カラーセラピーを部屋に取り入れリラックス空間を作るコツ

カラーセラピーを部屋に取り入れリラックス空間を作るコツ

カラーセラピー、という言葉をご存知の方も多いと思います。 メイクや服装、持ち物、建物や乗り物など、あらゆるものが色によって印象が変わるのはご存知のとおりです。 例えば、病院といえば白を思い浮かべることが多いと思います。

そのとおり、病院の壁やドクター、ナースの服装は清潔を象徴する白が一般的ですが、白衣は冷たい印象を与える、とのことで、最近は小児科や産婦人科などの看護師さんたちは、清潔感を損なわないけれど優しい印象を与える薄いピンクのナース服を着用していることが多くなりました。

このように色は見る人に異なる印象を与えるだけでなく、身に着けたり、インテリアに取り入れることで体や心の状態に変化を与えることも知られています。 そこで、カラーセラピーを部屋に取り入れ、リラックス空間を作るコツをご紹介します。

 

カラーセラピーを部屋に取り入れ
リラックス空間を作るコツ

 

 

リラックスしたいときはピンクを取り入れましょう

女性なら、嫌いな人はいないはず、と思ってしまうカラーがピンクです。 優しいパステルピンクからショッキングピンクまで、カラーバリエーションが豊富なピンクですが、リラックスのためには優しいパステルトーンのピンクを選ぶのが良いでしょう。

ピンクという色は、恋愛や甘さを表す色として知られていますが、カラーセラピーでは優しいピンクにはリラックス効果や、健康アップ、心身の開放などの効果があるとされています。

心身を開放してリラックス気分になり、ゆったり過ごして健康アップを目指すなら、お部屋のカーテンやカバー類、パジャマやネグリジェの色をピンクにしてみましょう。 さらに素材も、もこもこ、ふわふわのものを取り入れれば、リラックス効果がアップすることが期待できます。

 

元気になりたいときはオレンジ色を使いましょう

ビビッドカラーのオレンジは、ビタミンカラーとも呼ばれ、「元気」の象徴のようなイメージですね。

カラーセラピーでの「オレンジ」もやはり元気パワーの源です。 胃や内臓系の乱れを整え、お肌のトラブルを解消し、自信をつけてくれる色とされています。 なんだかお疲れ気味なの。

パワーが湧いてこないかなあ、元気が欲しいわ、と思うことがあったら、お部屋にオレンジを取り入れましょう。 お部屋全部をオレンジにする必要はありません。

ラグやマット、クッションなど、インテリアの一部にオレンジを取り入れ、アクセントにしてはどうでしょう。 オレンジのクッションに座るたび、見るたびに、ビビッドなカラーが目に入り、元気パワーを与えてくれることでしょう。

 

癒し空間はグリーンをベースにしましょう

山の緑、芝生や公園の木々など、自然をイメージさせるのがグリーンですね。 仕事が忙しくて疲れている時、都会の喧騒から離れて癒されたいときなど、自然と緑の多い場所に行ってみたくなるのではありませんか。

カラーセラピーでのグリーンも、癒しや健康、イライラを抑える、心身のバランスを整える、とされています。 癒し空間にするなら、鉢植えのグリーンを配置するのがイチバンです。 生きた植物がある空間では、人は自然に帰った気持ちになり、強い癒し効果が得られるのだそうです。

 

心身を落ち着かせたいときはブルーを取り入れましょう

冷静沈着、頭が良い。 戦隊ヒーロー物の「○○ブルー」の立ち位置は、リーダーかサブリーダーの切れ者、というのが定番ですね。

その印象のとおり、カラーセラピーでのブルーも、冷静、沈静、落ち着く、静か、浄化、などの意味があるとされています。

ついイライラしてしまう、大きな仕事を抱えている、大舞台の発表を明日に控えているなど、ドキドキして落ち着かないときには、ぜひブルーを取り入れましょう。

紺色のようにダークなブルーから、明るいパステルブルーまで、さまざまな色がありますが、冷静になって落ち着きたいときにはちょっと強めのブルーを選びましょう。

ブルーの枕カバーやパジャマで眠れば、翌朝にはイライラも解消してスッキリ。 さらに、服やネクタイ、スカーフなどをブルーにすれば、知的な印象になるとともに、自分自身も冷静沈着なり、仕事や発表を余裕でこなすことができるでしょう。

 

安眠したいときは紫色を使ってみましょう

高貴な色、紫。 平安時代は天皇しか使えない色「禁色」と定められていた紫。

巷のファッションを見ても、紫を上手に着こなしている人はあまりお目にかかりませんね。それぐらい取り入れるのに難しい色ですが、カラーセラピーでは紫は安眠を誘う、体調不良を改善する色、とされているのです。

濃い紫が安眠を誘うとは想像しにくいですが、薄紫のラベンダーならどうでしょうか。 優しいラベンダーカラーに包まれたなら、ゆっくり安眠できそうですね。

ラベンダーもやはり枕カバーやベッドカバー、パジャマやネグリジェなどに取り入れて、ゆっくり安眠してみましょう。 安眠効果をアップしたいなら、ラベンダーのアロマオイルも一緒に使うと良いでしょう。

ラベンダーカラーとラベンダーのアロマのダブル効果で毎日安眠しませんか。 安眠の効果で体調不良が改善されたら、健康効果もバッチリですね。

 

いかがでしたか。

カラーセラピーを部屋に取り入れ、リラックス空間を作るコツをご紹介してきました。 色には、物や人の見た目の印象を変化させるだけでなく、人体に与えるさまざまな影響や効果があることがわかっていただけたと思います。

カラーセラピーでは、リラックスしたいときはピンク、元気になりたいときはオレンジ、癒されたいときはグリーン、気持ちを落ち着けたいときはブルー、安眠したいときは紫を取り入れると良いとされています。

その日のコンディションによって、取り入れるカラーを変え、アイテムを工夫し、自分にピッタリの癒し空間を作るコツを書いてみました。 あなたもカラーセラピーを日々の生活に取り入れ、自分だけのリラックス空間を作って癒されてみませんか。

 

まとめ

カラーセラピーを部屋に取り入れリラックス空間を作るコツ

・ リラックスしたいときはピンクを取り入れましょう
・ 元気になりたいときはオレンジ色を使いましょう
・ 癒し空間はグリーンをベースにしましょう
・ 心身を落ち着かせたいときはブルーを取り入れましょう
・ 安眠したいときは紫色を使ってみましょう

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