毎日忙しく過ごしている私たち現代人。疲れた体をゆっくり休めるためにしっかりと睡眠をとっているつもりなのに、疲れが取れないなんて経験はありませんか?その理由は、寝室にあるかもしれませんよ。
私たちの人生の1/3ほどを費やしていると言われる睡眠ですが、睡眠の質が悪いと疲れが取れなかったり、スッキリと目覚めることができなかったり、1日中ぼーっとしてしまう、何もやる気にならないなどの症状が現れてしまうことがあります。
放っておくと健康にも悪影響を及ぼすことがあるので、睡眠の質を改善させましょう。そのために重要なのが寝室作りです。寝室は、ただ眠るためだけの部屋だと思ってしまいがちですが、寝室の環境を整えることは睡眠の質を改善させることに繋がるので、ぜひ試してみてくださいね。
コンテンツ目次
癒しの寝室の作り方♪
疲れをスッキリと解消する空間とは
寝返りができるだけのスペースを確保しましょう
ゆっくりと眠る時間を確保するために、可能であれば寝るためだけの部屋「寝室」を用意しましょう。とは言え、ワンルームに住んでいる方もいれば、自分の部屋はあるけれど、さらに寝室を用意するのは難しいという方も多いですよね。
ワンルームの場合には、ロールカーテンやスタッキングシェルフなどを使って間仕切りすることで、リビングと寝室に分けることができます。自分の部屋を寝室として利用している人は、ベッド周りに大きな家具や荷物を置かないようにしてくださいね。
寝室を用意できない場合には、ベッド周りをスッキリとさせておきましょう。睡眠で疲れをしっかりと取るためには、自由に寝返りができるだけのスペースを確保しておくことも大切です。
寝具は清潔に保ちましょう
私たちは寝ている間にたくさんの汗をかいています。その汗は寝具が吸収しているので、寝具はたくさんの湿気を含んでいます。湿気を多く含む寝具は、ダニやカビの原因になるだけでなく、質の良い眠りを妨げる原因にもなりますので、定期的に布団を干す習慣をつけましょう。
布団を干すと睡眠の質が向上するので、疲れをスッキリと解消することができます。布団を干す時間がないという方は布団乾燥機を使うことをおすすめします。
また、シーツや枕カバーなどにも寝ているあいだにかいた汗が付着しているので、こまめに洗濯をしましょう。スッキリと疲れを取る寝室を作るためには、寝具を清潔に保つことも大切です。
ベッドの上に物を置かないようにしましょう
ベッドに入ってから、スマートフォンや携帯電話をいじったり、本を読んだりしている方も多いですよね。そのまま気づいたら寝ていたということもあるのではないでしょうか。
ベッドの上に、スマートフォンや本などが乗ったままになっていると、寝返りを打ったときに当たって目が覚めたり、落ち着いて眠れなくなったりすることがあるので、スマートフォンや本などは、ベッド脇などに置いてから眠るようにしましょう。
また、ベッド周辺や枕もとにぬいぐるみを並べている方は要注意。ゆっくりとした睡眠を妨げられるだけでなく、運気もダウンしてしまうので、ぬいぐるみはベッド周辺に置かずに、できるだけ太陽の光が当たる場所に置きましょう。
寝室の鏡は要注意!寝姿が映らないようにしましょう
ベッド周辺に鏡を置いていませんか?ベッドの周りに鏡があると、深い睡眠が妨げられてしまいます。特に鏡に寝姿が映ってしまう位置に鏡がある方は要注意。風水では、寝ている間に受け取るはずの運気を鏡の中の自分に取られてしまうと言われています。
また、鏡には、人の念を跳ね返す力があるとされているので、不安やイライラを抱えていると、それが跳ね返ってくることで、感情が増幅してしまうので、眠れなくなってしまうことも・・。
寝室にドレッサーや鏡が置いてある場合には、鏡に自分の寝姿が映らない位置に移動させるか、寝る前に鏡にカバーをかけるようにしましょう。
寝室は真っ暗にならない程度にできるだけ暗くしましょう
寝室に適している照明は、1~750ルクスほどの間で照度の調整が可能なものです。青白く光るものではなく、暖色系の電球を選びましょう。深い眠りを保つために必要な明るさは月明かりと同じくらいの0.3ルクスほど。夜中にトイレに行くことを考えると10ルクスほどがおすすめです。
30ルクス以上の明るさになると、睡眠の質が低下してしまうので明るすぎに注意しましょう。疲れをスッキリと取るためには、カーテンを二重に引いて部屋をできるだけ暗く保ちましょう。
とは言え、部屋を真っ暗にして眠るのは、心理的不安が高まり眠りを妨げてしまうので禁物です。部屋が暗くないと眠れない方は、光源が目に入らない位置にフットライトなどを取り入れてみましょう。
夏と冬は寝室の環境にも気を配りましょう
疲れをスッキリと取るための寝室作りには、湿度と気温にも気を配る必要があります。過ごしやすい春や秋はそのままでも問題ありませんが、夏と冬は寝室の環境作りをしましょう。
【夏】室温の目安は26~28度。エアコンを使う場合には、冷風が直接体に当たらないようにしましょう。エアコンをつけたままにしておきたくない方は、就寝後2~3時間ほどで切れるようにタイマーをセットしましょう。これより短い時間に設定すると、深い眠りに就く前に部屋が暑くなり目が覚めてしまうこともあるので、2~3時間後がベストです。
【冬】室温の目安は18~23度。冬は空気が乾燥しているので、質の良い睡眠のために加湿器や濡れタオルなどを利用して部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。
癒しの寝室を作るためには色使いにも気をつけましょう
心身を癒す寝室を作るためには、壁紙やカーテン、寝具などの色も重要です。赤や紫のような刺激的な色彩は、快適な睡眠を妨げる原因となってしまうので、面積が大きなものに取り入れるのは避けましょう。
【寝室に向いている色】・リラックス効果のある青・気持ちを安定させる効果のある緑・温かく落ち着いた雰囲気を演出するベージュやパステルイエロー
いかがでしたか。
疲れをスッキリと解消させる寝室の作り方をご紹介してきましたが、いかがでしたか?その日の疲れはその日のうちにしっかりと解消しておきたいですよね。疲れをスッキリと解消させるためには、睡眠の質を向上させることが大切です。そのために注目したいのが、寝室の環境。
これまで、寝室の環境を考えずにただ眠れれば良いと思っていた方は、この機会に寝室の環境を見直してみましょう。眠りに就きやすい環境を作ることで、快適な睡眠を手に入れることができますよ。まずは、すぐにでもできるところから始めてみてくださいね。
まとめ
癒しの寝室の作り方♪疲れをスッキリと解消する空間とは
・ 寝返りができるだけのスペースを確保しましょう
・ 寝具は清潔に保ちましょう
・ ベッドの上に物を置かないようにしましょう
・ 寝室の鏡は要注意!寝姿が映らないようにしましょう
・ 寝室は真っ暗にならない程度にできるだけ暗くしましょう
・ 夏と冬は寝室の環境にも気を配りましょう
・ 癒しの寝室を作るためには色使いにも気をつけましょう