7つの色が持つ意味と不思議な効果とは

7つの色が持つ意味と不思議な効果とは
色はそれぞれ意味を持ち、私たちに不思議な効果をもたらします。「色彩心理学」という言葉を聞いたことがある方も多いですよね。色彩心理学では、私たちが生活の中で無意識に選んでいるつもりの色にも実は必ず意味があると言われています。

よくドラマなどで、子供が描いた絵を見て心の状態を知るシーンを見たことがありませんか?絵を描くときに使われる色彩には、その人の心理をあらわす色の使い方をすると言われています。まさしくそれが色彩心理学なのです。それは絵以外にも言えることで、普段着る洋服の色にもあなたの深層心理が隠されています。

つまり、その色を手にするのは自分がその色を好きだから選んだと思いがちですが、実はその色を選ぶにはある理由があったということなのです。ここでは、そんな色の持つ意味と不思議な効果を7つの色に絞って詳しくお伝えします。

 

7つの色が持つ意味と
不思議な効果とは

 

7色が与える影響とは?

私たちが普段何気なく見ているものには、すべて色がついています。しかし、それらの色は決して適当につけられているのではありません。実は、作り手が色彩学から配色して厳密に選んでいるのです。

その理由は、消費者のニーズを満たすとともに、人工的に誘導するためでもあります。よく、今年の流行色は〇色!そんなうたい文句で、流行色の洋服をまとったモデルが微笑んだ表紙の雑誌を思わず買ってしまったことはありませんか?

これが、あらかじめ流行りの色を決めて、その色の商品を買わせるという誘導です。私たちはその誘導を素直に信じて買うわけですが、よく考えると結果的に流行ったものなら、去年は〇色が流行りましたとなるはずです。

また、色には身体的にも影響を与えます。体内の神経を刺激したり、気分に変化をもたらすこともできます。そんな風に、色は不思議な意味を持っているのです。

 

色別の意味とその効果

色は、私たちの心理的、感情的、生理的な部分に影響を与えます。その影響力を理解すると、私たちの潜在的な能力を高めたり、感情をコントロールすることができるのです。それでは、色が持つ意味と効果を色別に詳しく見ていきましょう。

 

赤色は自信に満ち溢れたリーダーの色

赤色が持つ意味は、自信、活力、情熱をあらわします。よく子どもの好きな戦隊モノのリーダーは赤色のコスチュームを着ていますよね。それは、色彩学が元となり、自信に満ち溢れ情熱的にみんなを引っ張っていくリーダーに赤色を着せているのです。

 

オレンジ色は温かい優しさの色

オレンジ色が持つ意味は精神の落ち着きです。太陽の色と似ていることから温かい色のイメージを持たれることからオレンジ色ですが、よく、暖炉の炎を見ていると気持ちが落ち着くという意味に炎の色が関係していたと聞くと納得ですね。

 

黄色は集中力と危険を回避する色

黄色が持つ意味は、集中と危険回避です。集中力を高める反面、目立ちたいとか注目されたいという意味を持っていることから、学校で使う文房具は集中力が高まるように黄色が多くつかわれています。また工事現場に黄色が使われるのは、危険!注意!がわかりやすいように黄色の人の目に飛び込んでくるような目立つ特性を利用しています。

 

緑色は心を平和にしてくれる色

緑色の持つ意味は、平和や癒しです。人を穏やかな気持ちにしてくれる効果の緑色は目に良いとか、疲れが取れるといわれますよね。それは緑色が持つ癒しの効果からそう言われています。観葉植物を部屋に置くと家族の仲が良くなるといわれますが、それは癒しの効果が心を平和な気持ちにさせてくれるからです。

 

青色は真面目で清潔感を与える色

青色が持つ意味は、真面目、清潔感です。青色には鎮痛効果もあり、気持ちを穏やかにしてくれる効果があります。よく空や海を眺めると気持ちが落ち着くのはそのためです。また政治家が着るスーツに青が多いのは真面目さや清潔感を色彩学からアピールするためといわれています。

 

紫色は気持ちを落ち着かせる色

紫色が持つ意味は、死、夜になる手前の色としてあまりイメージはよくありません。しかし、その一方で紫は高貴な場面でも使われる色でもあるので人によっては真逆で対照的なイメージを持つ色といえるでしょう。

しかし、紫色には癒しの効果もあり身に着けることで心を落ち着かせる効果があります。冷静に物事を処理したいときや整理したいときに紫色のものを身近に置くとその効果を発揮します。

 

ピンク色は更年期障害を軽減させる色

ピンク色には女性の身体の中の女性ホルモンを活性化させる力があります。年齢を重ねるとピンク色を好んで着る人が増えるのは、多くの女性が悩む更年期障害の症状を軽減する作用もあるからです。女性ホルモンの欠如に伴いあらわれる抜け毛や肌のたるみなどを防止するには、40代からピンク色を身近に置くことでアンチエイジングできる効果があります。

 

いかがでしたか、色にはそれぞれの色が持つ不思議な力がありましたね。身に着けたり目に見えるところにあるだけで私たちの身体や心にいろんな効果をもたらす色の世界。色彩心理学を学べば健康で老化を遅らせることができそうです。

お部屋の内装に色彩学を取り入れれば、ストレスが勝手に解消されたりリラックスできるお部屋が作れるのではないでしょうか。私たちの生活に欠かせない色はもっと奥が深いものです。

怖いのは、知らずに選んでいたつもりでも、SOSのシグナルとして体が欲しているのかもしれないということです。この機会に、自分の洋服や身の回りのものの色をもう一度見直してみてはいかがでしょう。無意識に自分の心が抱えているものを感じ取ることができるかもしれません。

まとめ

7つの色が持つ意味とは

・赤色は自信に満ち溢れたリーダーの色
・オレンジ色は温かい優しさの色
・黄色は集中力と危険を回避する色
・緑色は心を平和にしてくれる色
・青色は真面目で清潔感を与える色
・紫色は気持ちを落ち着かせる色
・ピンク色は更年期障害を軽減させる色

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