日々の中で様々な問題が重なると、「私の生き方ってこれでいいのかな…?」と不安になったり、「これからどうなるのか怖いな」と思い、誰かに人生相談をしたくなりますよね。
現状を伝えたり、それに対する今の自分の気持ちを打ち明けるだけでも、だいぶ心も楽になるので、誰かと話したいと思うようになります。
しかし、人生相談には、向いている人と向いていない人がいるのです。相手を上手く選ばないと、自分にとって有益なアドバイスがもらえなかったり、あるいは意見を押し付けられてしまう場合もあります。
そこで今回は、人生相談に向いている人と向いていない人の見分け方をお伝えします。人生相談に向いている人に良いアドバイスをもらえるよう、慎重に相手を判断してみましょう。
人生相談に向いてる人・向いてない人の見分け方
自分の性格をよく知っているかどうか
人生相談に向いているかどうかを見極める判断基準として、相手があなたの事をよく知っているかを考えてみましょう。具体的には、付き合いが長いかとか、普段から一緒にいる時間が長いかなどです。
過去のあなたを知っていれば、あなたの性格や思考もよく分かっていますし、「AとBならAを選ぶでしょ?」などと、あなたの考えもなんとなく予想できますので、スムーズに相談が出来ます。
また、アドバイスを貰う時にも、あなたの性格に合ったアドバイスを貰える事が多いです。あなたの事をよく知らない人に人生相談をしても、普通の答えしか返って来なかったり、「よく分からないけど、これが良いんじゃない?」とぼんやりした答えになってしまう事もあるでしょう。
もしかしたら、あなたが本当は大人しい性格にも関わらず、それを知らない相手は「ガンガン行け!」と言ってしまうかもしれません。
問題の状況を理解しているか
人生相談をする際には、相談相手があなたの悩んでいる事や、今の状況を理解しているかどうかも考えてみましょう。また、相手が親身に相談に乗ってくれそうかを見極めましょう。
なるべく普段から一緒にいる人の方が状況の説明も短く済みますし、同じ現場を目撃している人であれば確実に状況を理解していますので、より相談しやすくなります。
状況を理解していない人に相談したとしても、相手が説明を聞いているうちに分からなくなってしまったり、少しズレた回答になってしまうかもしれませんので、的確なアドバイスを貰う事は難しいでしょう。
見識が広く、経験が長いか
人生相談をするなら、見識が広く、経験が長いベテランの人を相手に選ぶのも良いでしょう。子育てで悩んでいるのであればお母さんに、仕事で悩んでいるのであれば上司に、進路で悩んでいるのであれば先生に…と、それぞれの場所で起こった問題はそれぞれの場所で聞いた方が、専門的なアドバイスを貰えます。
例えば進路で悩んでいて、「A大学とB大学の受験日が重なっているけど、実力的にはどちらも受かる可能性はあるし…どっちを受験しよう?」と思った時には、お母さんに聞くよりも、学校や塾の先生に相談した方が詳しいですよね。
もしかしたら、「こういう受験方法もあるよ、そうしたら違う日に2校とも受験できるよ」などといった、新しい発見もさせてくれるかもしれません。
意見を押しつけたりしないか
人生相談に向いている人は、「こういう考え方もあるよ」くらいの感じで、参考としてアドバイスをくれる人です。または、することができます。ヒントだけ貰って、最終的にあなたが決める…といった相談にも対応
逆に、「これはこうしなきゃダメだよ!」とか、「どうしてそっちを選んだの?私だったら絶対こうした!今すぐやめなよ!」など、相談に対して答えを押し付けてしまう人は、相談相手に向いていません。
人生相談はあなたにとって有益な情報が手に入ることもありますが、最終的にそれを取るか取らないかはあなた自身が判断する事なので、あなたに考える時間を与えてくれるような人を相談相手として選びましょう。
また、あなた自身も、もし意見を押し付けられてもアドバイスだけ有難くいただき、流されないようにしましょう。
今回は人生相談に向いてる人・向いてない人の見分け方についてお伝えしました。人生相談に向いているかどうかを決める判断基準はやはり、あなたの事をよく知っているか否かという事です。
相談相手として選ぶ人は、昔からのあなたを知っている家族や、幼馴染、先輩でも良いでしょう。直接的な解決には繋がらなくとも、親身に話を聞いてくれて、あなたの性格に合った解決策を提供してくれるはずです。
心から信じられる相手に相談して、少しでも気が楽になったらそれだけでも良い事ですよね。さらに、経験が深かったリ、見識が広い人の方が専門的ですし、様々なアドバイスをしてくれるのでおすすめです。
人生相談をする相手を選ぶ時も、冷静な判断が必要になるとは思いますが、人生相談をする事によって案外簡単に解決したり、自分一人では見つけることのできなかった答えを提案してもらえたり、それまで全く知らなかった新しい選択肢を知る事も出来るでしょう。困った時は、ぜひ周りの人にも話を聞いてみてください。
【まとめ】
人生相談に向いてる人と向いてない人の見分け方は
・自分の性格をよく知っているかどうか
・問題の状況を理解しているか
・見識が広く、経験が長いか
・意見を押しつけたりしないか