風水の間取りをチェックして、家の運気を上げるコツ

風水の間取りをチェックして、家の運気を上げるコツ「最近なんとなくイマイチかも」「今よりもっと良くなりたい」と悩むことありますよね。そんな時には風水を取り入れると、運気が入れ替わって良い流れがくる可能性があります。

とはいえ、風水って何?カラーアイテムや、風水アイテムの活用法を浮かべる方も多いでしょう。少し前の風水ブームの影響もあり、風水関連のお店も増え、通信販売などでも季節ごとの風水アイテムを手軽に購入でき、キャッチコピーで「お金持ちになれる!」「恋がかなう!」と掲げられるとついつい手が出てしまうかもしれません。

しかし、本当の風水とは中国、中でも気候の変動が厳しい地域で生まれました。そのような場所で人びとは自然と向き合いどうしたら快適な暮らしが出来るのだろうかと模索し生み出した「環境学」こそが風水のルーツです。

となると、この風水における「環境づくり」が、家の間取りなどにも関係してきますよね。実はちょっとの模様替えや掃除をすることで、良い運気が流れてくることもあるのだとか。そんなわけで今回は風水で間取りをチェックして家の運気を上げる方法についてお伝えします。

風水における家相や間取りの基礎知識

リビングのイメージではまず、風水においてそれぞれの部屋の間取りはどんな運と関係あるのか、などの基礎知識について解説しましょう。

本命掛け:自分にとっての吉方位はどれかを知る

風水では「家相」のように吉方位が万人に向けて通用するとは限りません。その為家相では凶方だったのに風水では吉方位となることもあります。なぜこうしたことになるのかというと、それは風水の基準はあくまでもそれぞれ個人の「気」の流れを重視しているからです。

このため、生まれた年、月、日、時間から「本命掛け」という風水の基準を基に吉凶の方角を調べてそれ使います。

つまり家族だからと言って、皆が同じ吉方を指すということにはなりません。しかしライトに風水を家に取り入れる程度であれば「家族全員の吉凶の方角が一緒になる事はない」ですので、一般的な風水の方位の意味や使い方を取り入れる事で充分でしょう。

(本命掛けについては他の風水を扱うサイトで調べることも出来ますので、必要な人はそれらを参考になさってください)

 

風水では金運は西から呼んで、北でためる

風水上では金運は西から入り、北へ流れていくとされています。その為、西の方角を綺麗にして金運を向かい入れましょう。黄色・ゴールドが金運を集めますので西に黄色・ゴールドの物を置くのが良いです。

また、金運は北から流れ出てしまいます。このため北の方角を悪い気でいっぱいにしないようにこまめに掃除をしましょう。北や北東側に通帳を置く事で金運をため込むことができます。

 

玄関:良運、良縁をたくさん招き入れましょう

玄関は、居室の中でも家の顔と言われ最も重視する場所。家族が頻繁に出入りするのも、いらっしゃったお客様がまず初めに訪れのも玄関ですので、良い気の流入も、悪い気の流入もここからと言って過言ではありません。

そのため風水では、玄関の間取りは最も大切に考えるべき場所です。その為最大の吉方である「生気」に授けるのが良いでしょう。生気はやる気も、活力すべてにおいて良い結果をもたらす方位と言われています。

間取りとしては「東南」の方位が吉とされますが仕事などにも関係するため、家の大黒柱となっている方の吉方を基準にしましょう。もしあまり良くない方角に間取りを授けてしまった場合、常にきれいに掃除を行い靴の乱れなど無いようにします。
もっとも、地域や道路の位置など、周りの環境に大きく左右されるので「吉の方角」より「環境にあった方角」が良いです。というのも、帰り道から玄関まで回りこまなくてはいけなかったり道路や周りの家と斜めだったりして、おかしいと感じるような間取りでは快適に過ごせず、ストレスとなるので良い運気にならないためです。
 

寝室:良い気を取り込み明日へのパワーを充実させる

健康的な生活を送るために大切な時間であると言われているのが睡眠時間ですよね。最近では睡眠障害などの問題を抱える方も増え、睡眠の必要性が大きく取り上げられるようになりました。

