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いつも上から目線である
人の気持ちがわからない人は、「わたしは他の人より優れている」と考える傾向があります。ですから、いつも上から目線で会話し、また口調が強く相手に有無を言わせません。
ですので人の失敗を許さず「何やってんの?」「だから、あんたはダメなのよ」「また、失敗したの?成長しないね」など平気で言ってしまうかもしれません。
つまり相手や周囲が不愉快になったり、困惑したりしても平然としていて、あまり気にしません。
一番大事なのは、わたし自身
人の気持ちがわからない人は、自分自身しか愛せない傾向が強いです。
一番大事なのは、自分自身。だから世界中で一番愛しているのも自分自身なのです。
ですのでどんな時でも、わたし自身が話題の中心であろうとします。
例えば、みんなで集まって失恋したり離婚の危機に陥ったりしている友達の相談に乗ろうとしている時でも「私の彼はステキなのよ」「新婚旅行はヨーロッパに決めているの」と延々と自分のことをしゃべりまくります。
それで、シラケた雰囲気になったり、みんなが怒ったりすると、キョトンとします。「なぜわたしの素晴らしい話を聞いて喜ばないのだろう?」としか思わないのです。
攻撃は最大の防御と考えている
人の気持ちがわからない人は、自分が一番大切なので、自分が傷ついたり、責められたりすることを、徹底的に避けようとします。
そのため、何か失敗したりすると、保身に走ります。
保身には、責任転嫁が最良ですよね。例えば「失敗したのは、わたしが悪かったせいではない。○○が悪かったのだ」と考えます。
そして他の人のせいにして「あなたが、あんなことをするから失敗したのよ!」「あなたが、グズグズしているから、チャンスを逃したのよ!」などと責めます。
このように人の気持ちがわからない人は、「上から目線」で語気が荒いので、責められた相手は言い返すことができません。
また、相手が強気に出て言い返すと、人の気持ちがわからない人は、身を護ろうとして、泣いたり、どなったり、時には、暴力をふるう事もあるので注意してください。
他人の不幸は蜜の味と考えている
人の気持ちがわからない人の多くは、野次馬根性が強く、他人の不幸が大好きです。他人が失敗したり、傷ついたりするのを見て、自分の優位性を再確認するのです。
人の気持ちがわからない人は、自分の気持ちを隠そうとしませんので、失敗や不幸の原因を根掘り葉掘り聞き出そうとします。
そして「ほうら、言った通りでしょ」「失敗するって、わたしには、わかっていたわ」と自分の先見の明を自慢したり、「不幸な目に遭うのは、あなた自身に原因があるのよ」などと、容赦なく責め立てたりもするでしょう。
このように「人の気持ちがわからない人」は、他人の不幸をみて、自分が優れていることを再確認してしまうのです。
人の気持ちがわからない人に多い人間関係の傾向とは
では次は人の気持ちがわからないひとは、どんな人間関係を持っているのか?その傾向についてお話ししていきましょう。
人の気持ちがわからない人は、薄っぺらな人間関係に陥ってしまう
人の気持ちがわからない人とは、だれも深くつき合おうとはしませんよね。しかし人の気持ちがわからない人が孤立していることは、実はあまりありません。
なぜかと言うと、人の気持ちがわからない為に、自分が嫌われていることにも気がつかない事が多いのです。むしろ、積極的に話しかけ飲み会やパーティなどにも進んで参加する傾向があります。
ですので一見、友達もたくさんいるように見えますが、それはありきたりの薄っぺらな人間関係にすぎません。
このように表面的には、友達が多く、周囲の人々との人間関係に全く支障がないように見えますが、やはりその性格ゆえに、いつの間にか孤立してしまい、だれとも本心をさらけ出せるような人間関係を結べなくなっていく事が多いです。