女性は愛を実感していたいものですから、彼氏が好きかわからないときは不安になってしまいますよね。いつでも愛を感じていたい、愛していると実感していたい、その実感が生活の励みになるのです。でも、どんなに仲の良いカップルでも、ときには彼氏を好きかわからないという状況に陥ることがあるものです。

たとえば、付き合いが安定しかけたときなど、恋人としての彼の存在感に疑問を感じてしまいます。長く付き合っていると、一緒にいても、最初の頃のようにはときめかなくなってしまうもの。そんなときに別の男性の存在が気になりだすと、自分は本当に彼氏を好きかわからない気持ちになってしまうものです。

そこで今回は、彼氏が好きかわからない状態を脱するためのポイントをお伝えします。

彼氏が好きかわからない状態を
脱却する３つのワザ

彼氏を好きかわからないときは、彼のいない生活を想像してみる！

付き合っている彼氏のことを好きかわからないときは、まず、彼のいない生活を想像してみましょう。いつも近くにいると、その存在が当たり前になってしまって、ついついありがたみが分からなくなってしまうものです。

存在感を確認するには、日頃の行動を見直してみると良いでしょう。たとえば、週末に見たい映画があるとします。カップルの多い映画館、一人で行くのはちょっとためらわれます。明日映画付き合ってと気軽に言える相手がいるのといないのとでは違いますよね。

じゃあ、誘える人なら誰でも良いのだろうか、とさらに問いかけてみます。映画をみるときの作法って人それぞれですよね。パンフレットを買う、ポップコーンを買う、どの辺りの席に座るといったことが言わなくても通じて、映画が終わった後には遠慮せず感想を語り合える相手なら、それはとても貴重な存在といえるのではないでしょうか？

そんな風にして、日常の様々な場面の中で自分と彼氏がどれくらい気が合っているのかを、今一度見直してみます。彼の顔、身体をしっかりと目の裏に思い浮かべるのがコツです。

そして、当たり前の風景の中に彼がいることが確認できたら、そこに彼がいない生活を想像してみましょう。寂しくはないでしょうか？ぽかんと穴が開いたような気がしませんか？彼のいない風景を想像してみても、まったく何も感じないようなら、彼氏に対する気持ちも本物ではないのかもしれません。

彼氏を好きかわからないときは、彼との今後を考えてみる！

彼の存在は求めているものの、本当に彼氏だけを好きかわからないときは、彼との将来を思い描いてみてください。付き合っている相手のことを好きかどうかわからないという気持ちの底には、彼氏との将来像が見えないという不安感があるものです。将来像を描けると、彼氏への気持ちも見えてきます。

彼氏との将来を考える上で大切なのは、これまでの付き合いを見直すことです。彼氏と付き合って何年になるのか、その間にどんな嬉しい出来事があり、どんな哀しい出来事があったのか、できるだけ詳しく思い返してみます。

楽しかったこと、嬉しかったことよりも、彼とどんな風に喧嘩して、どんな風に仲直りしたか、彼がどんな風に謝ってきたかといったことがより重要です。付き合いを続けていくなら、楽しいことばかりではありません。楽しくないことが起こったとき、どう対応していくかが二人の関係の要になってきます。

喧嘩や意見の衝突など、マイナスの過去を見直すことで、二人の将来像が見えてくるのです。結婚して子供ができたとき、どんな家庭を築いていけるかは、過去の二人の関係性から読み取れます。意見が衝突したとき、きちんと話し合えたかどうか、喧嘩したとき、ちゃんと謝りあえたかどうか、思い出しましょう。

間違いを認められない、ちゃんと話し合えない、ゴメンナサイがいえない、暴力をふるうといったことが思い出されるようなら、立ち止まって彼氏との関係を見直すときです。

彼氏を好きかわからないときは、彼について見直そう！

彼氏の存在感を見直して、彼氏との将来像を描けるようになったら、一度じっくりと彼自身のことを考えてみましょう。顔、外見、初めて会った頃の第一印象、付き合い始めてからの印象の変化、長所、短所、好きな所、嫌いな所・・・。

長所も短所も普段はあまり気にしていないものですが、これからも付き合っていきたいと思えるかどうか、付き合う前の気持ちに戻って考えてみましょう。その頃には見えていなかった彼の人間性も、今は知っているはずです。そうした点を考慮して、彼の人間像を作り上げていきます。

欠点のない人間なんていません。欠点があっても、それを補うものがあれば、そして、その欠点を含めて愛することができると思えれば、二人の将来が見えてくるはず。欠点を含めた彼の存在がどれくらい大切か、一つの将来を一緒に作っていくことができる相手か、自分に問いかけてみてください。

彼の存在しない明日、彼の存在しない1年後、彼の存在しない10年後、そこに淋しさを感じますか？彼と二人で送る明日、彼と一緒に歩いている1年後、彼と一緒に暮らしている10年後、それを想像したとき、貴方の顔に笑顔が浮かんでいますか？

彼のいない将来に虚しさを感じ、彼のいる将来に明るい光を感じることができるようなら、彼氏を好きかわからないという曖昧な状態からすでに脱却しているはずですよ。

彼氏を好きかわからない状態になるときというのは誰にもあります。彼氏の存在を当たり前のもののように感じているとき、あるいは逆に、卒業や就職で他のことに忙しくなって彼氏の存在を忘れてしまっているときなど、気持ちが揺れ動くものです。

そういうときはまず、彼氏のいない生活を想像してみましょう。毎日の生活に彼氏がどう関わっているか、どう助けてくれているか、色々考えることで彼氏像を再現します。そして、彼氏のいない生活を想像してみましょう。

彼氏の存在感が明らかになったら、彼との将来を想像してみます。彼氏が好きかわからない状態のベースには将来に対する不安感が横たわっているもの。将来像を描ければ、彼の存在も明確になってきます。

彼氏の存在と彼氏との将来について見えてきたら、彼自身のことをじっくりと見直してみましょう。いま現在の彼の存在がどれくらい大切か、一つの将来を一緒に築いていく相手として見直しているうちに、彼氏を好きかわからない気持ちは脱却できているものですよ。焦らず、スリーステップで考えてみましょう！

まとめ

彼氏が好きかわからない状態を脱却するには

・彼氏のいない生活を想像する
・彼氏との将来像を描く
・彼氏のことをじっくり見直す