失恋から立ち直り、愛される女性になるには

失恋から立ち直り、愛される女性になるには
失恋は道端に空いた巨大な穴ぼこみたいなもの。前に進みたくても、なかなかそれを越えて行くことができないものです。まして初めての失恋となると、立ち直れる気がしない・・・というのが本音のですよね。

しかし実際には、失恋した人の99%は立ち直っているのです。失恋で死んだ人はごく稀だということ。気持ちさえ切り替えれば元通り、むしろ気持ちを改めた分、以前より元気にやり直せます。

失恋をしてそこから立ち直った人は失恋したことのない人より、ものの見方、人との付き合い方に深みが出て、魅力が増すものです。問題は、立ち直るまでの第一歩、最初の一歩がどんなときも難しいのですね。

そこで今回は、失恋から立ち直って愛される女性になるための秘密をお届けします。

失恋は真剣に恋をしている証拠!

真剣
「私、失恋なんてしたことない」という女性がいます。ちょっと聞くと、いかにもモテ女な発言ですよね。失恋した人からみると羨ましいような、妬ましいような。

でも、ちょっと待ってください。実はこういう人の発言、羨む必要も、妬む必要もないのです。何故なら、実際に話を聞いて見ると、たいていの場合、そういう女性は真剣に恋愛したことがない人だからです。失恋したことがないという女性の大半は、自分から告白したことのない人です。

自分から告白したことのない女性の中には、「男から告白するように仕向けるのが女の腕」というようなことを言う人がいるものです。駆け引きの手腕を自慢しているわけです。

また、付き合ってる彼氏に振られた女性に対し、「怒らせるなんて馬鹿。男なんて適当に機嫌をとっておけば良いのに」と言う女性がいます。これもまた、駆け引きの自慢に過ぎません。

確かに男性の機嫌を損ねないよう上手に仕向ければ、断られることも振られることもないでしょう。でも、それが「恋愛上手」かというと、ちょっと違う気がしませんか?むしろ、上手も下手も彼女らは恋をしてなんかいないのです。傷つかないように器用に振舞っているだけ。そんな恋が楽しいのでしょうか?

真剣に恋をして真剣に告白し真剣に付き合った結果、断られたり振られたりしたのであれば、それは素敵な失恋です。「失恋したことなんかないわ」と嘯く女性の声なんて気にする必要はないのです。

 

失恋は大事な経験!

大事
失恋というと人生の大失敗のように考える人がいるようです。好きな人の心を失う、大事な人の存在を失うという事実だけとってみると、確かにそれは失敗といえるかもしれません。

ですが、物事には色んな側面があります。どんなに悪いことに見えていても、違う方向からみれば、メリットも見えてくるものです。失恋にも、幾つものメリットがあります。

何より大きいのは、失恋することによって、失恋した人の気持ちが分かるようになることです。そんなこと分かりたくないという人もいるかもしれませんが、それはまだ失恋したてだからです。これから先の人生を思うと、失恋のありがたい側面も見えてきます。

たとえば、人生の味をより深いものにしてくれる小説、音楽、絵画、映画といった芸術の作り手の多くは、失恋の苦味を知っている人です。彼らの作品の多くは、恋を知り、恋を失ったつらさを扱っています。そういう意味では、失恋は「芸術の母」といっても良いくらいのもの。

失恋するということは、こうした先人の列に連なることでもあるのです。痛みを知る人になる第一歩を踏み出したということ。決して恥ずべきことではありません。

また、実生活でも、失恋経験のある人は他人に対して深みのある視線を持てるようになります。自分が失恋して傷ついただけに、人の傷に敏感になれるということです。「恋をして失う方が、まったく恋をしたことがないよりましだ」という名言があるように、失恋は大事な人生経験になりうるのです。

 

リスクがあるから恋は楽しい!

リスク
失恋したことがないという人の多くは、恋を失うというリスクを避けている人です。失恋したくないから無理目の恋人は望まない、振られたくないから言いたいことも言わない、断られたくないから好きな人がいても告白しない・・・。リスクを避けた平和な恋、平和な生活を選んだ人たちですね。

一方、失恋した人たちというのは、リスクを恐れず、難しい恋に立ち向かった人たちです。恋の楽しみ方を知っている人たちといってもよいかもしれません。勝負事というのは、リスクがあればあるほど楽しいものです。恋愛もまた、リスクを恐れていては、月並みなものしか手に入りません。

もちろん、月並みなものが悪いというわけではありませんが、それはいつでも手に入るもの。ビギナーのうちは、傷つく覚悟で、手に届きそうにないものに手を出してみるチャンス。そのチャンスを生かせなかったとしても、次のチャンスに生かせれば、それで良いのです。

人生では、どんな常勝チームでも、すべてのゲームに勝つことはできません。勝ったり負けたりするのが、人生であり、社会なのです。ひとつの失恋は、ひとつの敗退に過ぎません。まだ次の試合も、次の次の試合も待っています。今日の敗退を次の試合に生かせれば、敗退は失敗ではなくなるのです。

敗退を恐れずに戦った自分を褒めてあげましょう。そして次の試合に向き合いましょう。失恋は愛される女性になるための第一歩なのです。

 

失恋は真剣に恋をしている証し、恥ずかしがることはありません。下手な駆け引きをせず、あたって砕けた結果の失恋、彼氏と正直に付き合った結果振られた失恋は恋と向き合ったしるし、むしろ、堂々と誇って良いことです。恋は、うまく立ち回れば成功というようなものではないのですから。

失恋というのは、大事な人生経験です。失恋というステップを踏んだことによって、色んな苦味を味わえたはず。それは、恋をすることを恐れている人たちには、一生味わえない人生の醍醐味です。痛みを知る大人になるための第一歩を踏み出せたということを、堂々と受け入れましょう。

リスクを恐れていては、本当の恋は出来ません。失恋を知った貴方だからこそ、「恋をして失う方が、まったく恋をしたことがないよりましだ」という名言の意味が分かるのです。失恋というリスクを恐れず、難しい恋に立ち向かった自分を誇りに思いましょう。怖気づくことなく、愛される女性になるための第一歩を踏み出しましょう。

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