座禅に興味あるなら今すぐトライ♪ 5分で心が落ち着く簡単ワザ

座禅に興味あるなら今すぐトライ♪ 5分で心が落ち着く簡単ワザ

みなさんは座禅に興味がありますか?ネガティブな思考を解き放ち、心を落ち着かせてくれる座禅は、美容と健康にも良いとされています。座禅は、ストレス社会と言われる現代を生きる私たちにとって、習慣として取り入れたいワークのひとつです。

とは言え「座禅に興味はあるけれど、なんだか難しそう・・」「座禅会は厳しそうだし・・」と思っている方もいますよね。確かに、座禅と言えばお坊さんが座って行う精神修行を思い浮かべてしまいがちなので、難しそうに思えてしまいます。

しかし、そこまで難しく考える必要はありません。少しくらい間違えてしまっても、心が落ち着けば良いのです。今回は、自宅で簡単にできる座禅の方法をご紹介します。1日わずか5分でも座禅をすることで、心の歪みが取れていきますので、ぜひ試してみてくださいね。

 

座禅に興味あるなら今すぐトライ♪
5分で心が落ち着く簡単ワザ

 

 

座禅をする前に!座禅をする場所を整えましょう

座禅は身心の安らぎを求めるためにするものなので、厳しい座禅を我慢しながら行うのは、ちょっと違いますよね。まずは「気楽にやってみよう」くらいの気持ちでチャレンジしてみましょう。

座禅をする前に、座禅をする場所を整えるところから始めます。日ごろから人は、視覚からさまざまな情報を無意識に取り入れているので、部屋が雑然としていると座禅に集中できません。

座禅は、きれいに整頓された部屋で行いましょう。座禅に集中できるように、人の出入りがなく、静かな場所で行うことが望ましいので、テレビや携帯などの電源はオフにします。

部屋は明るすぎるとなんとなく落ち着かないことが多いため、朝や昼間に座禅をする場合には、カーテンを引いて部屋を少し暗めにするとよいでしょう。座禅をするときには、満腹でも空腹でも集中できません。

お腹はほどほどにしておきましょう。部屋の温度は暑すぎず寒すぎない温度に保っておくことも大切です。座禅をするタイミングによって、得られる効果が変わります。心身のリフレッシュをしたい方は朝に、心身のリラックス効果を得たい方は寝る前に座禅をするのがおすすめですよ。

 

場所を整えたら次に服装を整えましょう

座禅をするときには、血行を妨げないよう、デニムなどの伸縮性が低いものは避け、ゆったりとして着心地のよいものにしましょう。指輪やメガネなどのアクセサリーは外し、ネクタイや腕時計、靴下など体を締め付けるものも外します。

 

着座する前には合掌低頭をしましょう

服装まで整えたら、いよいよ座禅に入ります。座禅をする前には「これから座禅をする」と気持ちを切り替えたり、気を引き締めるために、合掌低頭(がっしょうていとう)から始めます。

合掌低頭のやり方は簡単です。①両足を揃えてまっすぐに立ちます。②両手を顔の前でぴったりと合わせ、指先はまっすぐ上に向けて合掌します。③腰を折るように礼をします。合掌低頭を終えたら着座です。

 

体に無理のない範囲で座りましょう

座禅では、座蒲(ざふ)と呼ばれる専用座布団を使用しますが、自宅に座蒲があるという方はあまりいませんよね。座蒲がない方は、わざわざ購入しなくても大丈夫。クッションか座布団2枚で代用しましょう。

クッションの場合は前半分に座り、座布団の場合は座布団を2枚重ね、上の1枚を半分に折り、折り目の上に座ります。こうすることで、膝よりもおしりの位置が高くなるため、背筋をまっすぐに伸ばすことができます。正式な座禅の座り方は、あぐらをかき両足が太ももの上に乗るように座る結跏趺坐(けっかふざ)です。

難しい場合は、どちらか一方の足だけを乗せる半跏趺坐(はんかふざ)でも良いですし、あぐらがうまくかけない方は正座でも大丈夫。無理のない姿勢で行うことが重要です。座蒲やクッション、座布団など用意したものに座ったら、座禅をしている間に姿勢がぐらつかないよう、座相(ざそう)を決めましょう。

背筋を伸ばし、お尻は動かさずに、腰から上を大きく左右に揺らし、徐々に揺れ幅を小さくしていきながら、体が安定する位置を探します。自分が振り子になったイメージで、体を左右に動かすのがコツです。

 

最後は手を組み視線の位置を定めましょう

座り方が決まったら、法界定印(ほっかいじょういん)を組みましょう。右手を手のひらが上になるようにしてあぐらの上に置き、指の第2関節同士が重なるように、てのひらを上にして左手を乗せます。そのまま、両手の親指同士を優しくつけましょう。

座禅では、半眼(はんがん)状態が一番集中できるとされています。しかし、半眼は実際にやってみると変な力が入ってしまい疲れてしまうので、無理に半眼にする必要はありません。ぼんやりと眺めるように、視線を1mほど前におろしましょう。こうすることで、自然と半眼の状態になりますよ。

 

呼吸を整えて座禅を開始しましょう

いよいよ座禅の開始です。まずは呼吸を整えましょう。口から細い糸を吐くようにゆっくりと息を吐き出します。吐き切るところまで息を吐くと、自然と息を吸い始めます。

息を吸うときは、すっと鼻から息を吸って、またゆっくりと口から息を吐き出します。これを2~3回繰り返して呼吸を整えましょう。呼吸が整ったら、鼻から吸って鼻から吐く自然な呼吸に戻します。

おへそから指4本分下の辺りにある「丹田」と呼吸に意識を集中して腹式呼吸を続けましょう。座禅を終えたら、体を左右に揺らして体をほぐします。足をくずしゆっくりとほぐした上で立ち上がりましょう。最初と同じように合掌低頭をして終了です。

 

スマートフォンのアプリを活用してみましょう

静かなブームとなっている座禅。最近では無料のスマホアプリも登場しています。アラーム設定はもちろん、姿勢が崩れるとバイブ機能などを使って知らせてくれるものもありますので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか?

座禅をするときには、予め座禅をする時間を決め、アラームなどを設定しておくとダラダラとした座禅にならずにすみますよ。

 

いかがでしたか。

自宅でできる座禅の方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?こちらにご紹介したものは、自宅でする座禅の基本ですが、座禅は我慢大会ではありませんので、堅苦しく考える必要はありません。

心身の安定が目的なので、手順が違ってしまっても、型通りでなくても、気にせずにチャレンジしてみましょう。座禅は、たとえ5分でも毎日続けることが大切です。自分を見つめ直すよいきっかけになることもありますので、毎日の生活に座禅を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

座禅に興味あるなら今すぐトライ♪5分で心が落ち着く簡単ワザ

・ 座禅をする前に!座禅をする場所を整えましょう
・ 場所を整えたら次に服装を整えましょう
・ 着座する前には合掌低頭をしましょう
・ 体に無理のない範囲で座りましょう
・ 最後は手を組み視線の位置を定めましょう
・ 呼吸を整えて座禅を開始しましょう
・ スマートフォンのアプリを活用してみましょう

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