好きじゃない人と結婚するという言葉からは、幸せは全く感じられませんよね。しかし、世の中に沢山いる夫婦の中で、どのくらいの人が一番好きな相手と結婚しているのでしょう。
ずっと想い続けていた人に失恋してしまい、その後出会った人と結婚した、お互いの結婚に対する考え方が一致したのでお見合いや紹介所から紹介された人と結婚したという夫婦も意外と多いのではないでしょうか。
ここで、ちょっと考えてみると、結婚する人の数より離婚する人の数の方が少ない訳ですから、好きじゃない人と結婚した人が全て不幸になっている訳ではないようです。ですが、どうせ結婚するのなら、例え相手が一番目に好きな人じゃなくても幸せになりたいですよね。
そこで今日は、好きじゃない人と結婚しても後悔しない秘訣についてお伝えします。
コンテンツ目次
好きじゃない人と結婚しても、
後悔しない4つの秘訣
これからがピークと考える
大好きな人と結婚できる、こんな幸せなことはありません。しかし、大好きな人と結婚することにも落とし穴があるのです。それは、プロポーズされた(した)瞬間が二人の幸せのピークになりやすいということです。
「大好きな人とお付き合い出来て、楽しくて幸せで、ずっと一緒にいたくて結婚する」この場合、相手が好きという気持ちの陰に隠れて、その人と結婚することによって生じるデメリットには目を背けがちなのです。そして、結婚してから、こんなはずではなかった、こんな人だとは思わなかったと相手を減点方式で採点していき、結婚後相手に対する愛情が徐々に減っていく原因になりやすいといえます。
一方、好きじゃない人と結婚した人は、プロポーズの時は、むしろまだ相手をそれほど好きではない訳ですので、冷静にデメリットについて考えることが出来ますし、結婚後は意外にもこんな良い面もあったと相手を加算方式で採点し、結婚前より結婚後の方が相手を好きになる可能性があるのです。
結婚と引き換えに得たものに感謝する
好きじゃない人と結婚を決めたのには何か理由があるはずです。例えば、一人で生きていくのが不安だったとか、仕事を辞めたかったとか、子供が欲しかったなど、それぞれに思い当たることがあるでしょう。
結婚するまでは、それを叶えたくて叶えたくて、好きじゃない人とでも結婚したいと願ったのに、いざ結婚すると時間と共に、そう考えていた自分を忘れてしまうものです。
好きじゃない人と結婚しても後悔しないためには、自分が結婚と引き換えに得たものを大切にし感謝を忘れないようにしましょう。今、手にしたものは決して当たり前のものではないのですから。
ドキドキにはハラハラもつきもの、しみじみも幸せの形
好きな人と好きじゃない人、その違いは相手にドキドキするかどうかではないでしょうか。しかし、ドキドキには切なさや不安がつきものです。「こんなことを言ったら相手に嫌われてしまわないかな」「今は両思いだけれど、いつか気持ちが離れていってしまわないかな」と切なくなる時もあるでしょう。
そう考えると、好きじゃない人と結婚して、ドキドキする気持ちはないけれど、相手と心穏やかにしみじみ過ごす毎日も平和で魅力的だと感じませんか。華やかさと幸せはイコールではないのです。
思い出は美しくみえることに気づく
忘れられない人がいたとき、その人と過ごした時期は輝いて見えますよね。「あの頃にああしていたら、今頃どうなっていたのだろう」「あの人と結婚していたら、今頃どんな生活をしていただろう」そんな想像をする日もあるでしょう。
しかし、その選択肢はなかったから今なのです。それに、万が一、今、その相手と偶然再会することが出来ていたとしても、相手もあなたも以前の二人ではありません。当時とは見た目だけでなく、考え方も変わってしまっているのです。
人は選ばなかった人生の方が時に輝いて見えるものです。でも選ばなかった人生に想いを馳せるより、今の生活に感謝した方がずっと幸せになることが出来ますよ。
以上、好きじゃない人と結婚しても後悔しない秘訣についてお伝えしました。好きじゃない人と結婚しても必ずしも不幸になる訳ではありません。好きじゃない人と結婚したからこそ幸せと感じることもあるのです。
ただし、好きじゃない人と結婚しても後悔しないためには、一つだけ気を付けて欲しいことがあります。それは、嫌いな人とは結婚しないということです。LOVEではないけれどLIKEな人と結婚した場合、結婚後LOVEに変わることも多いにあり得ますし、LOVEに変わらなくてもしみじみと幸せに暮らすことが出来ます。
しかし、嫌いな人に対する感情を、LIKE、更にLOVEに変えることは相当の覚悟が必要です。LIKEな人と結婚した場合、結婚は二人の人生の新たなスタートとなりますが、嫌いな人と結婚した場合には墓場になりかねませんからね。
まとめ
好きじゃない人との結婚を後悔しないためには
・これからが二人のピークと考える
・結婚と引き換えに得たものに感謝する
・ドキドキにはハラハラもつきもの、しみじみも幸せの形と理解する
・思い出は美しくみえることに気づく
・好きじゃない人はOKだけど、嫌いな人とは結婚しない