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手放し、リラックスしよう
願いがどうしても心の中の大部分に占められ、願いが叶うことだけを考えている時期は誰にでもあります。もしかしたら叶わないのではないか、などと疑いの気持ちを持つことになり、そのうち願望を持つこと自体が苦しくなってきます。
一度願ったことは潜在意識に刻まれますが、その後疑った気持ちや否定した気持ちも当然のことながら潜在意識に伝わっています。けれどもある時点でその臨界点がやってきて、「今叶わなくてもいつかは叶うかも」とふと気持ちが緩む時がやってきます。
忘れたころに叶うという理屈はそこから来ています。最初のうちは願いに執着することもありますが、他のことに集中して忘れる時間を持つのもコツのひとつです。
深い呼吸を癖づけよう
人は願いを叶えようとしている時、心からの願望であったとしても少なからず心や体に負荷がかかっています。負荷がかかること自体は悪いことではありませんが、その緊張が解きほぐされない限り、願望はまだまだ先にあるといえるでしょう。
お昼に何を食べようか考えていて、その通りのものを食べたりするのも近い未来の願望といえるとしたら、そこに負荷は存在しません。なぜなら当たり前すぎることだからです。でも「結婚する」、「年収○○以上」という大きな願望を想像すると、呼吸も浅くなり、体のどこかに力が入っていたりしています。
そこでもし深い呼吸がトレーニングでできるようになってくれば、自律神経を司る呼吸をコントロールすることで体の緊張も解消できることでしょう。大きな願望も今日のお昼ご飯と同様、当たり前のことになっていくでしょう。
さて、願いが叶わない人に知ってほしいこと。それは本当の願いを知ること、に尽きます。一口に願望といってもそれがどこから来る願いなのかわかっていなければなりません。その願望は本当にあなた自身の願いでしょうか。
それとも周囲が、社会が求める自分像に少しでも近づきたいという由来から来ているものなのでしょうか。もしそれが自分自身の本来の願いであり、尚且つ叶うことがスムーズに信じられるようになったら、それはいつか必ず叶います。そこを明確にしていくと願望がスムーズに叶いだしてくるはずです。