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本心が求めていないことは叶わない
一つの例えとして、病気が治ることを心から願っているはずなのに、治癒に向かう気配がない。そういうことはよく聞かれます。病気が治ったら周りから同情されなくなるという本心が根っこにあるからといえます。
願いがもし叶ったら、自分にとって何か都合が悪いことが発生してしまう可能性があるのだったら、潜在意識は危険を察知し、願望を叶えないという形であなたを守ってくれるのです。
“やる気”より“その気”になる
何事もやる気になれば強い、とはよく言いますが、そこには気づきにくいけれど、“強制”のニュアンスがあります。やらなければならない、と少しでも思っているのだったら、これは願いではありません。
例えば欲しいものや実現したいことなどを、写真などを切り抜いて貼り付け、いつも目につくところに飾っておくという手法がありますが、途中で見たくなくなるのは、それが心からの願望ではないからです。「やるべきである」という意識に基づいていると、潜在意識は実現に向けて発動しません。
ところがやる気ではなくその気になったとしたら叶ったも同然となるのです。なぜなら抵抗なく願いを自分のものとして受け入れ、疑いもせずエネルギー一直線で行動に結びついていくからです。一口に願望といってもそれはどこから来る願いなのかきちんとわかっていなければなりません。
口癖に注意しよう
この世界は波動で出来ています。波動があらゆる世界を作りあげています。よい言葉を使う人にはよい世界が、よくない言葉を使う人には悲惨な世界が待っています。不思議なことに、言葉を変えるだけで思考も変化してきます。
いつも肯定的な言葉を口にするのは当然ながら、絶対に言ってはいけない言葉は不平不満と悪口です。言霊とはまさに真実です。無理やり考えを変えようとするよりも、まずは日常使う言葉を変えてみるのが願望実現の一番の近道かもしれません。
直感を信じよう
直感も潜在意識の一つで、世の中の成功者には直感を信じているという人がほとんど。直感を磨くことで、願いが叶うタイミングを見逃さなくなります。特別な人間にしか感じられないのかというと、そうではありません。
歩かなくなるとやがて歩けなくなるのと一緒で、鍛えなければ退化し、鍛えればどんどん使えるようになるのです。例えばふと何かを感じていつもは降りない駅で電車を降りてみたら会いたい人に会った、などというエピソードは直感のなせる業です。
直感の磨き方としては、まず行動すること。家で願いを念じているだけでは何も状況は変わりません。心がふと感じた感覚を否定せずに直感に従って行動していくと、やがて直観力も冴えてくることでしょう。