい好き」かを自分の心に訊ねてください。彼を失ったら?彼が急にいなくなったら?彼を誰かに奪われたら?それらの問いに自分の本音で答えれば、自分の中にある「好きとは?」の答えが見えてくるでしょう。

まとめ

好きかどうか自分の感情を確かめるには

・「特別な好き」かどうかを考える
・「どんなふうに好き」かを考える
・「どれくらい好き」かを考える

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