理性を上手に保つ5つのコツ

クールな女性のイメージ
感情に流されず、いつでも理性を保つことが出来たら無駄なエネルギーを消費しなくて済みますよね。胸から衝動的に沸き起こり、制御することの難しい感情。そんな感情に左右されることなく、いつでも論理的な思考のできる理性的な人はとてもクールで格好良く知的に見えルため、感情的になりやすい人程、理性的でありたいと願う人も多いもの。

しかし、感情のコントロールは大変難しく、中々上手くコントロールすることは出来ません。いつでも理性的であろうと努めても、ふとした拍子にカッと感情的になってしまったという経験は誰しも一度はあるはず。

実は理性の保ち方にはちょっとしたコツがあります。抑えきれない感情も、理性を保つことで人間関係も円滑に進みますし、無駄なエネルギーも浪費せずに済みますよ。そこで今回は、理性を上手に保つためのコツについてお伝えします。

自分を客観的に見つめる

理性を上手に保つ上で最も大切なのは自分を客観的に見つめること。イライラしたり、悲しくなったり、ついカッとなってしまうのは、どれも生理現象で、どんなに理性的になっても完全には抑制することは難しく、出来るのは、突然湧き上がった感情を自分の中でコントロールして平常心を保つこと。

平常心を保つ上で、自分の今の状況を客観的に把握するということが大切で、ついカッとなった時でも、客観的に認識できれば「感情的に怒ってはいけないな」と自分を諫めること可能。この様に自分の行動を客観的に把握し認識することを、メタ認知と言います。

 

1度立ち止まってデメリットを考える

自分の今の感情を正しく把握し認識出来ても常に理性的になれるとも限らず、例え自分がイライラしていると分かっていても、周りにあたることが止められず、後々後悔してしまった、なんてことも経験した方も多いはず。

そんな時オススメなのが、感情的に動く前にその行動のデメリットを考える方法。イライラして周りに八つ当たりした場合、八つ当たりしてしまった相手に嫌われてしまうかもしれません。それが仕事仲間だったりすれば、信用を失う事にも繋がる一大事とも言えます。

様々なデメリットを行動の前に頭でシミュレートし「だからこの行動は取るべきではない」と論理的に考えられると、感情は徐々に収まり、理性的な行動を取りやすくなります。直ぐには出来なくても、何度も繰り返す事によって自分に意識付けをし習慣化することで、自分の感情をコントロール出来るようになりますよ。

 

相手の立場で物事を考える

同じく、理性を保つ方法としてオススメなのが、相手の立場になって物事を考えること。感情に任せて理不尽に怒られたら誰でも嫌なものですので、相手の立場になって物事を考え、そして相手の気持ちを想像することで、自然と理性的な行動をとることが出来ます。
また、人間の感情はとても瞬間的なもので、時間が経つと落ち着いてくるものだとされています。例えば、怒りの感情のピークはたったの6秒。ですので、行動を起こす前に一瞬立ち止まり、深く深呼吸してみましょう。

深呼吸しても感情が落ち着かない時は少し席を離れトイレに行って自分の感情のピークが過ぎるのを観察してみましょう。
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