せっかく一緒に、さらにせっかく復縁したのですからもう別れは考えたくないですね。別れることは非常にエネルギーを使います。もちろん周囲にも迷惑をかけるし、さらにお子さんがいらっしゃればとっても不幸なことです。
復縁したという家庭の未来には、「もう絶対に別れない」か、「また同じことを繰り返す」かの二極化の結果が待ち受けています。全ては二人の考えと行動次第でよくも悪くもなります。
せっかくのご縁で一緒になって、一度は別れ、またお互いが良くて復縁して一緒になったのですから、死が二人を分かつまで幸せに添い遂げるのが本望ではないでしょうか。幸せな家庭を末永く守っていただきたく、そのためのいくつかの心の持ち方をお伝えします。
おそらく、一度別れたのは些細な理由だったのかもしれません。人と人、心に余裕がなくなるとちょっとした事でトラブルになります。老後、二人で「幸せだったね。あのときあんなくだらない事で別れなくて良かったね」と後々に広い心で語り合えるような悔いの無い家庭を築いてください。
コンテンツ目次
復縁できた後の生活に注意して
幸福な家庭を守りぬく方法
同じことは繰り返さない信念を持とう
別れに復縁にどれだけの時間や労力を掛け、周りの人々に迷惑や心配を掛けたでしょうか。もう復縁したら、このような身勝手な二人の過ちは繰り返すべきではありません。家庭を持つことは自分たち二人だけの世界ではないのです。
二人だけで世の中は回ってはおらず多くの人に支えられて自分たちがあるということは心しましょう。失敗した、別れる理由になったことには特に反省し、同じ過ちは繰り返さない決意をしましょう。
相手を観察しよう
パートナーに対して、自分をかまって欲しいという子供っぽい理由で相手に求めたり、他に求めたりもしてしまう方もいます。逆に、口うるさく事細かに干渉されたくないという人もいます。いま相手が何を求めているのか、どんなことが好きか、嫌いかを知ることです。
それすら知らないで自分のことばかりになって押し付ける人は、どんな相手ともうまくいかないでしょう。うれしいのか、悲しいのか、怒っているのか、どんな気持ちや様子なのか黙って相手をじっくり観察することが第一です。この簡単な観察が復縁の前はあまりできなかった人も多かったかもしれません。
相手に関心を持とう
観察だけでは誰にでも出来ます。さらに復縁した相手が何を欲しているのか、何を主張しているのかを知るために関心を持ちましょう。関心を持つということは興味を持つことですが、一歩離れて感情抜きに見なければいけません。上から目線や、否定的、思い込みで見てしまっては正確な情報は入ってきません。
自分の感情抜きで見ることは非常に難しいでしょう。まず、信じてあげましょう。優しい広い心で見ることが大事です。例えば、この人はすぐ浮気するからという目で見ていると全ての言動が疑わしいものになります。思い込みの枠を取り払うとうまく見られるのです。
思いやりを持とう
喧嘩したかったら、簡単で自分から相手を怒らせればいいように、優しくして欲しかったら、自分から優しくしましょう。我慢比べをしたり見栄を張っている段階ではありません。思いやり気遣いをすれば、自然と人の心は溶けて優しくなるものです。ただ、うわべでの言動だけの心がこもっていない優しいフリは絶対に伝わっています。
いつも気遣いが出来るようになればいいだけです。そんな相手に対し、普通なら自分も優しくしようとか、心配掛けないようにしようなどと、思いやる心で返して応えてくれるのは人の心をもっていれば当たり前です。一度別れて復縁したのですから、絆をさらに深めること。難しいことは何もありません。
我慢せず話し合おう
大概の復縁の後同じ事のやり直しです。前回別れたのはお互い我慢できなかったからだと思います。我慢というのは溜まり溜まって爆発することが多いのです。ですから、溜めないこと。溜まっていくことで、日々の些細な出来事も許しがたいことにすり替わってくるのです。
ですから、批判しあったり責め合うのではなく、前進のための話し合いの場は常に持つべきです。辞めて欲しいこと、変えて欲しいことは自己責任で訴えましょう。そのときには「私はコレがいやだ。」「私はコレが我慢出来ない」と自分の意見として言いましょう。子供が嫌がるとか親が困るなどの人のせいにしていては相手に伝わりません。
自分がいやだというのをハッキリ伝えてください。もちろんボロカスに言うのは相手を傷つけるので、こんな事言って気分悪くしたらごめんねと思いやりのひと言を添えましょう。
ありのままでいよう
人の無意識は相手をコントロールすることも可能です。何でも目の前で起きる出来事は自分の責任だと思うぐらいでいいでしょう。相手が悪いから~になった。などと責任を相手に押し付ける事、それが復縁前の多くの別れた原因なのではなかったでしょうか。
ですから「出来ないことはできないと正直に言い、できるフリはやめる」「相手に依存してできないフリや怠けることはやめる」「ありのままで良くみせない」。二人の間に虚像のベールがあれば距離は縮まりません。
ありのままで、そこに存在するだけでいいし、欠点も受け入れて一緒にいられることこそが真のつながりです。「許せない」と思うのは、大概は自分の中の許せない部分を投影しているのです。自分のそんなところを直していけば大丈夫です。受け入れられない虚像の相手が好きなら添い遂げることはできないでしょう。
感謝に立ち戻ろう
辛い別れを乗り越えて復縁したことを常に忘れないこと。これから先、時には悲しいことや辛いこと、腹立たしくもなるでしょう。特に怒りが収まらないときは心や視野がとっても狭くなっています。
そんなときに効果があるのは感謝を探すことです。復縁が無かったら一人で泣いていたかも、元気で今日も動ける、生きているだけでありがたいと思えるようになれるでしょうか。とにかく不平不満や怒りが出始めたら感謝探しをして、基本に立ち返りましょう。
いかがでしたか。
せっかく復縁をしたのなら、二度と別れはしたくないものです。復縁したら、前と同じことは繰り返さないのが鉄則です。前に出来なかったことをチャレンジしてやっていきましょう。お互いに思いやり、相手を観察し、客観的に見ていたわり合うことが基本です。
それには、思い込みや自分の一方的な押し付け、枠にはめずに相手を見ることです。それが夫婦の円満の基本です。優しくして欲しかったら自分のほうから優しくするだけの簡単なことです。
いらないプライドや我慢は捨てましょう。依存しあわない、自立した関係で、ありのままでいられれば無理なく長続きします。時には不満もでるでしょう。そんなときには感謝探しをして基本に立ち返り、自分の心を修正し乗り切りましょう。
まとめ
復縁できた後の生活に注意して幸福な家庭を守りぬく方法
・ 同じことは繰り返さない信念を持とう
・ 相手を観察しよう
・ 相手に関心を持とう
・ 思いやりを持とう
・ 我慢せず話し合おう
・ ありのままでいよう
・ 感謝に立ち戻ろう