カラーセラピーを使って心の疲れを癒す♪簡単な7つの方法

カラーセラピーを使って心の疲れを癒す♪簡単な7つの方法

脳に届く全情報及び刺激のうち、視覚から得るものは約80%を占めるといわれています。視覚から得た色、光などは脳の視床下部に届き、神経系・内分泌系を統制します。この部分は人間の精神状態を大きく左右しています。

こういった背景を踏まえ、色の生理的・心理的効果を使って心身のバランスを調整することを目的とした療法が『色彩療法=カラーセラピー』です。

こう聞くとちょっと難しいような気がしてしまいますが、要は『あなたが直感で「好きだ」と思った色から今の状況を知り、癒しと活力UPに利用してしまいましょう!』ということ。今回は、簡単にカラーセラピーを生活に取り入れる秘訣をご紹介しちゃいます。

 

カラーセラピーを使って
心の疲れを癒す♪簡単な7つの方法

 

 

カラーワークで自分の心を把握しましょう

カラーワークとは、セラピーに入る前の心理テストのようなもの。ボトルやカードの他、介護や教育の世界では塗り絵などのツールを取り入れているところもあります。老若男女問わず取り組めるのがカラーセラピーの良いところです。

まずは、あなたの現在の感情を思うままに色で表すところから始めます。他に『楽しい時を表す色』『辛く悲しい時を表す色』など、指示が出ることもあるので、あれこれ考えず直感に従って選んでみてください。

こうして様々な状態の時に惹かれた色を控えておき、統計を出すことで自分の感情と色の関係を導いていきます。カラーセラピーは占いではありません。故に今日と明日で選んだ色がまったく違うというのも当然の話となります。

大切なのは今の自分の内面を把握し、マイナス要素をプラスに転じるべく色の効果を効率よく生活に取り入れていくこと。カラーワークはそのための最初の一歩です。

 

専門家の力を借りてみましょう

『オーラ・ソーマ・カラーセラピー』をご存知でしょうか。100本近いカラーボトル(色が二層に分かれている小さなボトルです。上層と下層、それぞれの色に意味があります)からあなたが惹かれる4本を選び出し、深層心理や心の声を探っていくものです。

今はネットでも手軽にできますが、専門店に足を向けると、プラクティショナーと呼ばれる専門家が、色からあなたの性格や潜在能力、問題点、やるべきこと、未来への可能性などを読み取り説明してくれるだけでなく、あなたに必要な色やボトルなどを選び出し生活の中で活かし自らを癒す方法を教えてくれます。

場所によってはパワーストーンやオラクルカードなどを併用し、さらに深くリーディングしてくれるところもあるようです。ちなみにボトルの中味は香りを楽しんだり体に塗ったりして使用しますが、実はコレ、上層部がさまざまな植物のエッセンシャルオイル、下層部がハーブの抽出液。

個人差はありますが基本的に人体に悪影響を及ぼすものは含まれていないので安心して使えます。美しく2つの色に分かれているのも水と油で構成されているから、なのです。

 

色の持つ効果を知っておきましょう その1.

色は薬です。好きな色だからといってやみくもに使えば却って神経を逆なでしたり疲弊させてしまう原因となることも。日常生活に取り入れる前に、それぞれの色がもつプラス効果とマイナス効果についてご紹介しましょう。

【赤】前向きな気分を促し積極性を高めます。反面体力や精神力が落ちているときに多用すると却って疲労を感じたり、余分な興奮を促すこともあります。短い時間を過ごす場所や瞬発力が必要な時、積極性が必要となる場所にポイントとして使うのがよいでしょう。

【オレンジ】別名ビタミンカラー。健康を維持するために欠かせない色です。鮮やかな色彩は活発で動的な面が強調されやすく、淡い色彩はリラックスした朗らかな面が強くなります。多用しすぎるとうるさくなり、落ち着きを失わせるので注意が必要です。

【黄】彩度の高い黄色は視覚や脳に刺激を与えて思考能力を活性化し集中力を高める働きがあります。また、言語能力を高めてコミュニケーションを活発にする作用も。反面使い過ぎれば疲労、イラつき、幼稚性や品のなさを助長させてしまうので気をつけましょう。

【緑】免疫力を高め、心に安らぎを与える色です。精神のバランスを整えてくれるので、物事が冷静に考えられるようになります。癒しに最も適しているといえますが、多用しすぎると逆に脱力感や無気力に捉われる他、保守に走りやすくなります。

【青】血圧を低下させ睡眠を促したり、心理的な落ち着きをもたらす働きがあります。疲労回復や判断力UPも見込めますが、反面、内にこもりやすくなり冷えを助長してしまうことも。

【紫】精神と深いつながりのある色。ストレスですり減った心を癒し、不安や怒りをなだめてくれることでしょう。この色を多用したくなるときは強いショックや深い心の傷に苦しんでいる時。自覚がなくても心は悲鳴をあげていることがあります。

 

色の持つ効果を知っておきましょう その2.

