最近はSNSでも性格診断が流行っていますが、人の性格を見極めることに関心がある方は意外と多いですよね。実はツールを用いた診断をしなくても、何気ない仕草だけでも人の性格は分かります。

相手の面構えや日々の言動から性格を予測することは、なんとなく出来そうですよね。なんと、それらの情報を除いた身体の動きや仕草だけでも性格は見極められるのです。

例えば姿勢や手の動き、足の組み方等々普段気にもとめないところから、性格が滲み出ているとしたらいかがでしょうか。仕草から性格が解れば、当然人間関係はスムーズになるとは思いませんか。

こういったことは心理カウンセラーや諜報員、優秀なビジネスマンなど、コミュニケーションのプロはほとんどが取り入れています。

仕草や姿勢といった非言語の情報から性格を見極められたら当然相手への理解力、共感力を抜群に高められます。今回はそんな対人関係をスムーズにさせる為に役に立つ、仕草から性格を見極める方法をお伝えします。

 

性格を何気ない仕草から見極める！
５つの簡単チェック術

 

 

足の動きから性格を見極めよう

まずは足の組み方から分かる、性格の見極め方についてお伝えしましょう。座っている時に相手は足をどうしているのか、そこに意識を向けている方は少ないのではないでしょうか。

実は足の組み方から性格は簡単に見極められるのです。例えば、左足を上に組んでいる人がいたとします。そういった人は前向きで明るく楽天的な性格で、前向きな心理状態だということも解ります。

では逆に右足を上にして組んでいるとしたらどうなるのでしょうか。そういった方はどちらかというと大人しいタイプの性格で、静かにしていたい気分だとわかります。

では足を頻繁に組み替える人は、一体どういう性格だと思いますか。頻繁に足を組み替えている場合は落ち着きがない性格で、今聞いている話に飽きていたり、興味を失っていると言えるでしょう。

いかがでしょうか、これなら簡単に見極められそうですよね。このように足の組み方だけで相手の性格と、心理状態は見極められるのです。

 

歩き方から性格を見極めよう

さて次は歩き方から性格を見極める方法をご紹介しましょう。歩き方から性格を見極められるとは、知らなかった方も多いのではないでしょうか。

ではここから一つづつ見ていきましょう。大股で勢いよく歩く人はどのような性格なのでしょうか。そういった人は快活で明るく社交的な性格で、自分に自信を持っていると言えるでしょう。そして同時にプライドが高いということも見極められます。

それでは対象的に歩幅が小さく肩を落として歩く人は、どういう性格だと見極められると思いますか。そういう人は小心者で自分に自信が無くあまり自己主張をしない性格だと言えるでしょう。

しかしながらこの歩幅が小さい歩き方から性格を分析する場合は注意が必要です。何故ならこの歩き方は普段自信がある人でも、一時的に自信を無くした時にする場合があるからです。

歩き方には性格だけでなく、現在の気分も表れるているのです。スキップしていれば今気分が良いということは誰が見ても解りますよね。

だけどそれだけでなく幼児性が強い性格だとも見極められるでしょう。このように目の前の人を観察すれば、歩き方から性格と気分を見極められるのです。

 

腕の状態から性格を見極めよう

ここからは上半身に注目をしていきましょう。相手の腕の状態からも性格を見極められるますが、そのことを知っている人は少ないのではないでしょうか。

目の前の相手が腕を組んでいたとしたらどういう性格だと思いますか。そういった人は自分を強く見せたいという自己顕示欲が強く、緊張して警戒心を持っていると見極められます。

その腕組の固さでどの程度の警戒心なのかも見極められます。ふわっと軽く軽く組んでいれば、警戒心はそこまで強くないですが、固く組んでいればかなり警戒しています。

この腕組は男性には多く見られますが、女性ではほとんど見かけません。こういったことから男性の方が女性よりも警戒心が強く、緊張しやすい傾向があると分かりますよね。

では逆に腕組みをせずに、力を抜いてまっすぐ肩から腕を下しているような状態の人はどういう性格なのでしょうか。こういった方は普段からリラックスしていて、緊張しにくい性格で、細かいことを気にしない、おおらかな性格だと見極められます。

リラックスしているということは雰囲気からも分かりますよね。では腕を子供のようにぶらぶらさせている人はどういう性格なのでしょうか。

こういう人は落ち着きがなく飽きっぽい性格で、今聞いている話に飽きていると見極められます。子供がよくする動作でもありますが、特に集中力がない子供程、こういう動作をしていますよね。こういった分析的な視点を持てば、相手の何気ない腕の動きからも、性格や気分を見極められるでしょう。

