新月と出産の関係を理解して、マタニティライフを満喫するコツまとめ

新月と出産の関係を理解して、マタニティライフを満喫するコツまとめ新月とは、月と太陽が重なり目に見えない状態を指します。当然このときに夜空に月は出ていませんよね。新月から徐々に満ち、満月を迎え、また徐々に欠けていく。この周期が29.5日。暦に始まり、古来より人は様々な影響を月より受けてきました。

この新月は満月と同様に、肉体的にも精神的にも人間に様々な影響を与えていると言われており、特に女性は生理・妊娠・出産などといったライフスタイルやライフイベントと密接に関わっている事はもしかしたらご存知かもしれません。

そこで今回は新月と出産にスポットをあてて、体内で命を育む女性に、そしてこれから育んでいくであろう女性に、さらにはその命を見守る立場にいる周囲の人々に向けて、マタニティライフを心安らかに満喫するためのコツをまとめてお話しします。

女性と月の、切っても切り離せない関係

古来より女性のバイオリズムと月は密接な関わりがあると言われていますよね。

月の満ち欠けにかかる平均的な日数(=平均朔望時間:朔望とは新月と満月のこと)は29.53日ですから、これはまさに平均的な月経周期と一致しています。

さてこの29.53日を9倍すると265.77日。実はこの日数、平均妊娠日数と合致すると言われているのです。スピリチュアルな観点からだけでなく、こうして数字でも表すことができる女性と月の関係です。

本当に月の満ち欠けが出産を左右するかは別として、こうした自然のリズムを意識してマタニティライフを送ることで新月や満月が陣痛、分娩のきっかけと1つになりえる可能性は十分考えられるのでははいでしょうか。

 

『女性が妊娠しやすい時期』とは。

女性が妊娠しやすいのは圧倒的に新月の時と言われています。よく「満月の時に生理になりやすい」という話を聞きますが、この話と照らし合わせても、満月の時に生理を迎えていれば新月の時に排卵を迎えることになりますから、サイクルとして考えても理にかなっていますよね。

「なかなか妊娠できなくて」と悩んでいる女性はたくさんいますが、現代女性はとかく不規則かつ、自分の体を労わるということを後回しにせざるを得ない状況に置かれがちです。

排卵誘発剤の投与などを行う前に、ぜひ一度『生理を満月に迎え、排卵を新月に迎える』という自然の摂理に体をあわせるべく生活リズムや食事などを見直したりしてみてはいかがでしょうか。

婦人科に相談し本格的な治療を始めるにしても、生活環境やリズムを整えることは必ずプラスに繋がります。

 

新月の時には、やはり出生率があがるようです。

新月や満月のときは出産が増え、しかも安産であることが多いという話はもはや有名ですよね。

病院(産院)には分娩室や診察室などに月齢カレンダーが貼ってあるところも多く、さらに実際にお産の有無を記入して検証しているところもあるそうです。

ちなみに、満月、新月の時期は通常に比べ出生率が10%ほど多く、緯度が低いところ(=赤道に近いところ)ほど影響を受けやすいとも言われています。予定日が近くなったらちょっと意識して準備をしておくとよいかもしれません。

 

妊娠中だからこそ!月の力を味方につけてキレイになりましょう

せっかくですから、うまく月の影響力を利用して、より美容効果を高めてみませんか。新月から満月にかけては『溜める』時期。疲労なども体に蓄積しやすい時期ですので、リンパや血液の流れを良くすることを考えましょう。

反対に満月から新月にかけては『放出』の時期。筋肉のこりをほぐし老廃物を排出するのに適しています。また、新月は心身バランスを整えるオイルトリートメントとも相性抜群!産前産後ケアにはぴったりなのです。

さらに上を目指すなら、『吸収』『スタート』に適しているこの時にちょっとリッチな美容液で入念にお手入れをしたり、美容院に行き髪形を整えるのも良いですよ。体調と相談しながら「キレイな妊婦さん」を目指してみてくださいね。気持ちも明るくなること請け合いですよ。

 

妊婦さん試練の道、『体重・体調管理』のコツについて。

体重、体調管理は妊婦さんにとってはある意味まさに『試練の道』ですよね。増えすぎても減りすぎてもダメ、運動しすぎてもしなくても良くない、妊娠中毒症、高血圧、食べたいのに「その一口が健診で引っかかるか否かの境目」、などなどあげたらキリがありません。

さらに妊娠中のケアが産後の体型や体調にも影響してくる、なんて、考えただけでも気が遠くなりそう。思わず眩暈がしそうですが、実はここでも、月の満ち欠けが大きな意味をもっています。

新月から満月へと月が満ちていく期間は、気力が上がる反面吸収する力も大きくなります。肌への栄養補給などには効果的。ただし、食欲も増進し、エネルギーを溜め込みやすくなるので食事の際はちょっと意識して控えめにしましょう。

反対に、満月から新月にかけては心身ともに落ち着きを取り戻し、放出の気が強くなります。抑えていたカロリー控えめのデザート1品つけるくらいなら大丈夫。こういったサイクルを知り調整することで、ストレスを軽減することができますよ。試してみてください。

 