【紫】精神を司る色です。心の傷を癒しストレスを解消してくれます。また、芸術性や感受性、美への関心を高め魅力を引き出してくれます。しかし個性が強すぎるため、ある意味人を選ぶ色ともいえます。精神面においても鮮やかかつ濃い紫は不安や心のざわつきを引き起こすため注意が必要です。

【ピンク】女性ホルモンや快感ホルモンとも呼ばれるドーパミン、βエンドルフィンを分泌させる働きを持っています。幸福感や若々しさを促してくれる色です。反面依存心を助長させてしまうことがあるため取り入れすぎに気をつけましょう。

【茶色】自然色が心理的に安心感と落ち着き、充実感を与えます。どんな色とも相性が良いので、比較的合わせやすい色といえるでしょう。反面老いを強調しやすい色でもあるため、考えが凝り固まったりなんとなく動くのが億劫になるという副作用も出やすくなります。

【白】清らかでシンプルなイメージがあり、清潔感と清々しさ、若返りを感じさせる色です。しかし精神的に不安を抱く人にとっては色味や翳りのなさが却って恐怖心を煽ることになりかねません。

【グレー】コーディネートの幅が広くスタイリッシュなイメージがありますが、残念ながら、その無機質さから単体で使うとマイナス効果の方が多くなってしまうという欠点が。どうしてもメインに使いたい、という場合は差し色などでバランスを取ることで、この色の良さを引き出すことができます。

【黒】格式の高さや誇り高さなど、他の色とは一線を引いた力量感と重々しさ、厳かさを内包しています。しかしどうしても心理的に距離を感じさせてしまうのは否めません。力強さがほしい、不安を感じる、というときに身につけると庇護されているという安心感や精神的な支えを与えてくれるでしょう。

いかがでしたか?よく使われる色をピックアップしてご紹介しました。どれも使いすぎれば欠点の方が目立ってしまいます。全体のバランスを見ながら占める割合を調整してくださいね。

 

実際に生活に取り入れてみましょう

では実際に生活に取り入れてみましょう。パッと思いつくのはやはり洋服でしょうか。他にもアクセサリーやネイル、小物を新調するというのも良いですね。アクセサリーならぜひパワーストーンを取り入れると良いでしょう。

色と石自体が司る力で相乗効果が期待できます。身につけるものに取り入れる、という観点からいえば、下着もおススメです。もっとも肌に近い衣類である下着は、直接色の効果を浸透させることもできます。

カラーセラピーを抜きにしても、ヨレヨレ・クタクタの下着ではそれだけで運気を下げてしまいます。見えないところにも気を配るというのは、運気UPの基本、おしゃれの極意ですよね。

注意していただきたいのは「この色が好きだから」と全身をほぼ一色でコーディネートしてしまうこと。メリハリがなくなりかえってその色のマイナス面ばかりを引き出してしまうことにもなりかねません。差し色を使う、など2~3色程度をバランスよく配置するよう心がけましょう。

 

自然が持つ癒しの効果を取り入れましょう

花で心を癒す(フラワーセラピー)や森林浴は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)使って、 花やハーブなどの植物と接することで、心身のバランスを整えます。家で手軽にできるのは、生花を飾ること。

好きな色の花を飾っても良いですが、下記の特徴を参考に選んでも効果的ですよ。赤…心身の強壮作用があります。交換神経を刺激し、血行が良くなるので活力がわいてきます。

ピンク…女性ホルモンの分泌を活発化させるので、若返りや美容に効果があります。また、心の平穏と幸福感をもたらします。

黄色…消化吸収と食欲増進の効果があり、新陳代謝や頭の回転を促すのにも最適です。

青…心をリラックスさせるだけでなく、鎮静効果も備えています。眠りの質が悪い、もしくは不眠であるという人に効果的な色です。

紫…体の回復機能を高め、ストレス解消に効果があります。また美意識を高め、感性や直観の潜在能力を引き出す力もあります。

白…リフレッシュや気持ちの安定に効果的です。心を浄化しスッキリした気分にさせてくれますよ。花を飾る、といってもドライフラワーや造花はNG。どちらも風水では『生命を感じられないもの』『死んだもの』『陰の気に属するもの』と捉えられています。

 

意外と効果的!?待ち受け画像を利用してみましょう

「願いが叶う待ち受け」と検索するだけでかなりの数がヒットします。実際に使っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。この普段使っている携帯やスマホ、パソコンなどの壁紙や待ち受け画像。

実はカラーセラピーにもおおいに活用できるのです。視覚から得る情報は87%と言われています。そして、待ち受けはなにかと目にする機会が多いもの。つまり、頻繁に見ることによって待ち受けの色や画像などの影響を受ける機会も多くなるというわけなのです。

「願いが叶う待ち受け」は何故叶うのか。それは画像を見るたびに知らず知らず「これは○○に効くんだ」という暗示をかけているから。そしてその暗示は、潜在意識に刷り込まれて、成就のための言動を引き寄せていくのです。

色の効果も同じこと。目にするたびに意識的にしろ無意識的にしろ、影響を受けると同時に「この色は○○に効果があるんだ」と刷り込みを行っていくことで、効果を現実世界に反映させていきます。たまには雰囲気を変えたいな、と思ったら、ぜひこういったものを活用してみると良いでしょう。

 

いかがでしたか。

ちょっと専門的なところから今すぐにでも始められるものまでをご紹介しました。カラーセラピー、と改めて言われるとなんだか難しそうなイメージを受けますが、実際は普段の生活の中で何気なく取り入れているものです。

もちろん、なにも難しいことなどありません。しかし無意識にやっていることでも、ほんの少し踏み込んで考えてみるとまた違った視点から見えてくるものもあるのではないでしょうか。

色は、あなたが思う以上に、あなたと密接にかかわりあっています。ぜひ、うまく使いこなしてより豊かな人生にするべく、役立ててみてくださいね。

 

まとめ

カラーセラピーを使って心の疲れを癒す♪簡単な7つの方法

・ カラーワークで自分の心を把握しましょう
・ 専門家の力を借りてみましょう
・ 色の持つ効果を知っておきましょう その1.
・ 色の持つ効果を知っておきましょう その2.
・ 実際に生活に取り入れてみましょう
・ 自然が持つ癒しの効果を取り入れましょう
・ 意外と効果的!?待ち受け画像を利用してみましょう

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