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人生疲れた状態から今を変える為の術
では最後に人生疲れてしまった状態から今を変える為に行うと良い方法についてもお話ししておきます。
人生疲れたというときは、現実を肯定してみる!
実は人生疲れたなあと感じるときこそ、現実ありのままの自分を肯定してあげることが大切なのです。
人生疲れたと考えているときは、心の中で自分を否定しているときです。そのベクトルを反対にしてあげるには、自分に肯定感を与えてあげると良いのです。
とはいえ、自分に肯定感を与えるというのは簡単なことではありません。
そういう人はまず、自分の持っているものを確認してみましょう。自分を肯定する方法としてお勧めなのが、「ノート書き出し方法」です。
- まずは手始めに、ノートなどに自分がやりたいと思っていること、やれればいいなと思っていることを書き出します。こんな自分になりたい、と思っている自分の理想を書くんのです。書き出すのは、ノートじゃなくて、パソコンでも構いません。
- そして、次のページに、これだけはしたくないと思っていることを書き出します。殺人、事件など、沢山あると思います。他人への暴力、いじめ、離婚なども、したくなければ書き出します。出来るだけ、細かく書きましょう。
- そして最後に、自分が出来ていることを書き出すのです。人に暴力をふるいたくないと思っていて、実際に、人に暴力をふるっていないなら、それはあなたが「出来ていること」です。いじめをしたくないと思っていて、それをしていないなら、それも貴方が「出来ていること」。そんな風に、自分が「出来ていること」を書き出してみましょう。
- そして最後に、最初のページに戻り、これからしたいこと、なりたい自分像をもう一度見てみます。そうすれば、自分は「まだ」そこにたどり着いていないだけ、これから行ける場所なんだなと思えるはずです。
人生疲れたと投げてしまっているときは、自分を否定しがちです。ですのでこのように肯定のきっかけを見つけてあげることが大切なのです。
人生疲れたというときは、思いっきり過去を振り返ってみる!
過去を振り返るのは、現在を肯定するための一つの方法です。ただ、むやみに過去を振り返るのではなく、どうせなら、今の自分が抱えている問題の根源を探す旅に出てみましょう。
私たちは、いきなり今の私たちになったわけではありません。子供の頃から、少しずつ大人になってきたのです。
したがって、人生疲れたとぐったりしているときには、今の自分の根っこにある過去の自分を眺めることで新たな道が開けることもあるのです。
- アルバムなどを見ながら、過去の自分を思い出してみましょう。子供のときの貴方、中学生のときの貴方、高校生のときの貴方、それぞれに楽しいこと、悲しいことがあったはずです。そのときの自分がどんな発想をしたのか、どんな行動をしたのか、どんな対話をしたのか、出来るだけ細かく思い返してみてください。
- そして、子供のとき、中学生のとき、高校生のときの貴方の言動を評価してみてください。この子はこのとき怒ってケンカしたけど、あれは短気すぎるとか、この子はあのとき泣いて逃げたけど、あれは弱虫だったとか。今の貴方は大人です。必ず、子供の頃より良い選択肢を思いつけるはずなのです。
そうして、過去の自分を次々と他人評価したら、今度は今の自分に向き直ってみましょう。きっと、前には気付かなかった現実への対応方法が浮かんでくるはずです。
人生に疲れてしまった時には他人と自分を比べることを止めましょう
人生に疲れたと感じるとき、気づくと誰かと自分を比べていませんか。あの人には恋人がいるのにとか、あの人は収入が多いのにとか、あの人はルックスが魅力的なのにとか。しかし幸せとは自分が決めるもので、相手に比べて自分が幸せかどうかで決まるものではないのです。
「自分はこんなに辛いのに、あの人はあんなに幸せそう」と落ち込むことは全くの無意味なことなのです。
何故なら、それは実際に相手の方があなたより幸せな訳ではなく、「あなたには」相手の方が「幸せにみえる」だけなのですから。
あなたには幸せそうにみえたとしても、本当は他人には言えないような悩みを抱えているのかもしれません。
ですから、他人と自分を比べて落ち込むことは全く無意味なことだと気づきましょう。