今年、平成二十六年は、午年です。日本人ならだいたい知っていますが、十二年に一度やってくる午年。しかし、結構な割合でこの「うま」が動物の「馬」のことだと考えていそう。
実際、十干十二支を順番にあてはめた結果、「今年はウマ年だ！」と思っている人は多くても、その十干十二支のそれぞれに、「木火土金水」の五行のいずれかが当てはまり、陰と陽があり、特徴がある……と意識している日本人は少ないことでしょう。
その観点から言うと、「午年」とは、「火」の属性に属する年であり、陽気あふれる年であります。今年平成26年、その前は平成14年、平成２年、そして昭和53年、昭和41年生まれ。あの人はどんな性格？ 今年生まれた赤ちゃんはどんな性格になるのかな？ 午年生まれの人の特徴を、知っておきましょう。
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生命力が強い！
午年生まれの人は、生命力が強いと言われています。動物の馬が、なかなか頑健な姿と生態であることから、言われることなのでしょうが、実際に午年は、五行の「火」にあてはめられるということをさきほど述べました。
火気とは、生命力が高まり、花火で言えば爆発して花を咲かせるそのときを表しています。陽気にあふれる午年に生まれた人は、生まれ年の火気に守られ、病気にも強く、頑健な身体を備えていることが多いのです。
一人でなんでもできる！
午年に生まれた人は、生まれ持っての燃えるような火のパワーを武器に、たった一人でもどこにでも行き、なんでもやってしまう力を持っています。誰かと一緒でなければ何もできない、ということは全くありません。冒険心にも富み、アウトドアキャンプなども好む傾向にあります。
スポーツ好き！
生まれ持ってのエネルギーにあふれている午年生まれの人。体を動かすことも大好きです。スポーツ、マラソンも大好き。ダイエットを考えているなら、マラソンや、持久力の必要になる運動、ジムなどもおすすめできます。
人情があり、人の気持にも敏感！
午年生まれの人は、情にあつく、人のことでも、まるで自分のことのように喜び、悲しみ、一緒に頑張ります。その姿は愛嬌も感じさせ、人望もあつめます。やがて社会に出てからはみんなの人気者になる要素を十二分に持ち合わせているのです。
実はちょっと、アバウト……
人の気持には敏感ですが、細かい作業、繊細なことが、実は苦手です。もしも仕事や共同作業で、作業を割り振るようなことになった時には、できるだけ細やかな作業は避けて、大まかなところを思い切って任せましょう。たとえばキャンプだとしたら、料理ではなく、火起こしをお願いするのが良いくらいです。
正直、見栄っ張りです。
自分のダメなところ、できないところは、素直に相手に見せられない見栄っ張りでもあります。ですので、繊細な作業が苦手だ……ということも正直には言えず、まっすぐにひたすら頑張って時には、失敗することも。
午年のあなた、できない時はできないと言っていいんですよ。そして、午年以外のみなさん、午年の失敗をみかけたら、許される限り余り突っ込まず、優しくスルーしてあげてください。
むら気な所もあります。浮気注意！
馬は、顔の前ににんじんをぶら下げられると、にんじんの方をあっちこっち向いて本来の目的がなかなか達成できない……と、その馬の性格のせいではないでしょうが、午年生まれの人も、なにか良さそうなものを見つけるとすぐにそっちに気持が行ってしまい、ひとつのことに集中できない傾向があります。
元々一人でも行動できるタチですから、迷い無く興味のあるほうに向いてしまいます。この性格は上手に利用しないと、残念な結果になることもあり得ます。特に、自分が午年である！ という方は、恋愛において浮気に注意してくださいね。
人によっては、口が悪いことも……
人情があついことに起因している場合が多いようです。意外に口が悪く、ケンカになると江戸っ子！？ というほど熱い一面を見せることも。他の干支の人には恐怖感を与える場合もままあり、その後の人間関係に後を引くことも多いようです。午年以外の方、このような場面を見かけたら、できるだけ引かないようにしてあげましょう。
基本的には、やっぱりいい人です。
むら気で、多少口が悪かったとしても、人は悪くありません。率直で素直、一本気なところは午年生まれの人のまぎれもない長所。自分のため、人のために頑張る気質も持ち合わせており、基本的にはやはり、いい人なのです。
午年生まれの性格がおわかりいただけましたでしょうか？ 明るい人が多く、午年の性格のことを、「太陽そのもの」と表現する人も多くいらっしゃいます。上手に動かすには、上手に興味をひくことでしょうか。午年の性格を知って、うまくつきあっていきたいものです。また、午年生まれの人自身、自分のこのような性格を知り、短所を気にすると共に、長所を活かして、ますますご活躍してくださいね！
