パワースポットには、日々のストレスをリフレッシュし、運気を上げる力がありますよね。そのため、今や、老いも若きもパワースポット巡り、ストレスが蔓延する現代社会に生きる私たちにとってパワースポットは心の癒しになっているといっても良いでしょう。
受験や就活を控えた方はもちろん、「最近、疲れたなあ」「うまくいかないことが多いなあ」と感じている方はぜひ、パワースポットを訪れてみてください。
さてパワースポットは基本的にはその場所に行くだけでパワーを得ることができますが、そのパワーを自分の中に取り込み定着させ、ここぞというときに発揮させるためには、パワースポットを訪ねるだけではいけません。
そこで今回はパワースポットの正しい巡り方と共に、その効果を高めるコツについてお話しします。
コンテンツ目次
パワースポットとはなにか・どんな効果があるのか?
ではまずはパワースポットとはなにか?についてお話ししておきましょう。
シンプルに言うなればと、良い波動を持っている場所で、パワーを与えてもらえる場所です。
特に不況の時代と言われてかなり経ち、なかなか景気の回復も感じることが出来ない為、少しでも良い運気を取り込みたいという思いが、パワースポットを訪れる人を更に増やしているのではないでしょうか。
またパワースポットは、自然のエネルギーで、疲れた心を癒したり、精神の浄化を図ることが出来、その効果も手助けしているのか、自己回復力がアップするとも言われています。
そして、今では、単純に磁場エネルギーの良い場所だけでなく、神様を祭る神社と同じように「恋愛」や「仕事」「人間関係」の運気が上がると言われているパワースポットも増えてきましたので、あなたの目的にあった場所を選んで足を運んでみると良いかもしれません。
パワースポットに行くだけでは効果がない理由とは
では次は、ただパワースポットに行くだけでは意味(効果)がない、いくつかの理由についてお話しします。
睡眠不足ではせっかく得た良いエネルギーを逃してしまいまいます
どんなパワースポットを訪れた時にも、その日は必ず充分な睡眠をとりましょう。せっかく吸収したエネルギーを自分の中に収めておくためには、充分な睡眠が必要不可欠です。
夜はマイナスのエネルギーが出るときですので、パワースポットを訪れた日は夜更かしはよくありません。心身ともにエネルギーを活性させるために質の良い睡眠がとても大切だという事を覚えておいてください。
質の良いパワースポットを選ぶ事も大切です
全国各地、いまや海外でも有名なパワースポットが沢山紹介されていますよね。
人気ランキングにもあるように常に人が多く集まる人気のスポットがありますが、人が多く集まるパワースポットというのは人間のパワーで本来の自然なパワーが乱されてしまうこともあります。
ですので人気のスポットの訪れるのも良いですが、あまり人が行かないようなパワースポットを探して、良いエネルギーが乱れる事なく集まっているところを選ぶことも大切です。
そう言った場所は小さなスポットでも人が少ない分、パワーは強力です。
行くタイミングにも注意しましょう
パワースポットはエネルギーが常に変動しています。訪れるときのタイミングでその効果にも大きく影響してきます。
- 例えば天候では、晴れている日を選んでください。
- そして時間は午前中のほうがパワーが集約されていますので、午後に行くよりも早い時間のほうが効果があります。
- そして絶対に避けたいのは負のエネルギーがある夜です。夜には自然エネルギーが沈静していますので、活発化する朝まで待つ事が大切です。
また、自然のエネルギーが一番バランスよく落ち着いているのは晴れた午前中です。
自然エネルギーの種類を知って、自分にあった場所へいきましょう
各地にあるパワースポットにはそれぞれ違う自然エネルギーがあります。それによって自分が受けるパワーにも違いが出てくるものですので、自分に必要なエネルギーを得ることが必要です。
火、水、土、金のエネルギーは体に与えるもので、風のエネルギーは精神に与えるエネルギーがあります。このよううにそれぞれの効果を知ったうえで、自分に必要なパワースポットを訪れることが大切です。
そして、自分の持つエネルギーと自然のエネルギーが丁度良く波長が合うところがもっとも適したパワースポットになります。
※ パワースポットの属性についてはこの記事で詳しく解説しています
パワースポットの正しい巡り方
では、次に、パワースポットの正しい巡り方についてもお話ししておきましょう。
パワースポットの場所やルールをしっかり把握しておきましょう
行きたいパワースポットが決まったら、どんな場所かきちんと調べておきましょう。
きちんとルールを守って参拝するのが最低限の礼儀ですよね。神社以外のパワースポットにも、きっとルールがあるはずです。
