性格について学んで夫婦のトラブルを一気に解決するヒケツ

性格について学んで夫婦のトラブルを一気に解決するヒケツ

性格の不一致は、もっとも多い離婚理由です。夫婦になると、付き合っているころには見えなかった部分を目の当たりにすることがありますよね。

相手の性格に耐えられずに「顔を見たくない!」なんて思うことも多いのではないでしょうか。確かに、性格が合わないと、些細なことでもトラブルにつながりやすく、お互いの距離も離れがちです。

でも、夫婦と言っても元は他人。自分の子どもでさえ、あなたとは性格が違うのですから、パートナーと性格が合わないのはある意味当然のことなのかもしれません。

だからこそ、性格が合わないことを理由に離婚を選択するのは、早すぎるかもしれませんよ。ここでは、性格について学んで、夫婦間のトラブルを解決に導く方法をお伝えします。

 

性格について学んで
夫婦のトラブルを一気に解決するヒケツ

 

 

性格の意味を知っておきましょう

「あの人は性格が良い」とか「あの人とは性格が合わない」などのように、「性格」という言葉は、日ごろからよく使われていますよね。そもそも性格とは何なのでしょうか?皆さんは考えたことがありますか?

私たちは、その時々の状況や相手によって、さまざまな言動や行動をとっています。一見すると、一貫性がないようにも見えますが、実はそれぞれが一貫したパターンを持っているんです。

この「その人を特徴づける一貫した行動パターン」分かりやすく言えば、「その人らしさ」を性格と言っています。

 

性格が形成される過程に注目しましょう

性格は、生まれた瞬間にできあがっているわけではありません。もちろん、生まれつき持っている「気質」と呼ばれる性格もありますが、生まれてから大人に成長していく環境の中で形成されていくんです。

もう少し詳しく説明しましょう。性格を球体として例えると、4重構造になっています。もっとも中央に位置するのが、生まれついての「気質」です。

その外側には、環境によって作られた「狭義の性格」が位置しており、幼少期には、子育てしてくれる人の影響を色濃く受けます。言いかえれば、どう子育てするかによって、ある程度の性格が決まるということですね。

狭義の性格の外側に位置するのが、社会によって形成された「社会的性格」で、時代や国の影響を受けています。もっとも外側に位置しているのが、今与えられている役割に合わせて作られた「役割性格」です。

女性は結婚すれば主婦らしく、出産をすれば母親らしくなりますよね。これが役割性格によるもので、役割が変われば、それに合わせて変化します。

この4重構造の性格は、外側に位置するものほど変わりやすく、中央に位置するものほど変わりにくいという特徴があります。

 

本当の自分を知りましょう

性格について知ったところで、ここからは、夫婦のトラブル解決に焦点を当てていきましょう。性格が合わない夫婦のすべてがうまくいっていないわけではありませんよね。

性格が合わないと感じていても、トラブルが少なく、幸せな毎日を過ごしている夫婦もいます。この差はどこからくるのでしょうか。

夫婦関係がうまくいかない理由の多くは、自分と同じ価値観や考え方を相手に求めてしまうことにあります。これでは、相手が自分の期待どおりにならないと、相手を責めたりケンカになったりしてしまいますよね。

でも、残念ながら、これを続けている限り、夫婦関係が改善することはありません。では、どうすれば改善できるのでしょうか。

前述のとおり、いくら夫婦とは言え、元は他人。生まれ持った気質だけでなく、育った環境が違うのですから、価値観や考え方が違うのも当然ですよね。

でも、夫婦生活を続けていると、どうしてもこのことを忘れてしまいがち。日ごろから、お互いに主張しすぎず、ありのままの相手を受け入れるよう心がけましょう。

 

相手を変えたいなら自分が変わることから始めましょう

パートナーとの性格が合わないと、どうにかして相手を変えようとする人が多いですよね。でも、あなたの意思で相手を変えることはできません。

相手を変えたいと思う場合には、あなた自身が変わるところから始めましょう。前述のとおり、性格は4重構造になっていて、中心に近ければ近い性格ほど、変えるのは難しくなります。

性格は、長い年月をかけて形成されているのですから、当然と言えば当然ですよね。一般的には、年齢を重ねると「もう性格は変えられない」と言われますが、性格は変えられます。

簡単なことではありませんが、「こうなりたい」という目標を持ち、それを具体的にイメージして、この場面ではどう対応するだろうと考える習慣を持つことがポイントです。

 

そのままでもかけがえのない存在だということを覚えておきましょう

実は、性格は多様的な捉え方をされている部分があり、人によって定義が異なるため、性格を明確に定義するのは難しいと言われているんです。

だからこそ、性格が合わないことが原因で、夫婦の関係まで悪くなるのはもったいないですよね。性格という部分を考えるとき、相手や自分をダメな人間だと思ってしまいがちですが、生まれ持った気質に、環境や経験などから形成された性格です。

そのままでも十分にかけがえのない存在だと思いませんか?あなたもパートナーも、価値のある素晴らしい人間だということを忘れずにいたいですね。

 

いかがでしたか。

パートナーと性格が合わないなと感じると、相手の嫌な部分ばかりが目につき、夫婦間でのトラブルが増えてきますよね。性格の不一致は、離婚原因のトップになるほど、その悩みは深刻になりがちです。

パートナーとの性格の不一致に悩んだら、性格のことを知って、夫婦のトラブルを解決しましょう。性格は、生まれ持った気質に環境や経験などにより、長い時間をかけて形成されているので、考え方や価値観も人それぞれ。

私たちは、ついそのことを忘れて、相手を変えようとしますが、これがもっとも多いトラブルの原因です。相手を変えようと思うなら、まずは自分が変わるところから始めましょう。

ただし、あなたも相手もそのままでも十分かけがえのない存在だということを忘れず、お互いがそのままの相手を受け入れることも大切です。ここにご紹介したことを参考に、性格のことを知って、夫婦間のトラブルを解決に導いてくださいね。

 

まとめ

性格について学んで夫婦のトラブルを一気に解決するヒケツ

・ 性格の意味を知っておきましょう
・ 性格が形成される過程に注目しましょう
・ 本当の自分を知りましょう
・ 相手を変えたいなら自分が変わることから始めましょう
・ そのままでもかけがえのない存在だということを覚えておきましょう

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