心理学の種類別分類と、活躍できる7つの分野

心理学の種類別分類と、活躍できる7つの分野
心理学にも色々な分野、種類があり、非常に多く分類されています。最近では、社会生活にも心理学の知識を生かして就職したり、営業展開することも多くあり、また、メンタルヘルスが注目されているという点からも、心理学の学習というのはとても人気がある分野でもあるでしょう。

心理学の種類について触れる前に、心理学のイメージはというと、精神科や心療内科などでおこなわれる臨床心理学を思い浮かべますよね。臨床心理士やカウンセラーが心理学的な見地から個人の問題解決のために様々な療法をおこなうものです。

しかし、前述したように、臨床以外にも日常的に多くの心理学の種類が役に立っています。今回は、その中から特に社会的な活躍につながりやすい心理学の分野を7つ選んでお伝えします。

 

心理学の種類別分類と、
活躍できる7つの分野

 

教育心理学

教育心理学は、発達と人格形成を主に扱う心理学の種類です。この心理学は種類として発達心理学に繋がるともされています。

テーマが成長や、学習、発達、人格などにあたるため教育現場での取り扱いが主だと思われていますが、現在では企業などでも人事管理や社員教育にも適応します。

もちろん、働く人も消費者も、ベースには教育というものが隠れているため、人間を理解する上ではとても重要な心理学の種類と言えるでしょう。

 

社会心理学

犯罪心理学という心理学の種類は、犯罪行為に対しての心の動きを分析したり、研究する分野になります。犯罪行為に走る動機から社会復帰を焦点とした更正まで、犯罪に関わる部分に直面する問題を取り扱います。

犯罪心理学と言えども、犯罪のみを科学しているのではなく、そこはやはり人間の性質や考え方のクセなど、心理学を元に考えられている分野のため、身近な部分では防犯や不正防止などについても役に立つ分野となります。

 

産業心理学

産業心理学は、社会心理学のもっと細かい部分にクローズアップした心理学の種類と捉えておいてよいでしょう。

社会だけであれば、単なる外の世界との繋がりや集団の中での個人と言った感じですが、産業心理学という種類は、生活の中での産業、たとえば消費動向や地域性、労働や組織などが取り扱われます。

産業カウンセラーなどは有名な資格で、企業などの組織での人間関係を向上させる役目もあります。

 

スポーツ・健康心理学

スポーツを極めたり、健康に気をつけたりすることなどは、精神力の鍛錬も重要な要素になってきますよね。そんな分野の心理学の種類がスポーツ・健康心理学です。

特に健康志向の現代は、人の行動や感心などを上手く利用して設備投資や商品開発などにも役立てていることが多くあります。

 

家族心理学

人々が抱える心の問題は、家族関係が大きく関わっていることがわかっています。多々ある問題を解決していくために、根底にある家族関係を分析・研究して問題の改善に役立てようというのが家族心理学という種類です。

家庭内暴力や虐待、いじめや引きこもり、非行などの問題の援助を心理学的な療法でケアしていく心理学の種類になります。

 

知覚心理学

感じるというのは何も心だけの問題でなく、人間には知覚がありますよね。味覚や嗅覚、視覚、触覚、聴覚と、それらの情報から得るものというのは多分にあります。

知覚心理学という心理学の種類は、これら知覚から得られる情報伝達のメカニズムを主体とし、錯覚を科学したり、人間の知覚を分析して、人工知能などにも応用される心理学です。

 

今回は、数ある心理学の種類の中でも、特に社会的に有効なものを多くご紹介してきましたが、他にも災害時の心の反応を科学している災害心理学や、人格形成が著しい青年期にテーマを絞った青年心理学、生活環境と心の関係を探求した環境心理学などがあります。

人間に関することだからこそ、とても役立つ学問だと言えますね。「心理学」というと身近なところでは心理テストやストレスチェックなど、あまり実体の無い、あやふやな学問だというイメージを持つ方がいるかもしれません。ですが、心理学は学問として、かなり科学されているレベルに達しています。

私たちの消費や、生活習慣、思考に至るまで、実は心理学による分析がされ、影響を強くうけているのです。今の自分の行動も、心理学的には様々な根拠から明確な目的を持って起こっていることが多いのです。

どの心理学も知識をもっているだけで、現代社会で活躍するとても良い要素になります。

 

まとめ

心理学の種類別7分野とは

・教育心理学
・社会心理学
・犯罪心理学
・産業心理学
・スポーツ・健康心理学
・家族心理学
・知覚心理学

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