訪れたはいいけど、どうしていいのか迷ってしまっていては、心身の疲れを癒すどころか、疲れを増やすだけは、かえって逆効果になってしまいます。
自然のエネルギーを補充させてもらう為には、準備は必要不可欠です。
下準備と共にその場所でやって良い事いけない事をしっかり理解しておきましょう
パワースポットとは「エネルギーや気がみなぎっている場」の事を指しますが、神社のように人の手が加えられているものと、「自然の中の必然」として存在しているものがありますよね。
自然の中に存在しているパワースポットへ行く時、そこがもし山の中にあって何時間も歩かなければならない場所なら、近所へお散歩・街歩き感覚で行くと大変な事になってしまいます。
ですので、きちんと下調べをしてから万全の装備で行くようにしてください。また自分はそこにたどり着く体力があるのかも冷静に判断しましょう。
もし不安な時には詳しい人にガイドについてもらえば、より安心ですよね。
また作法も大切です。お参りの型は長い年月をかけて完成されたもので、型のひとつひとつに大切な意味があるのです。マナーとして忘れずに予習しておきましょう。
服装や持ち物にも注意しておきましょう
パワースポットは、森や山など、自然豊かな場所にありますよね。ですのでそういう場所に行く時は、動きやすい服装で出かけましょう。
そして、神聖な場所を訪れるのですから、清潔なものを着て行ってください。新しいものを何か1つ身につけて行くと開運効果がアップしますよ。
また石のアクセサリーは、悪いエネルギーを呼び込んでしまう可能性もあるので、付けてが行かない方が良いでしょう。
場合によっては携帯電話なども磁場のエネルギーの影響を受けてしまいやすいので、近くのコインロッカーなどに預けてパワースポットに行くのがおすすめです。せっかくパワースポットを訪れるのですから、できる限り効果的な訪問にしていきましょう。
パワースポットへは晴れた日の午前中に行きましょう
先ほどもお伝えしたように、パワースポットへは晴れた日の午前中に行くのがベストです。午前中がどうしても無理なら、せめて日が昇っている間に行くようにしてください。
昼間はエネルギーが満ち溢れていますが、夜はエネルギーが眠っています。せっかくパワースポットに行くのです。朝早くから行動して、一日を充実したものにしていきましょう。
無理をしてまで行くのはオススメできません
身体の免疫力が落ちるとすぐに風邪をひいてしまうように、気の免疫力が落ちている時には悪いものの影響を受けやすいので、体調が悪い時、気がすすまない時にはパワースポットへは行くのを止めた方が良いかもしれません。
自然の奥深くにあるパワースポットに行くのなら体調不良は事故の元。「行ったら治る」と軽く考えないで中止する勇気を持ちましょう。また、行こうと思っているのに(体調不良も含めて)様々な事情で計画が頓挫してしまう場合も行くのを止めた方が良いです。
これらはすべて何かしらのサイン。「今は」行くべきではないのかもしれないですし、目的地があなたと相容れない系統のものなのかもしれません。
つまり、今はまだ招かれてはいないという事なのです。無理やりお伺いしても良い事はなにひとつありませんよ。機は熟すと信じて待ちましょう。
パワースポットは聖域である事を忘れずにいてください
パワースポットにあるものをお守りとして持ち帰りたくなる人、きっといますよね。とても良いエネルギーが溢れていればなおさら、そのエネルギーをそばに置いておきたくなるのが人情かもしれません。
それを外界に持ち出すのはルール違反です。パワースポットは神聖な場所だということをくれぐれもお忘れなく。
聖なるものは何をしても赦してくれる、包み込んでくれる優しいものだと勘違いしがちですが、決してそんな事はありません。常識外れの行動をすれば、因果応報というように、それはすべてあなたの元に帰ってきてしまいます。
ですのでテンションが上がってもハメをはずさないように気をつけてください。
鳥居のくぐり方に注意しましょう
多くの方が何の気なしに通り過ぎてしまう鳥居ですが、実は注意をしなければならないのは鳥居の真ん中は神様の通り道になっているということです。
鳥居を通り過ぎるときにはその真ん中を避けてくぐりぬけてください。このときに真ん中を通ることにより、神様への感謝の気持ちがないとして神社にあるパワースポットの場合、エネルギーが減少してしましまいます。
また、参道や神殿へと続く階段も同じですので、「真ん中は通らない」という事をしっかり覚えておきましょう。
そして、仏閣の場合もそうですが、境内の手水舎でお清めをすることを忘れないでください。また口をすすぐときはひしゃくに直接口をつけることは避けましょう。
恐れと不安からくる願いと私利私欲にまみれた願いはしない
パワースポットでお願いをする時に気を付けていただきたい事があります。
