人付き合いが面倒な時にオススメの映画5選

人付き合いが面倒な時にオススメの映画5選
人付き合いが面倒になると、その人と関わりたくなくなったり、その人の悪い面ばかり見えてしまう事がありますよね。「なるべく人と離れて、一人で静かにしていたい!」と思う事もあるのではないでしょうか。

人付き合いが面倒な時におススメしたい事が、家族や友人との絆を描いたストーリーの映画を見る事です。毎日一緒にいるはずの存在が、何かのきっかけでいなくなってしまうと、普段いかにその人を必要としていたかを考えさせられます。たとえ「一人になりたい!」と思っていても、私たちは周りの人の協力無しに生きていく事は難しいのだと気付かされるでしょう。

そこで今回は人付き合いが面倒な時にオススメの映画と、その見どころについてお伝えします。人付き合いが面倒だと感じている人は、ぜひ気になった作品を観賞してみてください。

ニュー・シネマ・パラダイス

この映画は、イタリアの小さな映画館「パラダイス座」が舞台です。映画好きの少年トトと、パラダイス座にいる映写技師のアルフレードという老人の、友情の物語です。

トトは映写技師のアルフレードの様子を見に行こうと、頻繁に映画館に忍び込んでは、アルフレードに追い出されます。しかし、やがて二人は年の離れた仲の良い友人となり、映写機の操作をトトに教えるようにもなります。

時パラダイス座が火事で燃えてしまい、新しく立て直されたパラダイス座、「新パラダイス座」で、トトは映写技師として働くようになります。その後兵役や恋愛を経て、アルフレードとの距離もどんどん離れていってしまうのですが、トトとアルフレードの友情がラストまで固く結ばれていて、心の温まる作品です。

 

ホーム・アローン

主人公のケビンは大家族のマカリスター家の末っ子で、いつもみんなに迷惑をかけてしまい、怒られてばかりの男の子です。ある日家族と喧嘩してしまい、罰として一人で屋根裏部屋で寝るように言われます。拗ねたケビンは「家族なんていらない!一人になりたい!」と怒ります。

しかし次の日、家族旅行にいくはずのマカリスター家が全員寝坊をしてしまい、あわてて空港に向かいます。あまりにパニックになりすぎて、屋根裏部屋にケビンを寝かせたのを忘れたまま出発してしまいました!

この映画はその後、ケビンが泥棒と戦うシーンが有名なのですが、一人残されたケビンが起きるシーンもとても印象的です。「うるさい家族がいなくなって嬉しい!」と最初は自分の願いが叶った事に喜ぶのですが、少し経つと寂しくなってしまいます。おそらく、ケビンも家族や親戚との人付き合いが面倒くさいと思っていたのだと思いますが、急に家族がいなくなってしまって静かになった家を見回すシーンは、少し切なくなります。最後に家族が再会するシーンもとても感動的で、家族のありがたみを感じる映画です。

 

マイ・フレンド・フォーエバー

この映画はエリックとデクスターという2人の少年の友情の物語です。デクスターはHIVに感染していて、周りの友達からも差別的な発言を浴びます。それでもエリックが寄り添い、病気を治そうと一緒にいてくれます。

病気を治すためにと2人は時々無茶なこともするのですが、2人で一緒の時は、何をしている時もいつも楽しそうにしているのが印象的です。デクスターが病院にいる時に、エリックとふざけているシーンがあります。いつも通りの楽しい2人ですが、その後急に起きる事態に涙が止まらなくなります。

この映画からも、ずっと一緒にいた人がいきなりいなくなってしまうと、どんなに寂しいかを感じさせてくれます。友人関係に悩んでいる人や、人付き合いが面倒くさい人に、ぜひおすすめしたい映画です。

 

ビリギャル

大ヒット小説の、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を映画化したビリギャルは、有村架純さんが演じる、さやかの大学受験の物語です。

もちろんタイトルの通り、猛勉強をして慶応大学に受かるまでのストーリーも見どころなのですが、人付き合いが面倒くさい人には特に、さやかと周りの人とのやりとりに注目して見てもらいたい映画です。

始めは「あのさやかが、慶應受けるの?」と言われて馬鹿にされてしまうのですが、勉強中に挫けてしまった時には予備校の先生が励まし続け、それまでギャル仲間としてはしゃいでいた友達からも応援され、家族にもサポートされていくようになる…周りの人に支えられる事の嬉しさを伝えてくれる作品です。

 

千と千尋の神隠し

ジブリの人気映画であるこの作品は、主人公の女の子、千尋と両親が不思議な街に迷い込むシーンから始まります。豚に変えられてしまった両親を助ける為に、千尋は魔女の湯婆婆のもとで働くようになりますが、そこで起こる様々なピンチを乗り越える千尋の姿から目が離せず、見入ってしまったという方も多いのではないでしょうか。

この映画では両親を助けるまでに、千尋が慣れない場所で色々な仲間とやりとりをしていきます。まだ10歳の少女が、自分の家族を助けるために奮闘する姿を見ると、例え困難に遭っても助け出したい人がいる事の素敵さを感じさせてくれますね。

 

今回は人付き合いが面倒な時にオススメな映画と、その見どころをお伝えしました。生きていく上では家族や友人、仕事仲間といった身近な所にも人付き合いがあり、面倒くさいと思ってしまうことも多々あります。

映画の中でも主人公をはじめとする登場人物が、周りの人と言い合いになったり、時には離れ離れになりながらも、試練を共に乗り越えることで絆を強くしていますね。普段は人付き合いが面倒くさいなと思っていても、何かのきっかけでその繋がりが無くなってしまうと、人は寂しく思うものです。

どんなテーマ、どんなジャンルの映画においても、人と人との繋がりは、ストーリーにおける大事なカギとなっています。映画を通して、自分の持っている繋がりを客観的に見直してみるのも良い機会でしょう。

まとめ

人付き合いが面倒な時にオススメの映画は

・ニュー・シネマ・パラダイス
・ホーム・アローン
・マイ・フレンド・フォーエバー
・ビリギャル
・千と千尋の神隠し

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