 

手の動きから性格を見極めよう

先ほどは腕の状態についてお伝えしましたが、次は手の仕草に注目してみましょう。話している時に相手は手をどうしているのかを見れば、性格を見極められます。

分かりやすいところからお伝えしますね。指をトントンと動かし、激しく机を叩いている場合はどういった性格だと思いますか。短気でイライラしやすい性格だと雰囲気からも分かりますよね。

上司が無能な部下に対してよくしている動作ですが、実際に非常にイライラしています。こういった性格が見極められたら、普段よりも言葉を選んで、慎重に話しましょう。

では女性が髪を触る仕草からは、どのような性格が見極められるのでしょうか。この仕草には退屈しているという感情が隠されています。

そして頻繁に髪を触る女性は、飽きやすい性格で、注目されたい欲求を持っているにも関わらず、満たされていない不満が隠されているとも言えるでしょう。

では男性が髪を触っていると、どういう意味があるのでしょうか。男性が頻繁に髪を触る場合は、緊張しやすい性格だと見極められます。このように同じ動作でも性別によって意味が変わる場合がある、というのがポイントです。

ではこの動作は普段やっているという方も多いかと思いますがいかがでしょうか。膝の上に手を置いて、じっと動かさずに話を聞くという仕草です。

この仕草は面白くない、感動していないという無意識の意志表示となります。日本人には多いのですが、感情の起伏が少ない性格だと見極められます。

では話をする時に身振り手振りが、ダイナミックな人の場合はどういう見極めができるのでしょうか。先ほどの真逆だと考えたら分かりますよね。そういう人は感情の起伏が大きい性格だと見極められるのです。

 

手や指の状態から性格を見極めよう

では次は手の指から性格を見極める方法についてお伝えしましょう。普段から相手の指の状態を注意深く観察しているという方は、少ないのではないでしょうか。

もし対峙した人が、力を入れずに自然と開いたパーの手になっていたとしたら、その人はどのような性格なのか。その人は他人に対して警戒心が少なく、受容的な性格であり、今は心を開いていると見極められます。

ではその逆に、握り拳をギュっとつくっていたとしたら、どのような性格だと思いますか。そういう人は他人に対する拒絶感が強く、簡単には他人を受け入れられない性格で、今は極端に緊張して心を開いていないと見極められるでしょう。

では先ほどお伝えしたどちらでもなかったとしたら、どのような性格なのでしょうか。もし指を開くでもなく、グーにするでもなく弱々しくすぼめている人がいたら、そういう人は人に疑いを持ちやすく損得勘定で考える性格の持ち主です。

また損することを極端に嫌い、猜疑心が強いとも言えるでしょう。これらはほとんどの場合、無意識なので、本人の自覚はありません。指を観察していくと面白いように相手の性格や心理状態が分かってしまうのです。

そして更なる注目ポイントは手の差し出し方です。例えば握手を求めた時に力強く、エネルギッシュに差し出してきた場合は男性的で力強く豪快な性格だと見極められます。

では逆に、スマートでおしとやかにゆっくりと手を差し出してきた人はどのような性格だと思いますか。そのような場合は自己主張が弱く、相手を受け入れやすい性格だと見極められるのです。

 

いかがでしたか。

手の仕草や動きから性格を見極められたら、人間関係やコミュニケーションをスムーズにしていくことが出来ますよね。人の性格や気分は身体の動作に表れますが、それを自覚している人はほとんどいません。

性格的特徴がちょっとした仕草に出ているなんて、ほとんどの人は知らないのです。ですからこの見極め方を日常に取り入れて相手を観察していけば、相手の性格だけでなく心理状態もいち早く察知できるようになりますよ。

この観察を専門用語でカリブレーションと言いますが、これは心理カウンセラーやセラピスト等、対人コミュニケーションのプロは当たり前に行っていることです。

相手の性格を仕草から理解できたら、人間関係もつくりやすいですよね。相手の仕草から性格を見極めて、人付合いを充実させていきましょう。

 

まとめ

性格を何気ない仕草から見極める！５つの簡単チェック術

・ 足の動きから性格を見極めよう
・ 歩き方から性格を見極めよう
・ 腕の状態から性格を見極めよう
・ 手の動きから性格を見極めよう
・ 手や指の状態から性格を見極めよう