例えば「みんなが病気になりませんように。」というお願い。なんの問題もないように思えますが、病気になることへの恐れと不安が裏にあるのです。
これだと恐れと不安が増幅されて病気になる事が叶ってしまいます。
ですのでこの場合は「毎日元気に楽しく過ごす事ができて感謝しています。周りのすべての人がみな元気に楽しく過ごせますように。」…と日々の感謝と周りの全ての人の幸福を願えるように、常日頃から意識して習慣づけましょう。
そして私利私欲にまみれたお願いもやめておきましょう。負の想いはパワースポットの質を下げてしまいます。一人一人がマイナスのものを持ち込まないというのもパワースポットにとって大切な事ですよね。
パワースポットで願掛けするのは止めましょう
神社やお寺などのパワースポットに行くと、ついつい願い事を言いたくなってしまいますが、これは止めた方が良いです。なぜかというと、そもそも神社は「神様にお願い事をしにいく場所でなはく、感謝を伝えに行く場所」だからです。
パワースポットもそれと同じですので、個人的な願掛けやお願い事はあまり好ましくない事を覚えておいてください。
※ 個人的なお願いではなく、みんなが幸せになれるようなお願いごとであればOKです。
また、多くの場合は、心身の疲れを癒すのが目的ですから、自然のパワーを分け与えていただくという気持ちが大切です。どうしても願掛けしたいのであれば、見守っていてくださいと言いましょう。そうすれば、力を得ることが出来るかもしれません。
パワースポットの効果を高めるコツ
そして、パワースポットを訪れた事で得られる効果を高めるコツについてもお話ししておきましょう。
パワーをいただく者として、必ず頭を垂れるべし
パワースポットの代表格といえば神社ですよね。神社を訪ねた際は必ず鳥居をくぐるかと思います。
こうした鳥居は、神社のあるべき神域と、人間が住む俗世を区画する「結界」で あり、神域への入口となるものです。
不浄のある者は、結界の内側へ足を踏み入れることは赦されません。人間は、日常生活の中で、さまざまな欲にまみれる存在ですから、まずは結界の内側へと入らせていただく許可を得るつもりで、鳥居をくぐる前には一礼、頭を垂れましょう。
「そんなの、変じゃない?」と思われる方は、例えば入社のための面接などを思い出してみてください。入室する際も、退室する際も、緊張した気持ちで、祈るような気持ちで、面接官へ一礼しますよね。
また、中央は神様がお通りになるので、ご挨拶する際は、女性は左、男性は右に一歩ずれて頭を下げるようにしてください。
神様にお会いするなら、綺麗な身体で!
さて、鳥居をくぐったら、きっとその先には手水舎が待ち受けているはずです。「いつも混んでいるし、別にいいか。さっき手は洗ったし。」と避けている方がいらっしゃったら、ちょっと考え直してください。その、さっき手を洗ったのはどこででしょう。
きっとお店や駅などのお手洗いですよね。ということは、俗世ということになります。俗世のものを俗世の水で洗っても、依然として俗世のものをまとっていることになります。
神様に合わせる手ですから、できることならば結界の内側の神聖な水で洗い清めてください。
また、神社によっては、手の洗い方の説明を掲示しているところもありますので、せっかくですからその作法に習って洗ってみてください。
簡単に説明すると
- まず柄杓を右手に持ち、水を汲みます。
- そして左手に水をかけ、次に左手に柄杓を持ち替えて右手に水をかけます。
- さらに再び右手に柄杓を持ち、左の手のひらに水を受け、口をすすぎます。
※ 柄杓には絶対直接口をつけないように!あくまで手に受けた水ですすぎます。
そして、口をつけた左手に水をかけて流しましょう。最後に、柄杓を地面に垂直にし、柄に水を伝わせて洗い、元の位置に戻しましょう。ここまで、水は汲みなおさずに一杯の水で行います。
神様を迷わせないよう、自己紹介を!
特に初詣などでは、芋の子を洗う海水浴場さながらの人手になりますから、神様に向き合う時間は下手すると数秒間になりかねません。後ろの行列に並ぶ人たちの視線も気になってしまう事でしょう。
しかし、考えてみてください。神様はそのごったがえす全ての人々からさまざまな願い事を聞いているわけです。誰が誰で、誰がどの願い事なのか。。。ですので、やはり自ら自己紹介を行い、ご挨拶をし、伝えるのがスマートです。
「○○県○○市○○から参りました○○と申します。今日は参拝に参りました。」と名乗ってから、お参りを行ってください。
古いお守りは感謝とともに返納しましょう
誰でも一つは、お守りを持っていますよね。パワースポットめぐりが好きな方はなおのこと、たくさんお持ちな事でしょう。
願いが叶ったか否かはいざ知らず、お守りをいただいた時点で、神様からなんらかのパワー・エネルギーをわたしたちはいただいています。ではそのお礼を伝えたことはありますか?
