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シンプルに生きる人が持つ5つの共通点
では、シンプルに生きる為になにをすれば良いのかがわかってきた所で、ここからはシンプルに生きる人が持っている5つの共通点についてお話しします。
シンプルに生きる人には決断力がある
大事な選択をするとき、シンプルに生きる人というのは驚くほどスパッと決断します。とにかくはっきりしていて、優柔不断という言葉とはほとんど無縁です。
では、なぜその人たちは深く思い悩まずスパッと決めることができるのでしょうか。それは自分の進むべき道や自分の意思というものを、シンプルに生きる人は日頃から明確に把握し、頭の中ですっきりと整理できているからなのです。
逆に、これからの展望などが曖昧で、頭の中がいろいろな情報で散らかっている状態のまま決断を迫られても、おそらくなかなか答えが出せないですよね。
それどころか場合によっては、整理がついていない思考で複雑に考えすぎた結果、決断を誤ってしまうなんて事態もあるでしょう。
そして大事な決断のときこそ冷静に落ち着いて、なるべくシンプルに思考を巡らせましょう。
シンプルに生きる人は他人の意見に振り回されない
良いことでも悪いことでも、周りから何かしら賞賛あるいは批判をされることもたくさんありますよね。
例えば仕事という場面一つ取っても、昇給や昇進が決まって上司や家族に喜ばれたり褒められたり、あるいは大きなミスをしてしまって叱られてしまったりなど、生きていれば必ず周りの意見や言葉などが容赦無く降りかかってくる事でしょう。
そんなとき、シンプルに生きることができる人というのは「あの人はこう言ったけれど、結局自分は自分、あの人はあの人」というように、他人の意見や言葉を丸ごと鵜呑みにしないという特徴があるのです。
ですが、そうかといってシンプルに生きることができる人たちは、他人の意見をまったく受け入れないというわけではありません。
相手からもらった意見の中で、自分の前進のために役立つ情報がどれなのかを上手く見極めた上で、自分のためになる内容についてはしっかりと受け入れているのです。
そして自分の前進には必要無いと判断した情報は「あくまで他人の主観」と捉えるので、必然的に「他人は他人、自分は自分」と区別し、他人の意見に振り回されることも少ないのです。
自分のことを向上させてくれそうな意見はしっかりと聞き、あとは右から左に受け流してしまいましょう。
シンプルに生きる人は他人に嫌われることを恐れない
複雑に生きる人と比べると、シンプルに生きることができる人というのは、「寂しい」とか「惨めだ」というような負の感情を抱くことが少ないです。
そもそも感情的になること自体少なく、あまりにも感情がシンプル過ぎて「何だか素っ気無い人だな」と思えてくるかもしれません。
例えば人間関係においては、シンプルに生きる人は自分を飾らず、いつも素の自分のままでいることが多いのです。
具体的には、お世辞を言ったり自分を過度にアピールしたりなど、人から気に入られようという言動や行動をとりません。つまりそれは「他人に嫌われる」ということに対してそれほど恐れを感じていないということなのです。
嫌われることを恐れていると無意識に気を遣ってしまい、だんだんと人間関係に疲れてしまいますよね。
そして、嫌われたくないという意識があるほど「もしかして自分はあの人に嫌われている?」などと余計な考えが浮かび、疑り深くなって結局本当に嫌われてしまうなんてこともあるでしょう。しかし、シンプルに生きることができる人というのは、そのような余計な思考とも人間関係のいざこざとも、ほとんど無縁なのです。
そして「類は友を呼ぶ」の通り、なぜだか自然と寄ってくる人々もシンプルな人が多く、人間関係自体もよりシンプルで良好なものになってゆくのです。これはちょっと羨ましいですよね。
他人から嫌われるのはつらいことかもしれませんが、素の自分を消して無理をしてまで好かれるというのもなかなかに苦しいものです。
そう考えると、思い切って「まあ、嫌われてもいいや、何とかなる」と割り切ってしまうのも悪くはないような気がしてきますよね。