新月は、心を落ち着かせるのに適しています。

妊娠中はホルモンバランスも不安定になり、マタニティブルーなんて言葉もあります。訳もわからず不安になったり些細なことが目に付いたりする事もあるかもしれません。そして旦那様や周囲ともついつい喧嘩になってしまう……というのは妊婦さんの悩みのタネの一つですよね。

これは仕方のないことだと割り切ってしまいましょう。出産が終わればやがて元に戻ります。まずは自分の気持ちを楽にしてあげてくださいね。そして、周囲にも申し訳ないと思ったら素直に一言謝罪を。それだけでもずいぶん違います。

『妊娠してるから』『妊婦だから』という行き過ぎた甘えがなければ周りは必ず受け入れてくれます。

しかしどうしても不安な時や、リラックス効果を求めるなら瞑想がお奨めです。新月は精神を司りますので、瞑想の効果を高めてくれます。

またインスピレーションが冴えるこの新月の日には、自分の気持ちを整理し落ち着かせたり、新たな決意を具現化させましょう。

あなたの望みが叶っている姿をできるかぎり具体的に、強くイメージしてみましょう。すると新月の力が幸福を引き寄せてくれるはずです。

 

新月に、願掛けをしてみましょう。

これから訪れる出産、赤ちゃんとの生活、あなたはどんなことを望みますか?物事のスタートを司る新月に祈った願いは叶うと言われています。引き寄せたい未来やこんな風になりたいという願望を、紙に書き出してみましょう。

新月から次の新月まではだいたい1ヶ月。1ヶ月ごとに振り返り、なにを達成したか、なにが足りなかったのかを反省し次の目標を定めることで日々にメリハリをつけて生活することができます。その積み重ねが、やがてあなた自身の大きな願いを叶えてくれるはずですよ。

くわしくはこちの記事をご覧ください

 

新月は、穏やかなヒーリングの力を秘めています。

妊娠中はホルモンバランスや体型、体調など、いろいろなものがめまぐるしく変化していきますよね。そして環境によっては周囲からのストレスなどもあるかもしれません。なので知らず知らずのウチに気を張っている妊婦さんは結構多いのです。

新月は『開放』も促してくれます。不安や不満、愚痴、溜め込んでいるなと自覚できる感情などを、月の力を借りて吐き出してしまいましょう。紙に書いても誰もいないところで口に出してもかまいません。

感情の開放は、あなた自身を癒すことに繋がります。心の重石は、意識の有無に関わらずあなたの足取りをも重くしてしまうもの。ほんの少しでもすっきりさせることができたら、また明日から穏やかな笑顔になれるはずですよ。

 

『新しい月』の時に、ぜひなにかを始めてみましょう。

新しい始まりを示す月、新月の時は『なにかを始める』のにぴったりです。目標を立てる、なにかに挑戦してみる、などなど、人生にそうそう頻繁に訪れないこんな時期だからこそできるようなことを始めてみると良いですよ。

また、この時期に始めると良いのが『貯金』です。生まれてくる我が子のために、少額からでも貯蓄していくと良いかもしれません

ただし体重を減らすのには不向きです。新月は『吸収』も司るので、この時期に焦ってもあまり効果は期待できません。マタニティヨガくらいの、ゆったりした運動に留めておく方が良いでしょう。

 

『新しい月』の時に、ぜひ新調してみましょう。

新月の夜に新しいものを使い始めると、月が満ちると共に物にも力が宿っていくと言われています。出産に向けて準備するものはいろいろありますよね。ですのでせっかくですからこの時を逃さず新しいものを用意したり、古くなったものを新調すると良いかもしれません。

ベビーグッズなどはもちろんですが、財布などの新調もおススメです。また、仕事運UPなら名刺入れやネクタイなど、仕事に関するものも◎。

いつもありがとうとこれから大黒柱としてよろしくね、の意味をこめて、旦那様にプレゼントするのも良いかもしれませんよ。

 

イメージトレーニングに最適な時、それが新月です。

さぁ、ここまでいろいろお話ししてきましたが、せっかくですのでぜひもう1つ。

『イメージトレーニング』をしてみましょう。

新月はイメージトレーニングに最適なとき。具体的に思い浮かべることでその状況を引き寄せやすくなります。

ただし、アレもコレも叶えたい、と欲張ると集中力が分散して結局どれも叶わなくなってしまいます。どうしても叶えたい願いを1つだけ、できるかぎり詳しくイメージしてみましょう。

 

さて、出産を控えた妊娠中だからこそ、女性は心も体もしっかりと労わる必要があります。例えば妊娠線予防の保湿ケアなども新月の時には(おなかが張らない程度に)ちょっぴり念入りに行ってくださいね。

反面大事にしすぎて食べ過ぎたり運動を怠ってもよくないもの。医師と相談し、自分にとって最適な範囲で物事を行うようにしましょう。また、精神的にも揺れ動きやすい時期ですが、自然の流れに身を任せることで多少なりともリラックスすることができます。

十月十日、何事もなく穏やかに過ごせる方は少ないでしょう。周囲や環境を嘆くより自己防衛!真剣に願えば月の力は必ずあなたの味方になってくれますよ。生まれてくるお子様と、なによりあなた自身に幸運の風が吹きますように。どうかお体を、そしてあなた自身の心を大切にしてくださいね。月の力が、全ての人に癒しと励ましを与えてくれますように。

そして、新月と満月に関する記事はここにまとめてありますので宜しければご覧ください。

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