その方が、よりいっぱいのパワー・エネルギーをいただくことができますよ。
写真でご利益を持ち帰らせて頂きましょう
一昔、「この画像を待受画像にしたらいいことがある」なんていう画像がはやりましたよね。ちょっと眉唾ものにも思えますが、強ち嘘でもないんです。
もちろん、縁もゆかりもないパワースポットの写真を闇雲に飾ったり待受にしてもしょうがないのですが、あなたが実際訪れて、神様にご挨拶したパワースポットであれば、ぜひ、写真に残す旨の許可をいただきましょう。
神聖な気持ちでファインダーをのぞくことを忘れずに。神様のお力を、写真に残すことで、そのパワーを持って帰らせていただき、あなたの日常に取り入れてください。
パワースポットを尋ねた後にやっておくべき5つの事
そしてここからは、パワースポットを尋ねた後にやっておくべき事についてお話しします。
パワースポットは場所が大切、持ち帰りは効果が薄いです。
パワースポットは場所が大切、パワースポットのパワーは基本的にはその場所でしか得ることはできません。もし、湧き水などパワースポットに飲める水があれば、自宅に持ち帰るのではなく、その場で飲んでください。
パワースポットを訪れたら現地の食材・料理を食べましょう。
食からもパワースポットのパワーを得ることができます。パワースポットを訪れた後は、できるだけその土地の食材を使った料理や名物料理を食べましょう。
特にお水にはパワーが宿っています。その土地でとれた野菜は、その土地の水を吸って育ち大きくなっていますから、パワースポットのパワーを大いに秘めています。
お酒を飲める方は、地酒を飲むのがおすすめです。また、食事をとりお酒を飲んだら、体が温まりますよね。体を温めることで、よりいっそうパワースポットの力を取り入れやすくなります。
パワースポットを訪れた後は安静にしましょう。
パワースポットに行くと眠くなるという話、聞いたことはありませんか。「嘘でしょ」と疑っているあなた、実はこの眠くなるという現象、パワースポットを訪れた多くの方が経験しているんです。
パワースポットを訪れた後眠気に襲われるのは、悪い気が浄化され良い気が高まっている証拠、まさに運気が開かれている最中なのです。
可能であれば、パワースポットの近くに一泊するのがおすすめですよ。寝ている間にもパワースポットのパワーを取り込むことができます。
パワースポットを訪ねた後は感謝の気持ちを持って、ポジティブに。
パワースポットを訪ねた後は、パワースポットに行ったことや無事に帰ってきたことに感謝する気持ちを持ちましょう。
また、パワースポットというと、「行ったことを他言したらだめ」というように、厳格に考えてしまう方がいますが、これはいらぬ気づかいです。
パワースポットへ行ったことを修行や何かのように考える必要はありません。パワースポットに行ったこと自体を素直に楽しみましょう。
SNSなどで発信したり、友人に話したりするのOKです。そうしてポジティブな気持ちになることで、パワースポットから得たパワーを持続させることができます。
別のパワースポットに行くのは控えましょう。
パワースポット巡りもよいですが、あまり頻繁にあっちこっち行くのはやめておきましょう。パワースポットに行った後、別のパワースポットへ行くときは、せめて1日あけましょう。
前のパワースポットのパワーが残っているうちに、新しいパワースポットのパワーを取り込むと、お互いのパワーが打ち消し合ってしまい、効果が半減してしまうかもしれません。
日本では昔から、神社とお寺を同じ日に行ってはだめ、と言われていますよね。これと同じことです。なので、パワースポットを訪れた後のお墓参りも控えた方がよいと思っておいてください。
さて、やはり全てに共通して言えることは、神様だったり自然だったり、あなたがパワーをいただくものへの感謝・敬意を払うということです。そしてパワースポットは訪れるだけでも、パワースポットのパワーにあやかることはできますが、今回お話しした事を実践すればパワースポットの効果をさらに引き出すことができます。
ですのでパワースポットを訪ねた後は、面倒臭がらずに、ぜひ実践してくださいね。特にパワースポットを訪ねた後、ポジティブな気持ちになることはとても大切です。
自分の人生は自分で切り開くものですから、あなた自身が前向きにならなければ、せっかくパワースポットのパワーを得ても、パワーを発揮することはできません。ポジティブに前向きに、パワースポットはそんな気持ちを少し後押ししてくれるパワーでもあると心得ておきましょう。