兄弟の性格を知って 家族関係をいつも円満にする7つの方法

兄弟の性格を知って 家族関係をいつも円満にする7つの方法

顔かたちは似ていても中身はまったく別物なのが兄弟姉妹たるもの。子供の場合は、一緒にいないとなんだか落ち着かないくせに寄れば触れば喧嘩はするわ大騒ぎだわ。

分別ついた大人になってもどうにも相手に対してはいまひとつ掴みどころがないような。そんな、どことなく近くて遠いような感覚の不思議な家族関係『兄弟』について、その性格を把握して家族関係を円満に保つ7つの心構えを紹介します。

 

兄弟の性格を知って
家族関係をいつも円満にする7つの方法

 



 

似ているけれど『別個の人間です』。


ついついひとくくりにして考えてしまいがちな『兄弟(姉妹)』。怒るときもついひとまとめにして「いい加減にしなさーい!」なんて怒ってしまっていたりして。そういう状況もアリといえばアリですが、血が繋がっていようと仕草や顔立ちが似ていようと、『別々の人間』であるということを忘れないようにしましょう。

同じ言い方をしても片方は大して堪えていないのに、もう片方は内心かなり凹んでしまっていつまでも立ち直れない……というのもよくある話です。子供なら成長と共に自分は自分、という意識を持つようになります。

自分という1人の人間を見てくれていないと感じると、孤立感を深め心を閉ざしてしまいがちになります。その人の『個』に目を向けてあげるように心がけましょう。

 

絶対に、比べないで!


「○○はちゃんとできるのに、お前は……」って言ってしまったことのある方、正直に手を挙げて!といったらおそらく大半の方の手が挙がるのではないでしょうか。これもついやってしまいがちですが、いけません。

兄弟(姉妹)というのはやることなすこと全てから、親の関心や愛情を独り占めしたいという本能にいたるまでにおいて、もっとも身近なライバルです。

互いに切磋琢磨できるのなら良いのですが、劣等感を植え付けられるような否定形の言葉「どうしてあなたはできないの」「やっぱりあなたはダメね」を言われ続けると完全に萎縮してしまいます。

気持ちが萎縮してしまうと卑屈になってしまったり、家族への不信感や怒り等を常に抱くようになってしまうのです。

 

先に生まれたからなんだというのだ!


「○○はお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」。これも良く聞くワードではないでしょうか。もちろん今まで苦手だったことを克服した、成長を感じることができたといったような、良い事柄についてこの言葉を使うのは正解です。

その子の自信や誇り、意欲に繋がります。しかし「~なんだから『我慢しなさい』」「~『しなくちゃダメ』でしょう!?」などなど、常に自分を抑えることを強いられ続けると、鬱屈した感情が長い年月を経て爆発したり、人格形成において問題を引き起こしたりすることがあります。

確かに先に生まれたからには年少者を大切にするということを身につけるのは必要です。そのための「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」は立派にしつけとしての一言となり得るでしょう。

しかしあれもこれも我慢して、譲って、とそれを当然のように強いられればいつかたまった鬱憤は歪んだ攻撃性となり自分自身や他人にはけ口を求めることにもなりかねません。「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」の使い道はさじ加減が重要。ポジティブなこと、褒められることにこそ盛大に使いましょう。

 

後に生まれたからって押し付けられる筋合いはない!!


「○○は弟(妹)なんだから」。とこれもまたよく聞きますね。もちろんわがままばかり、甘えてばかりは世間では通用しません。きちんとしつけをするにおいて、我慢するということや年長者をたてるということを覚えるのはとても大事です。

しかしこの言葉もまた、行き過ぎた我慢や抑制を強いる言葉となってしまってはいけません。お兄ちゃん(お姉ちゃん)ばっかり、という妬みや怒り、自分を見てくれないという孤独感は自己否定感へと繋がってしまいます。

そうすると無気力、無感動、攻撃性が高くなるなどの弊害を生み出しかねないのです。『先に生まれたからなんだというのだ!』にも共通しますが、要は「○○なんだから」を『都合の良いように使わない』ということ。

