お子さんが生まれ、ママになって主婦になるとどうしても友達がいない状態が続いてしまいますよね。夫ではなく、実母でもなく、友達に頼りたいとなる瞬間があります。そんな時になかなか「気の合うママ友が出来ない・・・」となるとますます家に引きこもりがちになり、子供と二人きりの密室育児なんて状態になってしまうかもしれません。
お子さんとママ、二人きりの密室育児は非常に危険な状態です。鬱の原因にもなりますし、「可愛い我が子」と思っていても虐待の原因になりかねません。こうした悲しいニュースは連日ひっきりなしに報道されているにも関わらず、なかなか第三者が立ち入れないプライベートな部分でもあります。
友達がいないのなら、作ればよいのです。「簡単に言いやがって!」と思われるかもしれませんが、ママ友なんて一瞬の友達。ですが、その一瞬が限りなく孤独で、不安で、プレッシャーに押しつぶされそうになる一瞬だということはママにしかわからないことですよね。
そこで今回は、友達がいないママが、気の合うママ友を作るために使えるちょっとしたコツをお伝えします。
友達がいない主婦が
気の合うママ友を作る3つのワザ
とにかく出かける!
友達がいない状態を脱却するためにまずすべきことはなんでしょう。そうです、とにかく「誰かに会う」ことです。近所のスーパー、ちょっと遠くのスーパー、公園、親子支援センター、子供連れOKなイベントなど、平日に子連れで出かけられるところにはどんどん出かけましょう。
その日に友達が作れなくたって大丈夫!大半のママたちは、「ママ友って怖いのかな」「輪に入っていけるのかな」と不安なもの。だったらあなたがその中心になればよいのです。
ママ友は、同世代とは限りません。実際に私のママ友は一回り以上年が離れたママ友もいれば、訳あって孫の面倒を見ているおばあさまだって立派な「ママ友」です。イベントで知り合った方もいれば、公園で顔を合わせる内に・・・という方もいますし、親子支援センターで仲良くなった方もいれば、近所のスーパーの店員さんがママ友に、というケースもあります。
とにかく、恋愛と一緒で出会いはどこに転がっているかわかりません。友達がいないと嘆くのと、彼氏がいないと嘆くのは基本的には同じこと。どんどん出かけて「友達がいない」状態から「一人友達がいる」「二人友達がいる」と少しずつ輪を広げていきましょう。
育児の悩みを共有する
育児に関する悩みって尽きないですよね。0歳の頃は「ハイハイが・・・」「離乳食が・・・」と悩み、2歳を過ぎると「イヤイヤがムカつく!」「旦那が〇〇してくれない!」などの家庭の愚痴も出てきます。そういった時に友達がいないとやっぱり辛いものがあります。
でも実は、それはどんなママも同じこと。育児や家庭に関する悩みや愚痴を共有できるのがママ友という存在のありがたみであり、また、仲良くなるのに最善の方法なのです。例えば、あなたがお子様に何か悩みを持っているとしましょう。「なかなか離乳食を食べてくれなくて・・・」そんなお悩みをお持ちなら、逆にチャンスです。
同世代のママや、先輩ママに「ちょっとご相談があるんですけど」と声をかけてみましょう。いきなり声をかけてOKです。何も怖いことなんてありません。同じ悩みを持っていた先輩ママなら解決策を教えてくれるはずですし、もし違っても、そのような悩みを持っていたママ友を紹介してくれるはずですよ。
友達がいないからといってママまで暗くなってしまうのはNGです。いつもくたびれて、疲れた顔をしている人とは誰も友達になりたくないもの。最初だけでもニッコリ笑って元気に挨拶。そして悩みなどを相談することですんなりと輪に入っていけるはずですよ。
趣味をオープンにする
ママになると「理想の母親像」を目指して、女性らしく、そして母親らしく振舞おうとしてしまいますよね。ですが、理想の母親像って何でしょう?ロングヘアーをキチンとセットして、膝丈のスカートを履いたエプロンの似合う薄化粧の女性でしょうか?
いいえ、実際は髪を振り乱して、ジーンズにスニーカーで走り回っているのが大半のママたちです。あなたがママになったからといって、あなたらしさを隠してしまうのは非常にもったいないこと。これこそが友達がいない原因かもしれませんよ。
まずは趣味をオープンにすることから始めましょう。初対面のママ友には何を話したらよいかわからないですよね。子供の話題もすぐ尽きてしまって、さぁ、共通の話題がない・・・となったら趣味の話をすればよいのです。
「実は私、映画が好きで」や「出産前は編み物をよくやっていたんですけど、子供が生まれてからはなかなか・・・」といった切り出し方から様々な話題が広がっていくはずですよ。
いかがでしたか。友達がいない主婦がママ友を作るコツ、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
友達がいない状態から友達を作るにはまずきっかけ、これが「子供」です。子供なくしてママ友は作れません。そして次にはあなたの「人間性」が試されます。試されるとはいっても、つまりは相性次第ということ。嫌いなママ友には近寄らなければよいですし、「この人とママ友になりたい!」と思ったのならガンガンアタックしていくことをお勧めします。
筆者自身、子供が生まれたばかりの頃は友達がいない状態でした。比較的若くに出産したこともあり、周りの友人はまだ結婚もしていない状態。そんな友達がいない孤独と3か月戦った日々は、あまり記憶にないほどです。ですが、今では数多くのママ友に囲まれ、出かけるたびに誰かに出会い、週末になると旦那に子供を任せママ友と飲みに繰り出すようになりました。
友達がいない状態は、本当に辛いものですよね。ですが、ママ友は時に実母より夫より頼りになるアドバイザーになってくれます。一歩勇気を出せば、世界はあなたたち親子にとても優しくしてくれるはず。ぜひあなたとお子様が馴染めるスポットへお出かけして、友達がいない状態を脱却してくださいね。
まとめ
気の合うママ友を作るコツとは
・とにかくでかける!
・育児の悩みを共有する
・趣味をオープンにする