テスト前に学校で計画や勉強法を立てさせられ、表にはすばらしい計画が立ててあるのに、実際にその勉強計画通りには出来なかったという経験はありませんか。せっかく立てた計画にもかかわらず、達成出来なかったのはなぜでしょう。
それは、楽しい計画ではなかったからです。例えば、遊びの予定は、それを計画する時間も含めて、とても楽しいですよね。だから、楽に達成できるのです。
しかし、勉強は、余程、勉強好きな人や高い志がないとなかなかやる気にはならず、やり始めても継続することが難しいと思いませんか。そういう場合、どうすれば楽しいと思えるのでしょうか。
もし楽しい勉強法があれば、みんなきっと勉強しますよね。そしてその勉強法を継続すれば、成績がアップするのは確実です。そこで今日は、勉強の基本をおさえて、悩まず楽しく継続するコツをお伝えします。
コンテンツ目次
勉強法の基本をおさえて、
悩まず楽しく継続する5つのコツ
勉強することを楽しもう
勉強は、楽しいものではなく、どちらかというと苦痛なものですよね。しかし誰でもきっと好きな教科があると思います。まずは、その教科から勉強を始めてください。
そして勉強することに少し慣れてきたら、その教科が好きな理由を考えてみてください。その理由と他の教科の共通点を探してみると意外と見つかるものです。その共通点がある教科を勉強すると、ビックリするくらい頭に入って来ます。
理由は、頭が勉強を拒否していないからです。嫌だ嫌だと思って勉強していると、脳は受け入れを完全に拒絶してしまいます。その受け入れ拒否の状態を解除するのが、この勉強法の目的です。
分かることが増えると、勉強が楽しくなってきます。楽しく勉強するクセがつけば、短い時間に苦手な科目を取り入れていけばいいだけです。まずは、勉強することに楽しみを見つけましょう。
嫌な時は机に向かって頭を使わない勉強をしよう
嫌々机に向かって勉強しても、頭に入らないというのは先に説明した通りですが、せっかく勉強をするクセをつけたのに、止めてしまうと再び勉強しないというクセが付いてしまいます。
しかし、誰にも、気分が乗らない時というのはありますよね。そんな時は、机に向かって、頭を使わない勉強をしてみませんか。それなら机の前に座らなくてもいいのではないかという思いも出てきますが、机に向かうというクセが大事なのです。
では、頭を使わない勉強法とは、何をすればいいのでしょうか。とても簡単なことで、英会話や年表を聞き流したり、参考書などの気になる部分だけを読んでみたりすればいいのです。
そして少しやる気が出てきたら、好きな教科を勉強してみましょう。勉強する気にならない時は、ぜひ試してみてください。
音読勉強法で、眠くなるという悩みから解放されよう
勉強の本質は、理解して記憶することで、その為には脳にたくさんの刺激を与えることが大切です。普段、教科書や参考書は、黙読する人が多いと思いますが、それでは視覚しか使わない為、脳に与える刺激が少なく、もったいないのです。
どうせ読むのであれば、声を出した音読勉強法を行えば、眠気もなくなりますよ。目で読んで、口から声を出し、耳から聞くことによって、たくさんの刺激を脳に与えることが出来る為、覚えるのも楽で、その上忘れにくくなるという、うれしい作用も働きます。
小学校の低学年の時は、音読が当たり前でしたよね。理にかなった基本の勉強法ということなのでしょう。この音読勉強法は、立って読むとさらに効果がアップしますよ。眠くなってしまったら、音読勉強法をぜひやってみましょう。
勉強の達成感を感じ、継続して勉強出来るようになろう
勉強をダラダラとやっていては効率が悪くなるのも当然です。ただ、何を持って勉強を終了させていいのか、難しいですよね。授業であれば、終わりのチャイムが知らせてくれますし、塾などもそうです。
しかし、自宅で勉強していると、そのあたりが曖昧で、終わったという達成感を感じることが出来ません。では、達成感を味わう為の勉強法とは、どんな方法でしょう。
例えば、薄い問題集を1冊やる等、比較的短期間で終了するテキストなどを定期的に取り入れることによって、達成感を味わうことが出来ます。今までの復習にもなるようなものを選べば、更に効果的ですね。
そして、これは、必ず守ってもらいたいことですが、勉強時間を予め決めておくことです。アラームをセットしておいてもいいでしょう。学校のチャイムの音は、終わったという達成感やうれしさがありますよね。そういう感覚を普段の勉強法にも活用してみてください。
勉強した後はしっかり眠ろう
一夜漬けという勉強法をほとんどの人が経験していると思います。しかし、その時、勉強したことは、テストが終わってしまうと、キレイさっぱりと忘れてしまったのではないですか。
実は、勉強した後に眠らずにいると、せっかく学習したことが、減少し続けてしまうという実験結果があるのです。ということは、勉強した後、すぐ眠ってしまえば、ある程度しか記憶の減少がないということで、とても効率的な勉強法と言えますよね。
睡眠を削ってまで勉強するのは、効率が悪すぎます。ある程度勉強したら、すぐ睡眠を取り、その分早く起きて復習や足りない部分を勉強する方が、体も楽で、継続しやすい勉強法だと言えるのではないでしょうか。
いかがでしたか。
勉強法の基本は、勉強をクセ付け、楽しむことです。試験や資格習得の為に、確実な目標を持って勉強する場合でも、継続することは非常に難しいですよね。
ついつい誘惑に負けてしまい、机から離れてしまうこともあるかもしれませんが、それに打ち勝つためにも、勉強を楽しむことを覚えましょう。
勉強が一区切りついたら、自分にスウィーツなどのご褒美をあげて、頭もお腹も達成感を味わうのもいい方法ですよ。好きなことからコツコツと、そして気分が乗らない時は、頭を使わない勉強法で乗り切ることを覚えてください。
そして眠くなったら、小学生の時に戻ったように、背筋をピンと伸ばして、音読してみてくださいね。眠気が飛んで行ってくれますよ。
こう考えると、勉強することが楽しそうに思えてきませんか。この考え方が出来るようになるまで、ご紹介した勉強法を頑張ってやってみましょう。悩まず楽しく勉強出来る日が、きっとやってくるはずです。
まとめ
勉強法の基本をおさえて、悩まず楽しく継続する5つのコツ
・ 勉強することを楽しもう
・ 嫌な時は机に向かって頭を使わない勉強をしよう
・ 音読勉強法で、眠くなるという悩みから解放されよう
・ 勉強の達成感を感じ、継続して勉強出来るようになろう
・ 勉強した後はしっかり眠ろう