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この時間帯の占いは避けましょう。
タロット占いには、占術者の直感力・精神状況・感情などがダイレクトに作用するという特徴があります。もちろんプロの占術者は依頼人の感情や自分の主観に引っ張られることがないよう自分を律する術を身につけています。
しかし自分で占うようになってまだ日が浅い人や、感受性が鋭く繊細な人、言い換えれば結果に一喜一憂してしまう人は深夜の占いは避けておいたほうが無難です。夜が深まれば深まるほど、人間は感情の揺れ幅が大きくなるものです。
まして占いを生業としている人でなければ、占いをしよう・もしくは占いに頼ってみようと思い立つときは不安や悩みなど、重いオーラを身にまとっているもの。ネガティブな感情はポジティブな感情より膨らみやすいため、タロットカードに反映されてしまいます。
また、伝えられた結果のみに落ち込んだり喜んだりしてしまって、タロットカードが本当に伝えたい、深い場所にあるメッセージを見落としてしまいがちになる傾向があるのです。
「全てを終えて寝る前のひとときが一番心が落ち着く時間」という方でも、理性的かつ客観的に自分の事を見つめるという意味を込めて
同じことを何度も占わない
タロット占いのリーディング結果によっては受け入れたくないときもありますよね。
しかし、結果を都合良くねじ曲げてしまったり、なかったことにして納得するリーディングが出来るまで何度も占ったりすると、リーディングの精度が落ちていき、つじつまの合わない混乱した結果になってしまいます。
たとえリーディング結果が納得いかないものだとしても、そこにはカードからの大切なアドバイスが含まれています。
現状が悪い結果でも、それを乗り越えるためのアドバイス、未来が悪い結果なら、それを回避したりするためのアドバイスが、それぞれの場合で含まれています。そんな大切なアドバイスを無視してしまうなんてもったいないですよね。
結果に振り回されるのは、タロット占いに依存している状態です。
タロット占いに限らず、占いを正しく有効活用するためには、結果に依存しすぎず、アドバイスなどの細かな内容に意識を向けるようにしましょう。
期待していた結果と違う場合には、その真意を理解する。
タロットカードは時に厳しいメッセージを伝えてくることがあります。自分が期待していた答えと違ったからといって何度も同じ事柄を占うのは当然タブーです……が、やっぱり悪い結果が出れば落ち込んでしまいますよね。
結果の悪さは「今現在の状況のままでいったらこういう未来が待ってますよ」という警告なのです。
だったら現状を変えれば未来は変わります。それに同じ事柄は占えませんが、視点を変えて質問するのは大丈夫です。
例えば「○○さんと付き合えますか?」と質問して答えが「NO」だった場合。落ち込みますよね。ですがこれは、あくまでも今のあなたのままだったら、ということです。
ならば次に聞いてみるべきは「付き合える」という結果が出るまで占い続けるのではなく「どうしたら振り向いてもらえますか」でしょう。
さらにそれでも「無理」という結果が出た場合でも、タロットカードのメッセージをよく聞いてみましょう。もしかしたらもうすでに相手に好きな人がいるから揺らがないのかもしれないし、実はとんでもない欠点があるためあなたにはつりあわない、ということなのかもしれません。
表層の結果に揺れるのではなく、タロットカードが示す内容にしっかりと目を凝らせば、必ずあなたを成功に導くヒントを掴むことができますよ。
今すぐできるシンプルなタロット占い(実践編)
では、せっかくですので、ここまで読んでくれた読者さんの為に少ないカードで簡単にできるタロット占いをいくつかご紹介します。