先に生まれようが後に生まれようが、守るべきルールはあり、不必要に自分自身の選択や感情を押さえつけられるいわれはないのです。言葉を発する前に己に問いかけてください。『その言葉は、明確な理由と相手個人の尊重を前提に発せられるものですか?』

 

自分はさんざん言うけれど、他人に言われると腹が立つ。


不思議なもので、自分自身はさんざん文句を言うくせに、他人から批判されるとなんだかイラッとしてしまうのが兄弟の縁。お子さんのいるご家庭ではよくある光景でもありますね。

家では喧嘩ばかりなのに何故か外ではよその子からちょっかいを出されている弟や妹をかばっているお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿。兄弟(姉妹)とはさまざまな面、本能的な部分では親の愛情や関心を奪い合うライバルであり、もっとも身近な比較対象です。

同時に、親との繋がりが縦の関係ならば、兄弟(姉妹)は対等に接することができる横の関係であり、外に対して『共同戦線を張る同胞』なのです。兄弟仲が良いのか悪いのかわからない、と首を傾げてしまうあなた。どっちも正解なので安心して大丈夫です。

 

違いは個性。『いいじゃないか』の目で見ましょう。 


同じ事柄に対して『お兄ちゃん(お姉ちゃん)はできるのに、どうして弟(妹)はできないのだろう』もしくはその逆で『弟(妹)はできるのにどうしてお兄ちゃん(お姉ちゃん)にはできないのだろう』と思ったことはありませんか?

同じ兄弟なのに……なんて家族として無意識に比較して見てしまいがちですが、血が繋がっていようと個人は個人なのです。『その人らしさ』を見るように心がけましょう。そのためには一度、その人の特徴や個性を知る必要がありますよね。

そこでおすすめするのが『その子らしさチェックシート』。『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』の著者で育児コンサルタント&プラス思考育児.JP主宰の佐藤めぐみさん氏が作成されたものです。(http://itmama.jp/2013/06/24/9210/)

上の子、下の子、お母さんとそれぞれの特徴を視覚化することで、どのように接し個性を伸ばしていけばよいかの指針となります。ぜひ一度試してみてくださいね。

 

『平等に』愛するのではなく、それぞれを『一番に』愛しましょう。


差別してはいけません。えこひいきもダメです。ですが困ったことに『平等に』というのも寂しいものなのです。もちろん基本的には平等に接するのは大事です。……さて、兄弟(姉妹)仲良く、円満な家族関係を築くにはどうしたらよいでしょう?

答えは『たまには特別な時間を作ってあげる』です。上の子だけ、下の子だけと過ごす特別な時間を作りましょう。「どっちが好きなの?」と聞かれたら「あなたの○○なところが一番大好き」と答えてあげてください。大好きな人からは一番に好かれたいと強く思うのは、老若男女皆同じです。

 

いかがでしたか?

『兄弟は他人の始まり』といいますが、どんなに仲の良い兄弟姉妹でも、いつかは家庭や互いを離れ、自分自身の道を歩み新たな家族を作ります。

対人関係の悩みについて遡っていくと親子関係に問題があり、さらに深く間で探っていった結果兄弟関係に原因があったというケースが大変多い、というくらい実は兄弟姉妹という間柄は重要なものなのです。

どんな子かしら、と漠然とは把握していても、いざとなると知らない一面がいろいろと出てくるもの。ぜひチェックシートなどを参考に、この機会に見直してみて、家庭円満に役立ててくださいね。

 

まとめ

兄弟の性格を知って家族関係をいつも円満にする7つの方法

・ 似ているけれど『別個の人間です』。
・ 絶対に、比べるな!
・ 先に生まれたからなんだというのだ!
・ 後に生まれたからって押し付けられる筋合いはない!!
・ 自分はさんざん言うけれど、他人に言われると腹が立つ。
・ 違いは個性。『いいじゃないか』の目で見ましょう。
・ 『平等に』愛するのではなく、それぞれを『一番に』愛しましょう。

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