「瞑想」というと、ちょっと宗教っぽく聞こえたりしがちでしょうか?でもこの「瞑想」は、忙しない現代人ほど必要で、それでいて欠けてしまっている大切な要素なのです。瞑想とは、「自分を見つめる時間」と言い換える事ができます。日中はコンピューターや車の音、雑音、「静けさ」を求めるのは難しい環境が当たり前になってしまっています。
せめて休日こそは自然の中に!・・と思っても同じ思いをした人は多く、同じように渋滞、同じように人ごみ・・「静けさ」を求めるにはどうしたらいいのでしょうね。。そこで、毎日、何も自然の中に行かなくてもできる「瞑想」こそが大切なのです。
今日は、瞑想の効果を120%引き出す、5つの簡単瞑想入門術をご紹介しましょう。
コンテンツ目次
瞑想の効果を120%引き出す
5つの簡単瞑想入門術
1. 電化製品は一時的にオフ (視覚・聴覚ポイント)
電化製品からは電磁波(波動)が出されていて、しかもそれらは人体に有害であるとされています。電磁波防止フィルターやエプロンもありますよね。本来動かないものを動かく、力を加えるエネルギーが電化製品のエネルギーなので、それは強力で身体にいい影響を及ぼすものでないことは、容易に想像できるでしょう。
瞑想とは、自分に集中して向かう時間ですから、携帯電話、パソコンの電源は切りましょう。その強力な現代エネルギーからは遮断されている自分をつくりだすのです。
2. 照明を暗くする(視覚ポイント)
照明は大事な要素になります。現代人は、朝から夜遅くまで蛍光灯や、パソコンの光に照らし続けられていて、人工的な光に疲れています。(=憑かれている)蛍光灯の光により、人の交感神経がONにされ、たえず頭を使い続ける状態を作り出されてしまっているのです。
瞑想とは、頭を使って考える時間ではありません。むしろその逆。心の声に従う、心の声に耳を傾ける時間になるので、蛍光灯ならば切り、オレンジ色の柔らかな間接照明(またはキャンドルライト)をつけてあたかも、陽だまりの優しい空間にいるように想像しましょう。
3. 自然音のBGMを流す(聴覚ポイント)
意識しているに関わらず、現代人は、雑音・騒音と共に暮らしています。
都心に暮らしているならば、残念ながら無音や静寂とはほぼ無縁と言っても言い過ぎでないかもしれません。音からの情報はかなりあると言われています。音にもエネルギーがありますから、騒音を聞けば心がざわつくし、鳥のさえずりを聞けば心が安らぐように。
瞑想は、本来の自分に近づく作業。日本人は元々農耕民族で、日の出と共に起き、日が沈むと共に寝る生活をしていました。四季を愛で、鳥の声や流水に奥ゆかしさを感じる感性を持っていた民族です。その本来の姿に戻りやすくするために、自然音(流水、せせらぎ、鳥のさえずり、カエルの鳴き声等)のBGMを流してみませんか。そしてイメージするのです。都会の喧騒を離れて、自然の中に静かにたたずむ自分の姿を。
4. 肌触りのよい服をきる (触覚ポイント)
皮膚から伝わる情報も実は多いです。赤ちゃんが、母親に触れられるだけで安心感を得るように、マッサージによって心がほぐれていくように。新しい服を選ぶとき、無意識に肌触りを試しますよね。それは本能で知っているからなのです。何が自分にとって心地よいと感じるか。
スヌーピーに出てくるライナスという男の子は、毛布が手放せない子でしたよね。それに触っているだけでも安心、という「触覚」が彼に安らぎを与えている例です。瞑想の時間は、あなたにとって「心地よい、安らぎの時間」になることは大切です。
あなたが安らげる服、人によってはオーガニックコットン、ポリエステルだけど、毛布みたいな柔らかさがある素材、ゆったりした服、逆にピタッとした感じの服。人それぞれの感覚を大切にして、あなたが一番心地よい服を着て、自分の時間を向かい入れましょう
5.お香または、アロマを焚く(臭覚ポイント)
アロマテラピーという言葉があります。芳香療法と言われるものですが、その人にとって身体的、メンタル的に必要な香りをかぐことで脳をリラックスさせ、同時に不調箇所を緩和させていく療法です。
香りは、科学的には、脳や身体、メンタルに有効出る事が実証されています。香をかいだ瞬間に、香りの分子は鼻の奥にある粘膜で電気信号に変えられ、瞬間で(1秒もかからずに)脳に伝わります。
脳では、その香に応じた指令を体中にだし、不調箇所の緩和、心身のリラックスが導かれていくのです。香を選ぶポイントは、「心地よい」と感じる香であることです。効能だけで(左脳で選ぶやり方)あまり好きでもない香を選ぶことはおススメしません。
心地よい(右脳で選ぶやり方)ポイントから選ぶと、その時のあなたに必要な香りである事がほとんどなので、是非とも感覚を大切に選んでみて下さい。
さて、これで瞑想に入る完璧な環境づくりができました!!
瞑想は自分に向き合う作業です。何も意識せずに、色々思いが巡るならそれにまかせてしまいましょう。何も感じなかったら、感じない感覚を楽しんで、あるがままの自分を、優しく見つめるだけで良いのです。
都会の喧騒を離れ、日中の騒がしさから離れ、今日の自分頑張ったなといういたわりの気持ち、明日からも頑張ろうという励ましの思い。正解も不正解もありません。あなたを見つめるという時間。たった10分でも、5分でも瞑想時間を作るライフスタイルを作ってみてくださいね!
瞑想の効果を120%引き出す、5つの簡単瞑想入門術
1. 電化製品は一時的にオフ (視覚・聴覚ポイント)
2. 照明を暗くする(視覚ポイント)
3. 自然音のBGMを流す(聴覚ポイント)
4. 肌触りのよい服を着る(触覚ポイント)
5. お香またはアロマを焚く(臭覚ポイント)