コンテンツ目次
無償の愛とは何かを理解して幸せになる為に必要な事
ではここからは無償の愛とは何かを理解して幸せになる為に知っておいてほしい事についてお話しします。
無償の愛こそが本当の愛である
本当の愛とは見返りを求めないです。もし、相手に見返りを求めているとしたら、それはギブ&テイクとなり本物の愛とはいえないかもしれません。
相手からのお返しを前提として考えてしまっている時点で、愛ではなく偽善の愛・形だけの愛となってしまいますよね。
本当の愛とは、自分の行為に対し相手が喜んでくれることで、自分自身も幸せになる状態で、そこに見返りや期待といった気持ちは含まれていません。
つまり本当の愛とは「無情の愛」であると言う事を理解しておきましょう。
無償の愛が人生を豊かにする
無償の愛とは、例えば生まれたばかりの赤ちゃんに注ぐ愛情と同じようなものと思ってください。
赤ちゃんにいくら愛を与えても、赤ちゃんが直接お返しをしてくれるわけではないですよね。
そして目に入れても痛くない大切な存在だからこそ、昼夜問わずお世話を続けることができるのです。
それと同じように、私達の身の回りでも、相手が喜ぶことを考えて実行したり、進んで人助けをしたりといった行動を自然に取れる人は、人付き合いがうまく人生が豊かな事が多いですよね。
このように無償の愛を持つことによって、私達は自分自身だけでなく周囲の人達をも幸せにする事ができるのです。
無償の愛を実践する意識と心のあり方について
無償の愛が大切だとわかっていても、それを実践するのはなかなか難しい、、、と思ってしまうかもしれませんよね。
私達は、どうしてもまず自分のことを考えてしまったり、自分の幸せの為に一生懸命になってしまったりします。
そして「自分は自分、人は人」という考え方があるように、自分以外の事は、所詮他人事ので、自分には関係ないと考えてしまいがちです。
すると、無償の愛ではなく、どうしても「ギブ&テイクの偽物の愛」になってしまいます。
ではいったい、無償の愛を実践するにはどうしたらよいのでしょうか。
そのためには、相手と自分の間に「関係ない」という境界線を引かないように心がけることが大切です。すべての物事に対して「関係ある」と捉え方を変えてみることからはじめましょう。
このように無償の愛とは気持ちが重要なポイントです。高価な宝石や高級ブランドのバッグをプレゼントすることが愛の証だと思っている人もいますが、受け取った側はそれが本当に愛なのか、ただの下心なのかは本能的に感じ取っているものです。
無償の愛とは、相手が自分にも何かをしてくれるかも、などと見返りを求めないことであり、少しでも下心があれば、それは無償の愛とはいわないのです。もし、相手が自分が期待するような言動を取ってくれなかった時、「自分はこんなに愛しているのに」と悩むことはありません。
相手にも愛してほしいと見返りを求めている時点で、それは無償の愛ではないからです。見返りを求めてはいけないのだと考えると、気持ちがすっと楽になり、愛とは何なのかをよく理解できますよね。