中でも枕の高さ、寝具の固さなどが良く言われますが、風水的には玄関の次に間取りで大切な場所といわれ、やはり吉方位を授けることが大切です。寝室に良しとされる方位は「延年」もしくは「天医」。

「延年」は夫婦運、家庭運を増します、「天医」は健康的になり長寿も望むことができます。もし、この二つの吉方位が上手く取れない場合は、安定をもたらす方位である「伏位」も体調を整えます。

逆に玄関で良しとされた「生気」はパワーが強すぎて眠りが良くなくなることもありますので避けておいた方が良いでしょう。そして寝室で絶対に選んでいけないのは「絶命」。気持ちが荒々しくなり、人間関係、家庭関係も悪くなるので注意しましょう。
 

キッチン:家族の健康・活力を守りましょう

キッチンは家族にとって生命を維持し、活力を得るための大事な場所です。食、すなわち健康を左右する場所であり水回りなので、金運も左右します。

しかし、だからといって吉方位をここで選んではいけません。というのもキッチンは火を使い、水で流す場所でもあるため、エネルギーバランスが悪くなって良い気も消滅してしまうことがあるためです。

そこでキッチンは風水上では凶方位が良いといわれています。間取りはできるだけ日の当たりにくい東南、東がベスト。環境学的な考えからは、西、西南など日差しが強くあたり、気温が高くなる場所では物が腐りやすいという難点があります。

昔、冷蔵庫がなかった時代では西・西南にある食材が痛みやすかったのです。日本の気候は夏の暑さが厳しく食品の保管問題というのは、健康的な生活を送る上でも大切なキーポイントとなりますので、まずはこちらを考えた方が良いでしょう。

もし、どうしても吉方位になってしまう場合、シンクの汚れや、レンジのこびりつきなど負の気を放つ要素を常に排除して気の条件が良くなるよう心掛けてください。また、冷蔵庫内も食材に適した保存方法で管理し消費期限の切れた食材を残したりしない事が大切です。

 

バスルーム:汚れとともに悪い気を流しましょう

バスルームはキッチン同様、汚れを流す場所ですので吉方位は避けた方がよいでしょう。方位としては、特に最悪な「絶命」にすることが良いと言われています。

間取りとしては「北東」が凶とされます。北東は日当たりが悪くなる為、空間が淀みやすい為です。また、バスルームは、窓があり換気が出来る事が一番重要ですが窓が北にある場合は、北風で冷えやすくなるので望ましくないです。

 

トイレ:清潔な状態をキープして金運を上げましょう

トイレも先のキッチン、バスルーム同様凶方位が良しとされます。間取りとしては、風水で鬼門とされる「北東」は凶とされます。

鬼門は鬼が通る方角なので、邪気が集まると言われていますがそれは迷信で、北東側にトイレがあると、寒さで体調を崩しやすくなるという事が要因であるとされます。寒くて空気の悪い汚い所で肌を出して、健康になれるわけはないですよね。

また、水回りが同一の方位にまとまっているということは、実際に建築を行う際にも配管の施工無駄が少なく無く(それぞれ東西南北バラバラに配すると、床下で必要以上に配管施工を行わなければいけなくなります)とても理にかなっております。

ちなみに風水的な考えだけでなく、間取りを検討するときには、工事の総額がどのように発生するかを考えることも大切なことです。またゆくゆく何か水回りのトラブルが発生し修繕を行う際も原因究明が容易にできるという利点もあり、安心して生活を送れます。

 

子供部屋:良い気の力ですくすくと成長させましょう

子供部屋の方位を決める際は、必ずお子さんに合った吉方位から選びましょう。毎日健康に過ごし、将来にむかって成長をしていくお子さんの居室は、「生気」「延年」など大吉の場所にすべきです。

もし、凶方位にしてしまいますと、体が弱かったり、人間関係が上手く行かなかったりと悪い影響が出てしまいます。そうした影響は大人以上に大きな問題となってきます。

ただし、どうしても吉方位が選べない場合、日々のパワーを養うベットの位置は吉方位にしてあげると良いでしょう。もし複数で使用する場合などは、それぞれの子の吉方位に合わせて体や気力弱い子はベットを吉方位に、成績を上げたい子は机を吉方位へと、レイアウトを工夫してみましょう。

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