好きじゃない人と付き合うという人は時々見かけることがありますが、多くの人は何故、好きじゃないのに付き合うのかと、その複雑な気持ち知ってみたいという気持ちになりますよね。
好きじゃない人と付き合うにはさまざまな理由がありますが、ネガティブな後ろ向きな理由であったり、またポジティブな前向きな理由であったり、人それぞれの価値観は違うので、一概に好きじゃない人と付き合うことが悪いといったことや良いといったことは言えません。
一概に「これだ！」とは言い難い部分もありますが、好きじゃない人と付き合う時の気持ちでもある程度共通している部分があるのも事実です。
そこで、今回は何故そのようなことになるのか、好きじゃない人と付き合う人の気持ちとはについてお伝えします。
付き合っていく内に好きになれると期待を持っている
まず始めに思いつくのが、人は相手のことを知らないで好きになることは人目ぼれでもない限りありません。人目ぼれであっても、相手を知る内に「よく考えてみるとそこまで好きではなかった」となることも多くありえます。
その反対の心理で、最初は「興味はないけど、知っていく内にもしかして好きになっていくかも」と考えに至ったことで好きじゃない人と付き合うというタイプの人がいます。
このタイプの人は、過去に好きだった相手を嫌いになってしまったり嫌われたりといった過去を持っていたりすることも多く、最初から好きであるからその後も長く好きでいられるか分からないといった考えがあるため、好きじゃない人でも「もしかしたら」といった期待を持って接してしまう可能性があるのかもしれません。
余り好きではないという人は最初から好きだと思う人より期待値が少ないと言っても良いでしょう。そう考えると、最初から好きな人はその分期待値も高く、嫌な部分や見たくない部分を見てしまった時に失望する値も高くなってしまいます。
その分、最初から好きじゃない人というのはそういったこともなく、逆に良い部分や期待以上の部分を見ると、最初から好きな人よりも良いイメージを持たれます。
そういったこともあり、好きじゃない人と付き合うことで可能性を広げているタイプでもあるといえるでしょう。
自分に自信がない
好きじゃない人と付き合う心理として後ろ向きなタイプになりますが、自分に自信がないからといったことでも好きじゃない人と付き合うタイプの人がいます。
このタイプの人は、自分に自信がなく、好きな人と釣り合わないと決めつけているため、自分と同等か又は「この人なら大丈夫そう」と思える好きじゃない人から言い寄られれば付き合うといった形を取るタイプです。
自分から積極的に行動することが苦手なため、受け身であることが特徴と言えます。また行動を移すことで傷付くことを恐れているといった心理もあります。
いわゆる草食系というタイプがこのタイプに当てはまるでしょう。
好きじゃない方が楽である
好きな人と関わると緊張してしまい、いつもの自分でなくなってしまったり上がって変な行動を取ってしまうのではといったプレッシャーを受けるため、あえて好きじゃない人と付き合うことを選ぶタイプの人もいます。
好きな人であるなら、嬉しいことやや楽しいことといったポジティブな感情も、悲しみや嫉妬や僻みなどのネガティブな感情も全力となってしまい、自身や相手も疲れてしまい傷つけかねません。そうなってしまってはお互いのためにもなりませんので、好きじゃない人と付き合うことで安定をはかっていると言えます。
人との関わりには理性が重要と言われますが、このタイプの人はその理性を保てる相手を選んでいるといっても良いでしょう。
とても理性的なタイプと言えます。
忘れる為に付き合っている
これはとても後ろ向きな考えですが、好きだった人と別れてしまい、その悲しみを埋めるために好きじゃない人と付き合うといったタイプの人もいます。
このタイプの人は、前に付き合っていた人と違うタイプの人と付き合うといったことで無理に忘れようとしている心理が働いていると言えるでしょう。
この場合は、相手方にもその人自身にも良い影響を与えませんので、なるべく避けておきたい部分ではありますが相当苦しい思いをしている時にこういった考えに行着いてしまうこともあります。
以上、好きじゃない人と付き合う人にもさまざまな気持ちや考えがあり、そのほとんどが自分自身を守る術であったり、自分の枠にあった考えに行着いた結果であったりします。
ポジティブな前向きな考えであるなら良いのですが、後ろ向きに無理に忘れようとしている場合などは人間関係にトラブルが出てくる可能性もあるので注意が必要になってくるかもしれません。
他にも心理が隠れている場合もありますので、今回お伝えした好きじゃない人と付き合う時の気持ちの他にも考えてみるのも良いでしょう。今回お伝えしたことを是非参考に、より良い人間関係を築いていきましょう。
