ほくろが増えると不安な人に知ってもらいたい9つの事

ほくろが増えると不安な人に知ってもらいたい9つの事
ふと気がつくと、顔や体に増えているほくろ。若い頃より、なんだかほくろの数が増えているような気がする、そんな経験ありますよね。ほくろの数が増えていくと、まず不安に思うのが皮膚の疾患や、美容上のトラブル、皮膚がんなどの思い病気の前触れではないかなんて思ってしまうかもしれませんが、多くの場合は取り越し苦労で終わる事がほとんです。

しかしそれ以外にも、顔にほくろが増えることで、運勢が変わってしまうなどという不安を持つ方もいらっしゃるかもしれません。そんなほくろが増える不安を解消するには、やはりほくろについての正しい知識を知ることが必要不可欠ですよね。

そこで今回は、ほくろとは何なのか、なぜ増えるのか、ほくろと病気の関係性やほくろが増えたときの対処法だけでなく、占いや、ジンクス、美容面などさまざまな分野からの考察についてお伝えします。ではご覧ください。

そもそも、ほくろって何?

ほくろは、顔や体にできる黒い斑点ということ以外、私達はあまりほくろについて知りませんよね。人によってもほくろのできる場所や数も違います。

ちなみにほくろとは、メラニン色素のかたまりであるメラノサイトが、皮膚の一部に集中して集まり、それが凝縮してできるものであって、女性の大敵、シミなどと同じ成分のものです。

そう、普通のほくろは人体に影響をあたえるものではありません。

 

ほくろとシミの違いとは

ほくろとシミは、どちらも同じくメラニン色素によってつくられます。しかしシミのほうが、女性の美容には大敵とされていますよね。ではほくろとシミの違いとは一体なんなのか?

シミはメラニン色素が肌の奥にたまってしまったもので、ほくろはさらに、肌にたまったメラニン色素が集まってできています。そのためシミよりも大きく、盛り上がった形をするものが多いのです。

ほくろはシミよりも数は少ないものの、大きくなってしまうと目立ってしまうのでやはり注意が必要かもしれません。

 

ほくろはなぜ増える

ではなぜ、ほくろは増えるのでしょう。年をとるとほくろの数が増えるといった話もよく聞きますよね。ほくろはメラニン色素の集合体ですので、シミと同じく、紫外線を浴びることによって生成されます。

ですから、必然的に若いころよりも、歳を重ねてからのほうが、紫外線を浴びた量が多いわけですから、ほくろが増えるのは仕方のない事なのかもしれません。

また、ストレスによるホルモンバランスの崩れなどでもほくろが増える原因になりますので、紫外線対策をキチちんとした上で、なるべくストレスをためずに、規則正しい生活を心がけましょう。

 

ほくろと病気について

ほくろの中には、ごく稀にメラノーマと言われる死亡率の高い悪性腫瘍になるものもあり、増えるほくろには注意が必要です。悪性腫瘍は一見、普通のほくろに見えるのですが、放っておくと悪性腫瘍がガンとして進行する場合があります。

ほくろが増えると、もしかしたら、こうした悪性腫瘍の可能性があるのではないかと、不安になりますね。悪性腫瘍は、足の裏などに多く現れると言われていて、とても進行が早いため、急に大きくなったほくろには注意が必要です。

大きなほくろが増えたり、不安を感じたら、すぐに悪性腫瘍の専門医師を受診しましょう。

※ そのような場合にはネット上の情報だけではなく専門医に診断される事を推奨します
 

ほくろと言い伝え

ほくろ、というと、よく見聞きするのが、ほくろから生える長い毛についてですよね。アジアや日本で、特にお年寄りの方など、たまにほくろからの毛を伸ばしている方がいます。体や顔から伸びる長い毛のことは、福毛と呼ばれ、幸運のしるし、ジンクスとして昔から語り継がれてきました。

真偽の程は定かではありませんが、ほくろから伸びる長い毛も、福毛として呼ばれているそうです。

もしかしたら、ほくろの中に、福毛が混じっているなんてこともあるかもしれませんので、ほくろが増えたと思ったら、一度福毛を探してみると面白いかもしれません。

 

ほくろ占いなんてものもあります。

占いの中には、体にできたほくろの位置や数で運勢を占う、「ほくろ占い」というものがあります。ほくろ占いでは、例えば、鼻の周りや眉尻のほくろは、金運があり、鎖骨の上にできるほくろは、恋愛運の強い傾向にあります。ほくろ占いは、男性と女性によっても違い、ほくろの形状によっても意味がちがってきます。

なかには「死にぼくろ」なんていう凶相のほくろも存在します。自分の顔にできるほくろが、どんな意味をもつのかは、素人にはなかなか判別がつきませんので、ぜひ、ほくろ占いの専門家を訪ねてみてください。

もし、不吉なほくろの相があったとしても、現代では、ほくろの除去は比較的簡単にできるので、いざとなったら、凶相のほくろを切除して、不安を取り除きましょう。

※ ほくろの切除などは必ず専門医の元で行う事を推奨します
 

ほくろの不安は必ず皮膚科(専門医)で解消する事

先程ほくろと病気の関係についてお伝えしましたが、ほくろが増えた、または大きくなったと感じるけれど、自分ではどうも判断がつかない…。と思われる方は、皮膚科で診察を受けることをおすすめします。

以前、知人がテレビの病気特集をみて、大きなほくろが増える事に不安を持ち、すぐに皮膚科で診察してもらったところ、良性と判断されたそうです。お医者さんが言うにはテレビではインパクトを出すため、内容を刺激的つくっているので、放送後は不安に思った患者さんが多くなるそうです。ほくろに対して不安があるのなら、まずは皮膚科への受診をおすすめします。

 

ほくろとさまざまな美容法

さて、増えすぎてしまったほくろは、顔の印象が老けて見えてしまう場合がありますよね。最近では美容整形外科などでほくろを除去することも可能ですが、家庭でもできるほくろ対策、美容法を1つご紹介します。

方法は簡単で、ほくろの元となるメラニンの定着や黒ずみを防ぐため、定期的にピーリングを行うこと。すると、ほくろの増えにくい肌になります。

できてしまったほくろには、メイクで隠したり、明るい色の口紅などで目をひくことで、ほくろを人の目から逸らすのもひとつの方法です。

 

増えたほくろの対処方法

美容法でほくろ対策を行なう他に、ほくろそのものを除去してしまうこともできます。最近ではほくろを除去できるクリームが市販されており、それを使えばほくろを除去できる場合もあるようです。

しかし、ほくろを消すほどの効果があるため、使用方法をきちんと確認し、まず刺激の少ない体のほくろから試してみる事。

自分でほくろを消すのはちょっと…という方は、レーザーや簡単な手術での除去もありますが、再発する可能性があるので、よくお考えになり、こちらも専門医の説明を聞いた上で判断しましょう。

 

さて、ほくろが増えるのは、紫外線やストレスなどが主な原因ですので、日々のお肌のケアがほくろを増やさない、一番簡単な方法です。また、大きいほくろが増えた場合、病気の可能性が考えられるのであれば、すみやかに専門医を受診して不安を取り除きましょう。

また、ほくろは運勢を表すこともあるので、自分のほくろがどんな意味をもつのか、調べるのも面白いかもしれません。運勢的にも美容的にも除去したいと場合は、自分の肌にあった方法や、ほくろ除去のデメリットをきちんと確認した上でおこないましょう。

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