一般的に、「オーラソーマ」や「カラーリーディング」といわれる占いを試してみたことはあるだろうか。
いわゆる、「色占い」に分類される前述の占い方法は、単に運勢を占うだけのエンターティンメントではなく、自分の心と気軽に向き合うことのできる、素敵なツールのひとつでもある。
そんな色占いを使って、自分の気持ちを理解する方法7つ、順を追ってご紹介しよう。
コンテンツ目次
色占いで、自分の気持ちを理解する7つの方法
「色占い」の本質を知ろう
本来、色占いとはどういった方法をとるのか。基本的にはその時のフィーリングを重視することがほとんどである。夢占いのように潜在意識を探り出す占いを、さらにわかりやすく見える化したものだと思っても良いだろう。
鑑定は、多様な色の組み合わせのボトルの中から選びだしたボトルによって、その心理状態を読み解いていく。すなわち、誕生日や血液型のように初めから答えが決まっていたり、一生変わらない答えが出るものではない。色占いでは、「現在の自分」に最も寄り添った心の読み取りをすることができる。
<一般的なオーラソーマ・カラーリーディングの流れ(一例)>
・直感でカラーボトルを1本~複数選ぶ
(多くの場合、事前カウンセリングはしない)
・ 選択した色がもつ意味、特徴から心理状態を探る
・潜在意識を探り、自分で気付きの場をつくる
・上記の情報から、今後の自分を提案する
自分と向き合う時間を作ろう
情報化社会が当たり前となり、常にたくさんの外部の情報に埋もれ、誰もが忙しい現代の日本では、自分の本当の気持ちを出し切れていない場面がほとんどではないだろうか。
そういった時こそ、気軽に自分の心と向き合うきっかけとして活用してほしいツールがこの色占いである。
・自分で気軽に始められる
・色選びをしながら楽しく自分の心を見つめられる
自分と向き合い、色選びをする時間を、ぜひ日常の「癒しのひと時」にしてほしい。
様々な色占いの読み取り方
「占い」というと、自分以外の誰かにみてもらい、その相手が自分の未来を示唆してくれ、アドバイスをくれる、というイメージが一般的であるが「色占い」ではその限りではない。
むしろ色がもつ意味さえ覚えられれば、自分で自分の心を読み、自分を理解し、自分の未来を自ら良い方向へと導くことができる。必ずしもカラーボトルを通して行われるべきことではなく、もっとシンプルに考えても良い。
その日に選ぶ服の色や使う食器の色、「なんだか今日は珍しくこんな色を着たい気分だな・・・」そういった、日常で普段よく現れている心の声を見逃さないように意識するだけでも自身を知ることに繋がる。
占いに出向くことができない、カラーボトルが用意できない、そんな方でも諦めず、身の回りの色を気にかけることから初めてみると良い。
毎日の自分を記録しよう
色占いに慣れてきたら、選んだボトルの色・特性・実際のその日の気分を日記のように記録するのも良いだろう。
それは日々の自分の心の波を知ることに繋がる。こうしたものを「色日記」として積み重ねれば、自分の気持ちをコントロールし、来たるべきときに1番良い状態で、その時を迎えるよう、心の準備ができるようになるだろう。
1日のいろんな時間帯で占う
慣れてくると、1日のうちのいろいろな時間帯で占ってみるのも良い。朝の寝起き、ランチタイムの時間、忙しい夕方、夜寝る前、あなたが選びたくなる色はそれぞれできっと違う。
自分の気分が安定している時はどのような色を選んでいるか、心に余裕がない時に選ぶ色がどれなのか・・・その選択の傾向を知ることは、自分を内面的に知るツールになる。
自分が1番落ち着く色の傾向を知ることができれば、部屋のカラーコーディネートもしやすくなるし、ウキウキわくわくするような色がわかるようになれば服のコーディネートもうまく出来る。やはりとっておきのデートの日には、自分が1番輝く色を身につけて出かけたい、と誰もが思っている。
色で自分を知ることで、色で自分を変えることにも繋がるのだ。
素直な魂の声を聞くことを習慣づけよう
ここまであげてきた方法で、自分を見つめることが自然になると、心の浄化、解放に繋がり、今まで力んでいたものが消え、ふっと肩の荷が降りたような気持ちになるだろう。そうすればこれまで以上に素直な自分に近づき、魂の声に耳を傾けることが容易にできるようになる。
目には見えない魂を読み解いていくことは、あったかもしれない前世の記憶や夢の中の記憶までも、色を使って「見える化」してくれる。何より、忙しい日々の中で忘れてしまいがちな「自分の心を知る」という大事なことを、色を通して楽しく心の声を聞くことで習慣にできれば自分にとって必ずプラスの気付きが生まれるはずである。
大切な人の心を読み取ろう
自分と向き合えるようになれば、大切な人をもっと大切にできる。ここまでを実行しているあなたなら、きっともう色使いのエキスパート。
今度は誰かの声を聞いてあげるのも良いかもしれない。日々に追われている人、ここまであげた方法を知らない人、が周りにいるなら、それもまた自分を成長させるチャンス。
その人たちに色を用いて癒しを与え、自分探りの提案をしてあげる、大切な人の心の声を近くで聞いてあげる。普段は聞けない心の声も、色というツールを使えば共通の意識として見えるようになる。
また、他人を知ることは自分を知ることにも繋がる。色占いは自分のためだけにあるのではなく、人間関係を円滑に、そして生きる環境を良くする、そういうためにも使えるのである。
ここで紹介した7つの方法は、あくまでも「自分で気軽に始める」ことを目的にした方法。
もちろん専門の占いルームやカウンセリングへ行けば、さらに本格的に診てもらえるだろう。ただ、初めの1歩はもっと身近に、もっと気軽な気持ちでも良いと思う。こうしたちょっとしたツールの活用が人生を豊かにするエッセンスのひとつになれば良い。
まとめ
色占いで、自分の気持ちを理解する7つの方法
・「色占い」の本質を知ろう
・自分と向き合う時間を作ろう
・様々な色占いの読み取り方
・毎日の自分を記録しよう
・1日のいろんな時間帯で占う
・素直な魂の声を聞くことを習慣づけよう
・大切な人の心を読み取ろう