瞑想術は、現実世界で大小の波にもまれながら生きる私たちにとって、引き寄せの法則を導き、心を静め、本来の自分の存在に立ち戻るためにとても優れた方法です。マントラ(真言)を唱える、目を閉じて文字や光をイメージするなど、さまざまなやり方がありますが、どれもその本質的な意味合いは同じもの。
もしかすると、瞑想術と引き寄せの法則というのは、一見関係なさそうにも思えるかもしれません。でも深いところではつながっています。瞑想が教えてくれる「あるがままの自分でいること」、引き寄せの法則をつかって「幸せなビジョンを思い描いて現実化させること」は、どちらもあなた自身の存在をあなたが自然に受け止めることです。
そこで今日は、このふたつを味方にして、なりたい自分になるための方法をお伝えします。
コンテンツ目次
自分をもう一度みつめてください 〜その願い事、本当にこころからの願望ですか?〜
あなたの叶えたい願いはなんですか?言葉にして今言ってみていただけますか?紙に書いていただいてもいいです。
引き寄せの法則やアファメーションは漠然となんとなく自分に起こったらいいなと、思うことを口に出せば、現実を引き寄せることができるというわけではないんです。
あなたの力をその願いの実現のために120%費やせるかどうか、一度ハートに手を当てて考えてみてくださいね。
最後に残ったのがあなたの本当の願いです。
あなたが引き寄せたいビジョンをクリアに
引き寄せの法則はイメージをどれだけ具体的にできるかにかかっています。
ここで注意しなくてはいけないのは、自分が密かに「これは自分には無理だろう」と思ってしまうようなイメージは
避けたほうがいいということです。潜在意識にも悪影響を及ぼし、引き寄せの法則もうまくはたらきません。
そこに至るまでの過程に、もっと自分が達成できると思えるようなステップを組み込むなどして、自分でその願いを心から達成したいという願望を、絶対に自分は実現させるのだ、とまっすぐに信じて行動できるようなビジョンを練り上げてください。
自分を否定しないこと・現実を真正面から受け止める
願望の実現の過程では、いろんなことが起きるでしょう。もしかしたらあなたの「人生の課題」が明らかになるような困難が起きるかもしれません。
そういう場合、もし自分に非があるのなら素直に受け止めましょう。うまく自分だけで処理できないなら思い切って他者の助けを借りて「自分が招いた現実」に勇気をもって立ち向かってみましょう。
ビジョンの変化は悪いことではないです
現実に向き合っているうちに、もしかしたらあなたのビジョンは変化するかもしれません。でもそれでいいのです。
現実が刻々と変化するように、あなた自身も変化していきます。それにしたがってあなたのビジョンが変化していったなら、そのビジョンに応じて行動しましょう。
ビジョンの現実化に向けての軽やかな行動を楽しみましょう
先にお話ししたように、引き寄せの法則は「唱えたから」「考えたから」すぐにかなうというわけではありません。「唱えること」「考えること」はあなた自身の内面の力を引き出していくことにつながります。そうやって「こうなりたい現実」を引き寄せようというのが引き寄せの法則です。
あなた自身が、その力を全力でその夢に注げるくらいに情熱をその願いに持っているなら、どう行動しようか、明日はこうなるだろうからそうしたら次はこうしようか…など、考えたいことがたくさん出てくるはず。
負のイメージにつながるテレビ・映画等は避けましょう
マイナスのイメージを、テレビや映画などは潜在意識に本人が気が付かないうちに、投げ込んでしまうことが多いです。あなた自身が夢に向かってポジティブに進むために、避けられるものは避けましょう。
自分を見失いそうになったら瞑想してみましょう
主にこれまで引き寄せの法則について語ってきました。でも、願望実現のための行動には困難がつきものです。簡単に実現できるなら、きっとあなたはその夢を「ゆめ」と名付けていないはず。実現させたい「ゆめ」だからこそ、壁もあります。
落ち込んだ時は、15分でもいいです、時間を取って瞑想してみましょう。大地の上で、風を感じることのできる自然の中に身を置きながら目を閉じるだけでもいいです。あなたががんばっていることは、決して無駄ではないです。あなたの存在を自然は見守ってくれています。
成功・ポジティブな風はあなた自身がリラックスしているときにうまく回っていくものです。瞑想はあなたのからだとこころの凝りをほぐしてくれるはず。
これだと思ったビジョンはあきらめないこと・自分と「大きな力」を信じましょう
うまくいかないと、「これはやっぱり自分には無理なのだ」と思いがちです。
そんな時は一度立ち止まりましょう。あきらめることはあなたが負けることではありません。もしその願望に魅力をあなたが感じなくなったのなら、その願いを取り消してももちろん良いです。
でもあなたがどうしても達成したいこと、ゆずれない願いがあなたのビジョンなら簡単にあきらめてはいけません。「今」達成できない現実を受け止めることは大切です。では「これから」あなたがどうしていったらいいか、もう一度最終のビジョンに向けて、どう行動するか、考えを練っていきましょう。
応援してくれる存在に忘れずに感謝を 〜私たちは絶対に一人ぼっちではないのです〜
瞑想をしていると、体が自然に軽くなると思います。私たちのからだ、こころに自然の息吹やゆっくりとした呼吸、祈りがどれほど大切か感じられます。私たちの存在を許してくれている存在、あなたを応援してくれている周りの人々、そういった存在のおかげで私たち一人一人は今この瞬間も生きることができています。
あなたがそういった存在・人々に感謝をささげるこころを持てたら、願望実現へのステップもきっとそういった存在や人々に支えられてうまく運ぶようになるはずです。
さて、あなたが引き寄せの法則、瞑想を通じて、本当のなりたい自分・叶えたい願いを実現することを心から祈ります。