簡単恋愛心理学、あなたの行動を変えて恋を実らせる迄に必要な事とは

簡単恋愛心理学、あなたの行動を変えて恋を実らせる為に必要な事
心理学や脳科学の世界では男女の脳は元々しくみが違うなんて言われてますよね。例えば恋愛において相手に対して疑問や不満を抱いたり、すれちがいが起こってしまうのも、多くは男女の脳のメカニズムの違いが原因なんです。

好きな異性に対して、自分でも不可解な言動をとってしまったり。相手の事が大好きなのに、冷たくしてしまったり、傷つくことを言ってしまったり・・これは恋愛をしている人全てに共通する大きな悩みですよね。

本当は仲良くしたいのに、もっと仲良くなりたいのに。。。でもなかなかできない、そして「どうすれば良いのかわからない」そんな話を聞くと脳のしくみが違う私たちが、恋愛でお互いを理解しあうことは不可能なのでは?なんて思ってしまうかもしれませんが、実はそんな事はありません。

ポイントは「相手を知る事」と「自分と同じだと思わない事」です。そこで今日は心理学の中でも恋愛に特化した「恋愛心理学」を用いて相手と良い関係を築いたり、あなたの恋を実らせる為に必要なコツやポイントなどについてお話ししていきます。

心理学というと難しく感じてしまうかもしれませんが、なるべくわかりやすく、かつ実践的なものをお伝えしますのでご安心ください。ではご覧ください。

恋愛感情を抱いてもらう為にドキドキを錯覚させよう

人が人を好きになる瞬間とは一体どのタイミングなのでしょうか。恋愛感情の発生にはいくつかの条件が必要であると言われています。

その1つに、「この気持ちは恋愛感情だ」と解釈される情動的な興奮があること、という条件があります。

情動的な興奮とは、恋愛によって「胸が苦しくなる」とか「どきどきする」という心理状態になることを指しますが、これについて、「情動の錯誤帰属説」という説があります。原因不明な生理的興奮がある場合、そばに異性がいると、その興奮の理由を異性のせいだと間違って思い込むというものです。

これの代表例が「吊橋モデル」と言われるものです。

普通の橋と、高い所にかけられたゆれる吊橋の両方で、通りかかった男女にアンケート調査をします。この時、吊橋の上で、しかも異性の調査員からアンケートをされた対象者は、普通の橋でアンケートされた対象者よりずっと、調査員に対する好感度が高くなったことがアンケートの回答によって明らかになったのです。

これは、高くて不安定な吊橋にいるため、ドキドキしたり緊張したりしている状態を、そのドキドキが目の前の異性の調査員のせいだと思い込んでしまったことによるものとされています。

このような人間の心理は、恋愛においても十分利用できるといえます。吊橋や、ジェットコースター、お化け屋敷など、緊張感やどきどき感を感じる場所に好きな人と行くと恋愛が始まるかも知れません。

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント1

・擬似的なドキドキを共有してみる!

 

意外な一面をあえて見せるのが効果的

恋愛はギャップが大切です。人は誰かの意外な一面を見たときに、どきっとしてしまうものなんです。

例えば、「遊んでいそうに見えて一途」「バカそうに見えて賢い」など、マイナスイメージがプラスに転じるというのは、プラスなギャップの王道といえます。

ギャップをうまく活用するには、まず初めに自分が周りからどんな人だと思われているか、客観的に判断することが大切だといえます。自分の性格を知り、普段周囲に見せていない一面を「ここぞ」という時に出していくのです。

相手に「意外な部分」を見せることは、あなたの存在感を強めることにつながります。

つまり自分の中で勝手に作り上げたキャラクターを壊されたとき(ギャップを感じたとき)に、強く記憶に残るということです。まずは、あなたの好きな人が持っている、あなたの先入観を裏切ってみましょう!そうすることで、恋愛心理における「どきっとするギャップ」を作り出すことができるのです。

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント2

・ギャップを演出して相手の意識を自分に向けさせる!

