岡山県といえば桃太郎のイメージが強いですが、実は岡山にはたくさんのパワースポットが存在するのです。歴史のある由緒正しい神社やお寺、また、山や滝などといった自然からパワーを得ることができる岡山のパワースポットは東京や大阪などの大都市にはないパワーを得られます。
実は岡山県は弥生時代など古来よりあの有名な大和・出雲・筑紫に並んで「備前国」が栄えていた場所。戦争などの災禍を逃れた古墳や遺跡などが多く残っており、古来からのパワーを全身にあびることが出来るパワースポットも多数あります。
そこで今回は岡山県にあるお奨めのパワースポットと共に、運気を上げるコツについてお伝えします。
コンテンツ目次
パワースポットの正しい巡り方と効果を高めるヒントについて
まずは、パワースポットを紹介する前に知っておいて欲しい事が2つあります。
パワースポットを訪れる時に必要な準備とは
ですので、その事について事前にしっかり準備しておきましょう。
パワースポットを訪れる際の準備などについては、以下の記事で詳しく解説していますのでご確認ください。
パワースポットにはそれぞれの人に、合う合わないの相性があります
これは私たちがそれぞれに持っている属性と、パワースポットが持っている属性によって、良いか否かの相性が決まります。
自分の属性の確認の仕方や、相性がある理由などについては以下の記事で解説していますのでご確認ください。
では、これからご紹介するパワースポットにもそれぞれ属性を記載しておきますので、それも踏まえて足を運ぶかどうかを検討してみましょう。
吉備津彦神社(きびつじんじゃ)と吉備津神社(きびつひこじんじゃ)
岡山のパワースポットととして吉備津彦神社と吉備津神社は欠かせることはできません。どちらもご祭神は大吉備津彦神で、大吉備津彦神は鉄を広めた産業に関する神様として知られています。
そのため金運上昇、商売繁盛、など仕事に関するご利益があると言われています。また、昔からの言い伝えで片参りは縁起が良くありません。参拝するなら吉備津彦神社、吉備津神社の両方ともお参りするようにしましょう。
ちなみに「神の山」と呼ばれる吉備中山の強力なパワーの恩恵を受けている吉備津神社(きびつじんじゃ)は桃太郎伝説の由来となった吉備津彦命(きびつひこのみこと)を御祭神とする神社で、岡山のパワースポットの中でも人気の場所です。桃太郎伝説の地とあって、絵馬やお守りにも桃太郎のモチーフが使われているので是非チェックしてみて下さい。
また、国宝指定されている吉備津造りと呼ばれる独特な造りの本殿と拝殿や、400mもある長い回廊は吉備津神社ならではの見どころ。吉備津神社には多くの摂末社があり、縁結びや夫婦円満の愛情運アップや金運アップ、健康長寿の御利益が得られますから参拝の際は時間に余裕を持って訪れましょう。
吉備津彦神社
〒701-1211 岡山県岡山市北区一宮1043
アクセス:JR備前一宮駅を降りて徒歩3分吉備津彦神社当神社は古代より背後の吉備の中山に巨大な天津磐座(神を祭る石)磐境(神域を示す列石)を有し、山全体が神の山として崇敬されてきました。皆様の平穏無事と弥栄を二千年に渡って見守り続けてきた神域は神オワス杜、鎮守のやすらぎの杜として、今なお皆様の祈りとともに守り継がれています。吉備津神社
〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931
アクセス:JR吉備津駅を降りて徒歩10分吉備津神社岡山県岡山市にある大吉備津彦大神を主祭神とする吉備津神社公式サイトです。日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られています。
油掛大黒天神社(あぶらかけだいこくてん)
油を大黒様にかけて願をかける一風変わった岡山のパワースポットがあります。岡山市内にある油掛大黒天神社には、七福神の1人である大黒さまに油をかけると金運が上昇することから多くの参拝客がおとずれます。この神社の由来は、その昔ある商人が大黒さまに誤って油をかけてしまったところ、その後商売が大繁盛して裕福になったという言うお話です。
それ以来、商人たちはこぞってこの大黒さまに油をかけに来るようになったそうです。油掛神社は全国でも10ヶ所ほどと言われている珍しい神社で今では宝くじの当選祈願と金運上昇のご利益をもらいに来る人が後を絶ちません。
油掛大黒天神社
〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町16-8
アクセス:JR岡山駅で降りて車で5分
御利益あれこれ、最上稲荷山妙教寺(さいじょういなりさん みょうきょうじ)で授かろう
最上稲荷山妙教寺(さいじょういなりさん みょうきょうじ)は日蓮宗のお寺で岡山の有名なパワースポットであり、日本三大稲荷の一つ。最上稲荷はお寺なのですが神仏習合の形態が残る場所で、高さが27mにもなる大きな鳥居や神宮形式の本殿が見られます。インド様式で建てられた日本では珍しい石造りの仁王門や12mもの長さのある大きな注連縄も見逃せません。
最上稲荷では商売繁盛、五穀豊穣、家内安全や交通安全の御利益が得られます。他にも「縁の末社」での悪縁を断ち、良縁を結ぶ両参りが有名。しかし、旧本殿の裏側にある複数の摂末社で「七十七末社参り」をすれば叶わない願いはないとも言われていますから、忘れず参拝しておきましょう。
住所:岡山県岡山市北区高松稲荷712
電話番号:086-287-3700
受付時間:5:30-19:00
アクセス
バス:「岡山駅」から中鉄バスで30分「稲荷山」下車
車:岡山自動車道「岡山総社IC」から約10分
駐車場:あり
神庭の滝(かんばのたき)
神庭の滝は、日本の滝百選に選ばれた高さ110m、幅20mで中国地方では一番の規模を誇る滝です。その水が流れ落ちるさまは水しぶきのきれいさがとても神秘的です。また滝の中央部分にある岩は滝を上る鯉のように見えることから鯉岩と呼ばれて見どころ満点です。
周辺には数々の樹々が繁り、秋の紅葉時期は秀逸。その他の四季折々にも美しい姿で楽しませてくれることから観光客が後を絶ちません。滝までの道は整備されて歩きやすく、時には野生の猿と遭遇することもあります。