自分の気持ちがわからない時に試してほしい内観法

自分の気持ちがわからない時に試してほしい内観法
生きていれば、「私どうしたいのだろう」「本当はどう思っているのだろう」と混乱してわからなくなり、次第に頭の中がパンクして自分の気持ちがわからないなんて時がありますよね。

本当は答えが出ているのに頭の中が混乱して現実を見られなかったり、逃げたくても自分の気持ちがわからなくて、知らず知らずのうちに自分の気持ちに蓋をして見ないふりをしてしまうので、ほんとうに「わからないのか」、それとも「わかろうとしていない」のかを見極めて、気持ちを整理していくことも大事になってきます。

普段から自分の声をよく聞き、向き合うことができれば自分の気持ちがわからなくなることは少なくなり、思っていることはきちんと自分で認めてあげることで、自分の気持ちに気づくことができるようになります。

そこで今回は、自分の気持ちがわからない時に試してほしい内観法をお伝えします。

自分の感情、思いを紙に書き出す

まずは、自分の感情や思っていることを紙に書き出してみましょう。

この時、箇条書きでも文章でも、感情的になってしまっても構わないので自分でわかるように全てを書き出し自分の感情を出し切るようにするのがコツです。

紙に書き出してみるだけでもスッキリしますが、大切なのは書き出した感情を整理することで自分が何に対して強く思っているのかがわかり、本当はどうしたいのかが見えてくるので、他人の声や周囲の雑音を気にせず、自分の感情を書き出して本当の気持ちと向き合っていきます。

 

自分を大切にする

自分を大切にしてあげないと、自分の気持ちがわからなくなってしまい、心は壊れてしまうので、決して自分を否定して責めるようなことはせず、肯定して認めてあげましょう。

自分を認めてあげないと自分の心の声がわからなくなり、自分の事すら他人事のように思えてきてしまい、自分の気持ちがわからないような状態になっていくので、自分を大切に向き合い否定したくなる部分も自分の声として受け入れてみましょう。

自分の気持ちに正直になって、自問自答を繰り返せば、答えは自ずと見えてくるはずです。

 

好きなもの嫌いなものを明確にする

好きなものや嫌いなもの、得手不得手、やりたいこと、やりたくないことを明確にしておきましょう。

「好き、得意、やりたいことリスト」と「嫌い、苦手、やりたくないリスト」を作ることで自分の気持ちがわからない状態から、少しずつわかるようになるので、上記でも述べたように、頭の中でごちゃごちゃと思考してまとまらない時は紙などに書いて明確にしておくことです。

嫌なことを無理してやっている時は「どうしたいんだっけ」と自分の気持ちがわからなくなってしまいやすいのですが、このように好きや嫌いをハッキリと自分でわかっていれば、自分の気持ちがわからないと思うことは少なくなり、やりたくないことは目に入らなくなり、好きなことにフォーカスすることができて、周囲の雑音などが気にならなくなり、好きなことを追求していけるようになって楽しく生活していけるようになります。

 

どうしたいのかを自分に問いかける

自分の気持ちがわからないときは、迷いがたくさんあって決められないことが多いし、「どうしよう…」などと思ってしまうこともありますよね。

大切なのはどうしようと思うことではなく「自分がどうしたいのか」なので、自分の気持ちを無視して他人目線でいつまでも考えているようでは迷いが生じてしまう原因になりますから、しっかりと責任をもって自分の人生を決断していきましょう。

他人目線や世間一般を基準に物事を考えるクセがついている人はその習慣から改善していくことから始めていき、いきなりは難しいというのであれば、他人の目線で考えた後で「自分ならどうする?」と自問自答することで、他人目線の意見を出し、自分の考えをハッキリさせることでだんだんと自分の気持ちが見えてくるようになります。

 

さて、自分の気持ちがわからない時に試してほしい内観法ですが、自分軸をしっかり持っていなかったり、見失ったりしてしまうと自分の気持ちがわからない、となってしまうものですが、思考ばかりしてまとまらないようであれば、紙にまとめて書き出すようにすれば見えてくるものがたくさんあり、自分の意思が明確になっていきます。

また、人からどう思われるのかばかりを考えてしまった時には「こう思うけど」、「自分なら?」と自問自答して自分の思いを全て認めてあげましょう。

否定をしてはますます自分の気持ちがわからなくなってしまう原因になり、誰でもない自分の人生なのだから、他人に振り回されて悩んでしまっていてはもったいないので自分が「どうしていきたいのか」を優先させるように心がけていきましょう。

そして、自分を大切にして自分の気持ちに耳を傾ける習慣をつければ、迷いがでてしまってもすぐに自己解決できるよになれるのです。

まとめ

自分の気持ちがわからない時には

・自分の感情、思いを紙に書き出す
・自分を大切にする
・好きなもの嫌いなものを明確にする
・どうしたいのかを自分に問いかける

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