 

何回も会うと不思議と興味が湧いてくる

毎日の通勤電車で見かける人が、なんとなく気になってしまう事ってありますよね。 これは単純接触効果といって、良く見る人、良く会う人が少しづつ気になってくるという心理作用です。

偶然何回も見かけるというだけで、人はその人を好きになりやすい性質を持っており、恋人や夫婦となる男女は、 必ずと言っていい程、接触する機会が沢山あります。当たり前の事ですが、人間は近くにいる人程意識しやすくなるので、同じ環境に属している間柄であればあるほど、恋愛関係になりやすいのです。

なので、好きな人がいる場合は、時間よりも頻度で勝負することをおススメします。

「時間よりも頻度」とは具体的にどういうことかと言うと、例えば、「週に1度、土曜日に1日中遊ぶ」よりも、「毎日10分だけでも顔を合わして話す」方が好感を持つ確率が高くなる、というわけです。会う機会を日常的に設け、相手に自分のことを考える時間を沢山作ってもらいましょう!

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント3

・短い時間でも良いので、とにかく回数会いに行く!

 

あえて障害を作って意識をこちらに向けさせる

ロミオとジュリエット‐誰もが知っている名作中の名作、悲しい恋愛の戯曲ですよね。

心理学にも、この物語の名前から命名された「ロミオとジュリエット効果」というものがあります。ロミオとジュリエット効果とは、物事において、障害があった方が逆にその障害を乗り越えようとする気持ちが高まる心理現象を指し、恋愛においても、障害があるほうが、より一層恋愛感情が高まると考えられているのです。

反対されればされるほど、人はそれに抵抗しようとします。寄り道禁止の校則があれば、寄り道がとても楽しい行為のように思えたり、門限があれば破ってみたくなったり・・禁止されていることほど、面白いものだと感じてしまう心理です

恋愛においても、周りに反対されたり批判されたりすればするほど、「それでも魅力的だ!」と思いたがる人が多いのです。禁止や反対など、障害があるほど恋愛も燃え上がってしまうものなのです。

恋愛においてロミオとジュリエット効果を使うには、相手の心理状態に矛盾を与えることです。

簡単に言うと、約束を破る、時間に遅れる、相手の嫌がることをする、など、普通に聞いたらダメなことをすればいいのです。もちろん限度はありますが、嫌がることをすれば相手は当然怒ります。しかし、怒っていても相手の事が好きだ、という「怒り」と「好きだ」という矛盾した心理状態が同時に生じ、「こんなに怒っていても自分は相手のことが好きなのだ」と自分で認識することによって、より愛情が深まるのです。

 

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント4

・問題を共有する事で仲間意識が強くなる

 

共通点をみつけて親近感を演出する

好きなタイプは?と聞かれたとき、「価値観が同じ人!」と答える方は多いですよね。価値観は人それぞれで、同じ価値観の人に出会うことは実はそんなに多くはありません。だからこそ、価値観を共有出来たとき人は嬉しくなるのです。

一言で言うと、何か1つでも自分と相手に共通事項を発見すると、人は相手に対して親しみを持つのです。これが、「類似性の法則」と言われるものです。

おそらく、大半の人に心当たりがあるのではないかと思うのですが、この法則は、入学式など「慣れない環境」や「浅い関係の時」など、不安要素がある状況で、効果が働きます。似ている人や、同じ趣味、同じ境遇の人に、親近感を感じるのです。

あなたは好きな相手と共通点がありますか?共通点を突破口にして、ぜひ会話の幅を広げてみて下さい。

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント5

・価値観を近づけて親近感をUP!

 

真逆な相手は不思議と仲良くなりやすい

先ほどは、類似性についてお話ししましたが、ここでは、相補性についてお話します。

類似性は先程述べた通り、似ているから好きになるという説ですが、相補性とはどのようなことを指すのでしょうか。これは、お互い相補い合うから好きになるという説です。

相補性とは類似性の法則とは逆に、似ていないから好きになる、つまり、自分の持っていない相手の良さに惹かれるパターンです。

繊細で神経質な男性と根明で大らかな女性、のんびりした女性と仕切りたがりの男性、という一見アンバランスな組み合わせのカップル、いますよね。自分にない部分は相手に補ってもらい、相手にない部分は自分が補うという、一種の助け合いの考えも含んでいます。

恋愛関係を維持するためには、類似性と相補性のどちらかが必要だと言われています。

お互いに似ているから好きなのか、それともお互い違うから惹かれあうのか・・筆者の場合、友達には類似性を求めますが、恋愛対象となる人は、自分と違うから好きになります。2つともバランスよく持ち合わせているカップルもいることでしょう。自分がどちらのパターンで人を好きになるのか分析してみると、自分の異性のタイプがわかり面白いかもしれません。

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント6

・相手の持っていない部分をアピールして存在感をUP!

