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鬼門に影響されない運気の良い家に住む6つのポイント
ここまでは、「鬼門」についての知識を説明してきました。では、鬼門に影響されない家の間取りを考えるにはどうすればいいのでしょうか。それを、次から解説しましょう。
南向きの家がベスト!
家は「南向き」が良いとされるのは、今も昔も変わりません。南は最も「陽の気」が強く、日当たり、通風どちらも最高です。南から日光や風が入るようにするのが、一番ですが、それが出来ない場合は、東西の開口部を大きくしたり、南側に天窓を付けたりするなど、間取りを工夫すると良いでしょう。
また、部屋の間取りを考える時の基本は、「居間を家の中央にする」ということです。居間は、家族が集まる場所であるのは、昔も今も変わりません。居間は明るい場所で、日当たりの良い場所が一番です。
お年寄りの部屋は南か東南に作ろう
お年寄りは家に居ることが多いので、できるだけ条件の良い、南か東南の部屋が良いとされています。というのも東南は早くから朝日が入るので、目覚めの早いお年寄りの部屋として、理想的であるためです。
どうしても北側や西側にしか部屋を取れない場合は、防寒や暑さ対策など、間取りを工夫しましょう。
大切なのは、お年寄りの部屋を離れた場所に作らないことです。家族の集まる場所である、居間の近くにあれば、自然と家族と顔を合わせる機会も多くなります。これで、お年寄りの孤立を防ぎ、家の中も明るくなります。
寝室はキッチンの近くに作らない
キッチンは人の出入りが多く、火を扱う所なので、危険も多くなりますよね。間取りを考える上で、寝室とキッチンは一番離したい場所でもあります。運気アップには、寝室の環境はとても重要です。何故なら、人は眠っている時に、「良い気」を身体に吸収する必要があるからです。
また騒がしく落ち着かない場所では、良い眠りは期待できません。このためキッチンと寝室を離して作ることで、睡眠の妨げがなくなり、静かにゆっくりと眠ることで、「良い気」をたっぷりと吸収することができます。これが、運気を上げるのにとても大切です。
親の敷地内に子供の家を建てないほうが良い
これはいわゆる二世帯住宅の問題ですが、今も昔も親子の同居には色々な問題が発生します。敷地が広ければ、同じ敷地内に子世帯の家を建てたいのは当然ですよね。
もちろんお互いの関係が上手くいっているうちは、何の問題もありません。しかしもし何か問題が起きた時、二世帯住宅にいる親子の場合だと、修復不可能なところまで問題がこじれがちです。
こうならないためにも、お互いに干渉し合わない方が上手くいきます。このため、親の敷地内に家を建てるなら、敷地は二つあるという考えで計画を立てましょう。同居の場合は、玄関は別々、キッチンなども分けて考えた方が、上手くいくでしょう。
キッチン・トイレ・お風呂の場所に気を付ける
鬼門にあたる「北東」、裏鬼門にあたる「南西」に、お風呂やキッチン、トイレなど、水に関係のあるものを作るのは良くないとされています。
また、家の中で一番重要な場所は中央とされていますので、ここにトイレを作るのは論外です。トイレは「不浄」の場ですので、これが、家の中央にあると、「悪い気」が家中に回ってしまいます。北向きのトイレも避けましょう。
また、キッチンは東向きが良いとされています。キッチンは「火」と「水」の両方の「気」を受けるため、バランスが大切です。お風呂も鬼門を避け、「陰の気」が溜まらないように、残り湯は必ず流すようにしましょう。
北に大きな窓は作らないようにしよう
北に窓があると、特に冬は冷たい北風が吹きつけ、窓側の室温が下がり、部屋の温度も上がりにくくなってしまいます。機密性に優れた現在の住宅でも、同じことが言えます。こうしたことから、「北に大きな窓を作ると、女性が生理不順になったり、婦人病になる」という説も出ました。
このため家全体を暖めるためにも、北側の窓は大きく作らない方が良いと言えます。家の中は、明るく暖かくすることで、「良い気」が増していき、その家に住む人たちにも良い影響が出るでしょう。