瞑想すると得られる11の効果とそれを高める5つの方法

瞑想すると得られる効果とそれを実感する方法
瞑想を始めてみたはいいけれど長く続かなかった……という経験がある人は結構多いですよね。

その理由としては瞑想を行なうことが嫌になったり面倒くさくなったりしたわけではなく、瞑想の効果が実感できずに途中であきらめてしまう人が大半です。瞑想する事は私達の心や体にとって良い事だとわかってはいても、やはり効果が実感できないと続けるのが難しいですよね。

では、いったいどうすれば瞑想する事の効果をはっきりと実感する事ができるでしょうか?
そこで今回は瞑想すると得られる効果とそれを実感する方法についてお話しします。

コンテンツ目次

瞑想とは何か?効果を得る為の時間や環境の作り方

瞑想とは何か?効果を得る為の時間や環境の作り方のイメージ
ではまずはじめに、瞑想の効果を感じる為の下準備。瞑想とはそもそもいったい何なのか?そしうて効果を得る為の時間や環境はどのようにしたら良いのか?などについてお話しします。

そもそも、瞑想とはなにか?

瞑想とは『心を集中させ、深く静かに思いをめぐらせること』です。静かな時間の中でゆったりと体と心を落ち着かせながら、自分自身を振り返ったり、無になることで思考し続ける脳に休憩を与え、集中力を高めたりする事。

潜在意識にアクセスすることでクリアな自分に近づくこともできます。目的も、とにかくリラックス・リフレッシュしたいというものからスピリチュアルな体験を目指すというものまで様々です。

そして簡単に出来て、続けることで効果を実感できるのが瞑想の良いところです。

 

瞑想を行う時間は、まずは1~15分くらいを目安にしましょう。

人間は日々の喧騒や雑念、環境や他者からの影響などに常に晒されて続けていますよね。つまり、それだけストレスを受け続けているということです。この状態は、表層意識だけではなく、潜在意識(無意識)の部分にも深く影響してきます。

特に明確な病気ではないのになんとなく体が重い、やる気が出ないなどといった症状は、実は潜在意識が休息を求めているサインでもあるのです。

このサインを無視し続け、心に沈殿していくストレスをうまく発散できないと体調不良や心の病といった形で表面に浮かび上がってきてしまいます。

ですので自分自身の為に、朝起きてから、もしくは夜寝る前、といった、静かで落ち着ける時間帯に10~15分。何も考えない時間を作ってあげましょう。

最初は長く感じるので、そんな時は1~2分程度から始めてもかまいません。考えまいとするとかえって様々な雑念が湧いてきますが、馴れてくればすぐに『何も考えない』フラットな時間を作り出せるようになりますよ。

 

瞑想の効果を引き出すために、環境を整えるコツ

瞑想するには環境も重要です。騒音はいわずもがな、電話やメールの着信音、来客などといった要因でも集中力は容易に途切れてしまいます。

必ずこういった「邪魔」が入らない時間帯と場所で行うようにしましょう。朝行うと集中力を高め生活の活性化を図ることができますが、就寝前などに入浴で体をきれいにさっぱりさせてから、だとリラックス効果を高めることができます。

アロマやヒーリングミュージックなども有効です。五感から癒しを感じることができますよ。ゆったりとできる、自分だけの空間を作ってみましょう。

また、今は瞑想用のCDなども販売されていて、音声でどのようにしたらよいか誘導してくれるものもあるので、活用するのも1つの手です。

 

同じ姿勢を長く保てるカラダ作りをしておきましょう

瞑想に必要なもの……環境。時間帯。呼吸法。様々ありますが、忘れてはいけないのが『姿勢』です。

リラックスやリフレッシュ効果を目的とするなら横になって行っても良いように思ってしまうかもしれません。しかしそれでは効果を得る前に入眠してしまうという恐れがあります。

ですのでやはり瞑想は座って行うのが適しています。

そして瞑想の間は同じ姿勢を取り続けますよね。難しいポーズは必要ありませんが、姿勢を崩さないためにも軽いストレッチなどで関節や筋肉をほぐし、柔軟な体を作るよう心がけておきましょう。

また、服装はゆったりとしていて、体を締め付けないものが向いています。

 

瞑想の効果を引き出す呼吸法について

瞑想の効果を効率よく引き出すために、呼吸はぜひとも意識してほしいポイントです。

背筋を伸ばして鼻からゆっくりと、おへその下(丹田)に空気を溜め込んでいくようなイメージで息を吸い込んでいきます。

もうこれ以上吸えない、というところまで吸い込んだら、口からゆっくりと、全ての息を吐き出すようにしていきましょう。

吐くときは、吸い込んだ時間の倍程度の時間をかけるつもりで細く長く行います。

この腹式呼吸は瞑想以外のときにも効果的で、仕事や試験、緊張を強いられる場面などで1分を目安に行うことで、余分な力や雑念が抜け、集中力などを高めることができます。

瞑想はなにも、特別に定めた時間帯だけに効果が現れるわけではありません。馴れればいつでもどこでも、ちょっとした時間にでも行うことができ、さまざまな効能を引き出すことができるのです。

 

瞑想の効果を感じる為に『無になる瞬間』を楽しみましょう。

瞑想を行うと、始めのうちはさまざまな事柄がとりとめなく浮かんできますよね。つい先程の出来事や食べたご飯、今後の予定、過去のことなどなど。これは仕方のないことですが、大事なのはこれら雑念を右から左へ流していくことです。

雑念のどれかに引っかかりそのことについて考え出すと思考がとまらなくなってしまいます。コレでは意味がありません。

また、雑念が浮かんでくるからといって焦っても逆効果。浮かぶこと自体は誰にでも起こりうることなので心配しなくても良いので、とにかく流す。受け流す。

やがて何も考えが浮かばなくなり、周囲の音や感覚も消えていく瞬間が訪れます。これが『無になる』ということ。脳や心身が完全にリラックスできている状態なのです。

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