 

先に好意を伝えて意識してもらう。

とある人が自分に好意を持っていると知り、急にその人のことが気になりだしたり、興味がわいてきたりする・・これを好意の返報性と言います。好意を示すことによって、相手に自分のことを意識してもらうのです。

好意を示すと言っても、いきなり告白なんて無理!という方は、相手を褒める、「一緒にいると楽しい」と頻繁に伝える、など間接的に伝えることから始めるのでも良いです。ですが、1番ハッピーエンドの近道なのは、やはり好きな相手に自分の気持ちを告白し伝えること。

自分の気持ちを伝えるとき、相手の気持ちが気にならない人なんていません。ですが、告白された瞬間から相手の気持ちは変わります。

告白をしてYESかNOか、それがゴールではないのです。「告白をされてから、その人の事を意識するようになった」そんなパターンは結構多いものです。

相手に好かれたいのなら、思い切って告白してみるのも1つの手段です。

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント7

・好意を伝えて相手に自分を意識させる!

 

態度からわかる恋愛のサインとは?

恋をしている時、本人はどんなに隠しているつもりでも、その気持ちは少なからず表面に出てしまうものです。なのでここでは、いくつか恋愛の「脈ありサイン」について紹介します。

女性は、言葉には出さないけれど、視線やちょっとしたしぐさなど、微妙な合図で好意のサインを出す場合が多く、男性の場合は、女性よりも単純でわかりやすいサインを送ってくることが多いと言われています。

また、男女共に共通する「好意のサイン」としては、話しかける回数が多い、相手のことを目で追ってしまう、その人と話す時は常に満面の笑みである、などが挙げられます。

ただ、あまのじゃくな人やシャイ人の場合は、好きな人ほど話すことが出来なくなったり、目が合わせられなくなる場合もありますので、相手の性格を知ってから判断した方が良いでしょう。

しぐさだけで好意の有り無しの全てを判断することはできませんが、判断の1つにすることはできますよ!

すぐに活かせる恋愛心理学のポイント8

・好意のサインをしっかりチェックする!

 

とはいえ、やっぱり恋愛で素直さに勝るものはなし!

さて、ここまで色々な恋愛に役立つ心理学を挙げてきましたが、最後に「素直さ」についてお話します。

駆け引きや心理学を用いたテクニックが大事な場面は恋愛において多々ありますが、「好き」という気持ちよりもテクニックの方に傾いてしまうと、余計な深読みしてしたり、駆け引きに重点を置きすぎてしまい、かえって事実を見えにくくしてしまうことがあります。好きな相手の気持ちを知りたいと思うのは当然なことですが、心理学の知識を100パーセント正しいと決めつけてしまい、相手の本当の気持ちを見失ってしまうのはとても悲しいことです。

なので表情や態度から読み解くことのできる情報は、参考の1つだと思ってください。恋愛は相手と自分のコミュニケーションの中から生まれるものですし、100人いれば100通りの恋愛パターンがあります。知識に頼らず、目の前の相手と素直に向き合うことが大切です。

 

■最後に

恋をしているとき、特に片想いの時は、小さなことに悩んだり、相手の一挙手一投足に喜んだり悲しんだり・・楽しい事も多いですが、その分気持ちも忙しいですよね。

恋愛で使える色々な心理学のお話をしてきましたが、それでもやはり恋の悩みはつきないものだと思います。しかし、恋愛に使える心理学や、パターンを参考にすることで、自分の中で解決出来なかったことや踏み切れなかったことに対して、ポジティブな結論が出ることがあると思います。今回お伝えした恋愛心理学が、好きな相手と素直な気持ちで向き合うための、1つのきっかけとなることを願っています!

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